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Monday, June 24

梅雨の只中だが本日の予想最高気温は33度の晴天。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとベビーリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。阿部俊哉『パレスチナ和平交渉の歴史 二国家解決と紛争の30年』(みすず書房)を読む。

昼食、白米、梅干し、牛そぼろ、茄子とピーマンの味噌炒め、人参しりしり、しめじと海苔の炒め物、薩摩芋、胡瓜の漬物の弁当。日中は体に堪える危険な蒸し暑さ。夕方、仕事で目黒界隈まで赴く用事があったので、夕食は「とんき」にて。一階のカウンター席でロースかつ定食、瓶ビールを注文する。

夜の読書。『鎌倉のカフェ ヴィヴモン ディモンシュの30年』(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ/編、KADOKAWA)を読む。働きすぎではなかろうかと心配になる堀内夫妻の労働量。マスターの堀内隆志は、珈琲なりブラジル音楽なり興味の幅は無尽蔵に拡がりながらも、経営的な規模拡大にはあまり関心がなさそうなのが本書を読んで興味深かったところ。前線から一歩引いて、カフェ経営を統括するオーナー的な立場から事業拡大を模索する道もあったと思われるが、そうしなかった30年の道程を辿る。

Tuesday, June 25

「季節外れ」という文句が常態化している気候がつづく。暑い一日。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとベビーリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。阿部俊哉『パレスチナ和平交渉の歴史 二国家解決と紛争の30年』(みすず書房)のつづき。昼食は会社近くの鮨屋にて。夕食、牛豚合挽き肉と茄子とパセリとトマトソースのペンネ。

帰宅すると郵便受けに『ちくま』7月号(筑摩書房)が届いている。筑摩書房のPR誌『ちくま』の劈頭には、蓮實重彦と金井美恵子の連載が交互に掲載されているのだが、只今、久方ぶりに金井美恵子『目白雑録』(朝日文庫)を読み返していて、現在進行形の『ちくま』連載における意地の悪い筆致は健在であるものの、Wikipediaで「金井美恵子」と検索してみたら年齢は76歳とあって、流石に老境と形容してよい風情を漂わせていると思わなくもないのは、いまから20年程前に書かれた『目白雑録』における文章が、相当に飛ばした書きっぷりで、更年期ではと揶揄された相手に対して「そもそも、フン、小僧、更年期なんて、フン、とっくに終わってんだよ、こっちは」(p.42)と書くのだが、このような筆致自体が元気溌剌である。ところで、『ちくま』誌上における蓮實重彦の連載タイトルが「些事にこだわり」で、金井美恵子のは「重箱の隅から」なのは、細かいことを執拗に指摘して周囲は苦虫を潰すという後期高齢者の振る舞いに相応しい的確な題名だと思う。

Wednesday, June 26

曇天。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとベビーリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、牛そぼろ、ちりめん山椒、茄子とピーマンの味噌炒め、人参しりしり、南瓜の煮物の弁当。夕食、鶏肉とピーマンの辣油炒め、南瓜の煮物、薩摩芋。日本酒「澤乃井」を飲む。

