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Monday, July 1

七月。梅雨空。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと海藻とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、カンパーニュとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。NHKFMの「古楽の楽しみ」でヘンデルの楽曲に耳を傾けながら、野又穫の画集『Continuum 想像の語彙』(limArt)に目をとおす。「東京オペラシティ アートギャラリー」で開催された展覧会図録。

昼食、白米、梅干し、鮭の塩焼き、しめじの醤油煮、春菊と小松菜のガラムマサラ炒め、茄子の煮びたし、玉子焼き、ミニトマトの弁当。夕食、蒸し餃子、玉子と若布の中華風スープ、白菜の漬物。

読書。金井美恵子『目白雑録 2』(朝日文庫)を読む。

Tuesday, July 2

曇天。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと海藻とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、カンパーニュとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。読書。増山かおり『東京のちいさなミュージアム案内 美術館・博物館・文学館150』(エクスナレッジ)を読む。

昼食、白米、梅干し、鶏肉の塩胡椒炒め、しめじの醤油煮、春菊と小松菜のガラムマサラ炒め、茄子の煮びたし、ミニトマトの弁当。夕食、豚肉のソテー、ほうれん草のナムル、キムチ、チョレギサラダ(サニーレタス、胡瓜、海藻、刻み海苔)、若布スープ。「プレミアムモルツ」を飲む。平野紗季子によるJ-WAVEのPodcast番組「味な副音声 voice of food」を聴く。ゲストは植松良枝で、好きな野菜の話。食に対して人一倍関心と執着がありながら、平野紗季子の自身の料理センスのなさは何なのだろう。

読書。江國香織『読んでばっか』(筑摩書房)を読む。

Wednesday, July 3

朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとパセリとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、カンパーニュとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のチョレギドレッシング炒め、しめじの醤油煮、春菊と小松菜のガラムマサラ炒め、茄子の煮びたし、ミニトマトの弁当。夕食、アボカドとパセリのペンネ。

読書。『図書』7月号(岩波書店)を読む。新刊案内のページから、永井荷風の『断腸亭日乗』が全文「岩波文庫」で刊行されると知る。全9冊。1巻目の定価は1265円なので、単純計算だと全部で11385円。『断腸亭日乗』を1万円以上払って購入するかと問われれば「否」の一択なのだが、断続的に刊行される文庫だと気の迷いが生じかねないのが文庫マジックである。

Thursday, July 4

朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとパセリとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、カンパーニュとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、鶏肉の酒蒸し、しめじの醤油煮、魚河岸揚げ、茄子の煮びたし、ミニトマトの弁当。夕食、蒸し餃子、白菜の漬物。

読書。『東京レトロ建築さんぽ』(倉方俊輔/著、下村しのぶ/写真、エクスナレッジ)、『東京名建築さんぽ』(大内田史郎/著、傍島利浩/写真、エクスナレッジ)、『東京モダン建築さんぽ』(倉方俊輔/著、下村しのぶ/写真、エクスナレッジ)。エクスナレッジが刊行する「建築さんぽ本」をまとめ読み。

Friday, July 5

有給休暇を取得。部屋の掃除と植物への水やり。朝食、半熟卵、サニーレタスとベーコンとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、カンパーニュとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の醬油煮、小松菜の塩胡椒炒め、魚河岸揚げ、玉子焼き、ミニトマトの昼食。夕食、生卵と小葱を添えた醤油ラーメン。

読書。『庄野潤三の本 山の上の家』(夏葉社)、庄野潤三『明夫と良二』(講談社文芸文庫)、庄野潤三『野鴨』(講談社文芸文庫)を読む。庄野潤三は夏が好きで長女の名前に「夏子」と名付けているのだが、その長女が10月生まれだという話に面食らう。映画。『ブラッドシンプル ザ・スリラー』(ジョエル・コーエン/監督、アメリカ、1999年)を見る。ドラマ。『シャーロック・ホームズの冒険』(グラナダTV)の「美しき自転車乗り」の回を見る。英国の総選挙の結果は、労働党が大勝して14年ぶりの政権交代。

Saturday, July 6

午前4時起床、午前5時朝食。山椒味噌と生卵を添えた白粥、茄子と小松菜の味噌汁、鶏肉の酒蒸し、「一保堂茶舗」の煎茶。掃除と洗濯。今年の夏もまた危険な蒸し暑さ。「LES ANGES」の焼き菓子と「こ豆珈琲自由が丘」の豆で淹れた珈琲。食料品の調達に向かった近所のスーパーマーケットまでの往復だけで汗だくになったので帰宅後シャワーを浴びる。昼食、紫玉葱と小葱を添えた「ヤマモリ」のグリーンカレー。

読書。老川慶喜『堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業』(中公新書)、渡辺将人『台湾のデモクラシー メディア、選挙、アメリカ』(中公新書)、福原麟太郎『命なりけり』(講談社文芸文庫)を読む。夕方、終末感の漂う暗雲が垂れ込めて、雷鳴が届く。「よなよなエール」を飲む。

夕食、豚肩ロース肉と馬鈴薯のコンソメ煮、セロリと蛸のアンチョビパスタ。京都の「仔鹿」で買ったフランスの白ワインを飲む。

Sunday, July 7

絶好の熱中症日和。朝食、目玉焼き、ソーセージと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。部屋の掃除と洗濯。

東京都知事選挙。投票所となっている最寄りの小学校に向かう。投票用紙に「女帝」と書いた場合、小池百合子の票として認められるのだろうか。現職である小池百合子の対抗馬が、蓮舫やら石丸伸二やら話にならない候補者ばかりなので、小池百合子が勝利するに決まっている選挙のためにわざわざ猛烈な暑さのなか足をのばす必要もないのだが、図書館で本の返却と貸出を済ませる用事があったので、ついでに投票所に立ち寄る。

昼食、ベーコンと玉葱の焼きそば、若布スープ。午後はレコードで音楽を聴きながら日本史の復習。『詳説 日本史研究』(佐藤信、五味文彦、高埜利彦、鳥海靖/編、山川出版社)を読む。夕食、鉄火丼(鮪の赤身、生卵、刻み海苔、白胡麻、山葵)、茄子と小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、白菜の漬物、焙じ茶。「プレミアムモルツ」を飲む。