Monday, January 27

午前4時起床。「日本経済新聞」の朝刊に目をとおしてから、食事の支度をはじめる。朝食、目玉焼き、ピーマンとトマトのグリル、パンドミ、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。逆流性食道炎の酷い症状は、完治はしていないものの緩和はされてきたので、本日から通常どおり会社に出勤する。昼食、常備菜を詰めた弁当。本日は午前4時に目が醒めてしまったので、陽が暮れる頃からだんだんと眠くなる。

終業時刻から始まった打ち合わせのせいで、帰宅時間が遅くなってしまう。食道炎を治癒させるには、夕食から睡眠までの時間をたっぷり取ることも重要なのだが、本日はもうどうにもならないので、食事の量を減らすことで対応する。夕食は、海苔と縮緬雑魚と白米の塩おにぎりのみ。

読書。今年の一月に他界した原広司の著作『住居に都市を埋蔵する ことばの発見』(平凡社)を読む。平凡社による「住まい学大系」の復刻版。代表作の「京都駅ビル」だけではさして関心は向かなかったのだが、一昨年「粟津邸」を実際に見学してから俄然この建築家に興味がでてきたので、その建築理論の思考の軌跡を辿る。

Tuesday, January 28

やや胃が凭れている朝。目醒めたとき、調子のよい日と悪い日が交互に繰り返される。午前4時25分起床。朝食、目玉焼き、ピーマンとトマトのグリル、パンドミとブルーベリージャム、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。

フジテレビの経営幹部による昨日の記者会見は、10時間以上にわたって実施されたとのこと。忙しない世の中にみえて、実のところ暇人が多いらしい。

昼食、弁当。会社の周辺を少し散歩。ジンジャー・ルートがゲストの細野晴臣「Daisy Holiday!」(InterFM)を聴く。

夕食、海苔と白米の塩おにぎり、大根と貝割れ菜の味噌汁。「松山茗茶」の烏龍茶を飲む。読書。保苅瑞穂『プルースト 読書の喜び 私の好きな名場面』(ちくま学芸文庫)を再読する。

Wednesday, January 29

朝食、目玉焼き、ピーマンとトマトと紫玉葱のグリル、パンドミとブルーベリージャム、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、縮緬雑魚、蓮根と小松菜の味噌汁。

読書。堀江敏幸『音の糸』(小学館)を読む。夜、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、ベートーヴェンの「交響曲第4番」と「交響曲第7番」を聴く。

Thursday, January 30

朝食、目玉焼き、ピーマンとトマトと紫玉葱のグリル、パンドミとブルーベリージャム、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、大根と小松菜の味噌汁。

読書。ジョン・バージャー『画家たちの「肖像」 ジョン・バージャーの美術史 〈古代-近代〉』(トム・オヴァートン/編、藤村奈緒美/訳、草思社)を読む。夜、クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、ブラームス「交響曲第2番」を聴く。

Friday, January 31

朝食、目玉焼き、ピーマンのグリル、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。

2023年度の通期決算で20億円以上の赤字を出している「BALMUDA」社の製品を購入することが最適な選択なのかはよくわからないが、家電製品を「機能」ではなく「見た目」で選んでしまう気質がある身として、オーブンレンジの買い換えにあたり選んだのは「BALMUDA」の製品で、オーブンレンジだけでなくトースターも併せて購入してしまう。外観だけで商品を採択している。トースターを使って焼いたバゲットはとても美味しかったので、機能としても良好なのかもしれない。ところで、炊飯器の買い替えも検討していたが、「BALMUDA」の炊飯器は見た目に惹かれなかったので、現在、ストウブで米を炊いている。

昼食、弁当。会社帰りに五反田駅下車。「ブックファースト」で文庫本を3冊と新書を1冊買う。「les mille feuilles de liberte」で花を買う。

夕食、海苔と白米の塩おにぎり、白菜の味噌汁、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。読書。矢島翠『ヴェネツィア暮し』(朝日新聞社)を再訪する。Leyla McCalla「Vari-Colored Songs: a Tribute to Langston Hughes」を聴く。

Saturday, February 1

朝食、海苔としらすと縮緬雑魚の塩おにぎり、小松菜と白菜の味噌汁、玉子焼き、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。

井の頭線の駒場東大前駅で下車。「日本近代文学館」を訪れて「三島由紀夫生誕100年祭」を見学する。文学館というと来場者数は少なく閑散としているイメージなのだが、三島由紀夫の人気ゆえか、結構賑わっている。「駒場公園」内を散歩してから、訪れようと思ったカフェ「うつわとカフェ Lim.」は臨時休業だったため、「Le Ressort」に立ち寄ってパンを買って、駒場東大前をあとにする。渋谷駅下車。「渋谷スクランブルスクエア」に向かい、「紀ノ国屋」のイートインスペースでパニーニとカプチーノの軽めの昼食。「紀ノ国屋」で「一保堂茶舗」の茶葉を買ってから、「渋谷ヒカリエ」を少し覗いて、銀座線に乗って外苑前駅まで。「GALLERY CLASKA」で「松浦摩耶 写真展 fugle」を見学する。写真集も販売していたのだが、物価の高いデンマークで印刷しているからか、自費出版ゆえか、ソフトカバーの写真集で税込11,000円は流石に高すぎると思って、購入には至らず。外苑前から表参道まで歩く。「OMOTESANDO CROSSING PARK」で「Made in 青森 自然と歴史の交差点」を見学する。副都心線と東横線で田園調布駅まで。「Precce」で買い物をしてから帰途に就く。

お茶の時間。饅頭と珈琲をお供に、YouTubeで「山田五郎オトナの教養講座」と「哲学の劇場」を視聴する。夕食、鶏肉と白菜と長葱と春菊の雑炊。ふたたび具合が悪くなる。

Sunday, February 2

外は冷たい雨が降る。体調は低空飛行。朝食、紫玉葱を添えたほうれん草とミニトマトのオリーブオイルソテー、バゲット、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。常備菜づくりとアイロンがけ。

昼食、田園調布にある「御鮓所 醍醐」の恵方巻きを食べる。映画鑑賞。『アギーレ/神の怒り』(ヴェルナー・ヘルツォーク/監督、1972年、西ドイツ)を見る。日暮れまで、ラジオの音楽番組を聴きながら読書。永江朗『ときどき、京都人。』(小学館文庫)を読む。

夕食、鶏肉と小葱と長葱を添えた温かい素麺。「一保堂茶舗」の茎焙じ茶を飲む。