読書。金井美恵子『目白雑録』(朝日文庫)のつづき。身体の不調をたびたび愚痴りながらも20年前の金井美恵子は、以下のくだりを読めば、まあ相当に元気である。

また風邪をひいて、咳が止まらないところへもってきてタバコを吸うものだから風邪は治っても咳だけはまだ治まらない、という状態で知人のバンド(素人の)のライブを渋谷のライブ・ハウスに聞きに行った日、猛烈などしゃ降りの夕立にあって、傘は持っていたのに、そういうものの役にたたない降りかただったから、ずぶ濡れ、冷房の冷たい風で、いつの間にか濡れた衣服は乾いたものの、おそらく、健康に気を付けている人間ならば、すぐに家に帰って休む、という場合である。
それがついズルズルと朝の三時まで飲みつづけ、お酒を飲んでいただけではなく、新宿のバーで会った知人とお喋りをし、知人が何かに腹を立てて、誰かを強く批判する言辞を盛んに語っていたような気がするのだが、それ以外の細部の記憶はないまま二十四時間はうとうとしながら眠りつづけ、かつて、レイ・ミランドがアル中の新聞記者だか劇作家の役で出演した反アルコール映画のタイトルの『失われた週末』というのは確かだな、と起きて思いながら、お風呂に入ったり豆乳を飲んだりしてグダグダしつづけ、そう見たいわけでもない日本テレビの広島・巨人戦にリモコンのボタンを押すと、「顔を描きそこねた犬張子に口のあたりがそっくり」と姉の言う、国語審議会の委員もやっている女性歌人がいつものニタニタ笑いを浮べて、いきなり映し出され、画面がカットされて、女性歌人を訪ねて来たという思い入れで、目尻が下っているのでこれまたニタニタ笑いに見えるベスト・セラー不倫小説と性差別的文章で知られる小説家が和服姿で映り、なんなんだこりゃあ、と、消音にしたまま見ていると、次は、「口のあたりが福田官房長官と、なぜかそっくり」と姉の言う大江健三郎の(これはニコニコ、という感じ)クローズ・アップになってカットされ、作家は自転車で住宅街をゆっくりと走っている。(pp.205-206)

Thursday, June 27

朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとベビーリーフと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、ちりめん山椒、玉蜀黍、薩摩芋、しめじと海苔の炒め物、人参しりしり、南瓜の煮物の弁当。夕食、アボカドのガーリックペンネ。

読書。麻布競馬場『この部屋からは東京タワーは永遠に見えない』(集英社)を読む。酒井順子が麻布競馬場の本を読んで感心しているらしいと伝え聞いたのだが、たしかに酒井順子に刺さりそうなネタ満載の小説ではある。

Friday, June 28

梅雨の風情のまるでない暴力的な雨が朝から晩まで降りつづける。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとベビーリーフのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、牛そぼろ、人参しりしり、ほうれん草のおひたし、大根の煮物、しめじと海苔の炒め物の弁当。会社帰りに五反田駅下車。「QBハウス」で髪を切って、「おにやんま」で鶏肉と竹輪の天ぷらうどんを食べる。

読書。金井美恵子『小説論 読まれなくなった小説のために』(朝日文庫)を再訪。

Saturday, June 29

早朝から仕事。朝食、目玉焼き、ソーセージと粒マスタード、サニーレタスとベビーリーフのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

関東地方の天気は回復傾向と天気予報は喧伝していたが、自宅周辺は雨模様。やむなく折り畳み傘を持参して自宅をでる。みなとみらい線で元町・中華街駅下車。「ホテルニューグランド」に向かう。ホテル内の「ザ・カフェ」でプリンアラモードと珈琲を注文する。山下公園から港の見える丘公園まで歩いて「神奈川近代文学館」へ。「没後15年 庄野潤三展 生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」を見学する。昼食は「鮨喫茶 すすす」にて。展覧会と連動した期間限定メニュー「かきまぜ(お椀・柑橘ゼリー付き)」を食べる。江國香織と刈谷政則によるトークイベントに参加。「神奈川近代文学館」を後にして、「LIVING CRAFT BEER BAR」に向かいクラフトビールを飲む。夕食は「ホテルニューグランド」の「イル・ジャルディーノ」にて。テラス席でイタリア料理を食べる。ムール貝のオーブン焼き、 ペペロンチーニ、仔羊のグリエ、フォカッチャとクッペ。白ワインをボトルで注文し、夕暮れ時のホテル内の庭園を眺めながら、追加で赤ワインを一杯飲む。飲食代が嵩んだ一日。

Sunday, June 30

早朝から仕事。湿気が酷い曇天模様。掃除と洗濯。朝食、生卵とちりめん山椒を添えた白粥、ほうれん草と玉葱の味噌汁、玉蜀黍、焙じ茶。自転車に乗って最寄りの図書館まで。帰宅後「Amazon」で買った日用消耗品が届いたので荷物を整理。近所のスーパーマーケットに赴いて食料品の調達。昼食、生卵ともやしと小葱と辣油を添えた醤油ラーメン。アイロンがけ。常備菜づくり。夕食、白米、山椒味噌、茄子と小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、鰹のたたき、大根のつま、白菜の漬物、煎茶。「プレミアムモルツ」を飲む。