Monday, June 17
本日も最高気温は30度を超える予報。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
朝の読書。大塚信一・堀切和雅『岩波書店の時代から 近代思想の終着点で』(筑摩選書)を途中まで。筑摩書房のPR誌『ちくま』の新刊案内で目にした書名だけを手がかりに図書館で借りた本は、岩波書店の歴史をふり返る内容かと思ったら、日本の文脈における近代思想を追懐するような対談本だった。
昼食、白米、鶏肉の酒蒸し、蕪の塩蒸し、玉子焼き、ブロッコリー、蕗の煮物、ミニトマトの弁当。夕食、白米、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、鯵のひらき、「一保堂茶舗」の煎茶。
Tuesday, June 18
人間ドックのため朝食は抜き。天気は波乱の雨模様で気温が急降下する。出発の時刻まで読書。大塚信一・堀切和雅『岩波書店の時代から 近代思想の終着点で』(筑摩選書)を最後まで。つづけて庄野潤三『庭の山の木』(講談社文芸文庫)を読む。
人間ドックにおける胃の検査は鎮静剤を用いてくれないので、胃の検査だけは消化器系の病院で別枠にて受診するようにしているのだが、今回は用件を一日で済ませてしまおうと病院を梯子する予定を組み立てる。人間ドックと胃の内視鏡検査をそれぞれ別の病院で一日のうちに。結果、待ち時間を含め何や彼やで午前中から夕方までかかり、大雨のなかの移動もあって、どっと疲れる。咽頭から食道、胃、十二指腸にかけての検査結果は、「逆流性食道炎」「びらん性胃炎」「胃底腺ポリープ」が見られるが特段問題ないとの診断。
遅い昼食兼夕食は「Bütz SANDWICH」で買ったサンドイッチと紅茶。映画鑑賞。『アンダーグラウンド』(エミール・クストリッツァ/監督、1995年、フランス・ドイツ・ハンガリー・ユーゴスラビア・ブルガリア)を見る。
Wednesday, June 19
真夏日に戻る。アヌーク・エーメ死去の報せ。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、鶏肉の酒蒸し、蕪の塩蒸し、玉子焼き、ブロッコリー、蕗の煮物、ミニトマトの弁当。夕食、アボカドとベーコンのアンチョビパスタ。
読書。庄野潤三『庭の山の木』(講談社文芸文庫)を最後まで。夜、買ったばかりの図録と画集のページをめくる。きのうの大雨のなか新宿の「紀伊國屋書店」に立ち寄って購入したのは、『板倉鼎・須美子 パリに生きたふたりの画家』(田中典子/監修、千葉市美術館/編、東京美術)。先日まで「千葉市美術館」で開催されていた展覧会が好評を博しているのは伝え聞いていたが、なにぶん千葉駅まで向かうのが億劫で訪れる契機を失ったまま会期は終了してしまったので、せめて展覧会図録は入手しておこうと購入に至る。画集のほうは入江明日香の作品集。買う予定はなく刊行されていることも知らなかったのだが、「紀伊國屋書店」の新宿本店5階を覗いたら『入江明日香作品集 雷鳴と花』(東京美術)が目に入って惹きつけられたので、『板倉鼎・須美子 パリに生きたふたりの画家』と一緒に購入。
Thursday, June 20
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、鶏肉と蕪の葉と人参の塩胡椒炒め、蕪の塩蒸し、ブロッコリー、蕗の煮物、ミニトマトの弁当。夕食、焼き餃子、玉子とほうれん草の中華風スープ。「サッポロ生ビール黒ラベル」を飲む。
読書。庄野潤三『鳥の水浴び』(講談社文芸文庫)を読む。フランス印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールは、人生は嫌なことが多すぎるので、せめて絵画は愉しく美しいものでなければならないといったそうだが、田村文による文庫解説で庄野潤三も似たようなことを考えていると知る。庄野潤三の晩年の作品は、ほとんどの出来事が家庭内で起こった事実に即した日誌のように読めて、事実そうなのだろうが、以下の発言は、綴られた散文は「小説」であるとの宣言と読める。
「世の中には嫌なことがいっぱいある。そうしたことから身を逸らすんです。社会的な事件でもね、嫌だなと思うことは、そりゃいっぱいありますけどね。それは取り上げない。自分の庭に来る鳥のこととか、庭に咲いた花のこととか、自分を喜ばせてくれることだけを書く。そういう姿勢を貫いているんです」
夜、将棋の「叡王戦」で伊藤匠が藤井聡太に勝利したとの報道を見て、棋譜を確認する。渋い逆転劇。
Friday, June 21
夏至。曇天の朝。日中は雨の予報。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、ソーセージのトマトソース炒め、蕪の塩蒸し、ブロッコリー、玉子焼き、ミニトマトの弁当。夕食、ほうれん草とトマトソースのペンネ、白ワイン。
今月の『メトロミニッツ ローカリズム』(スターツ出版)は東京の焼肉店特集。相変わらず年表をつくるのが好きな『メトロミニッツ』。夜、澤部渡「NICE POP RADIO」(α-STATION FM KYOTO)を聴きながらのアイロンがけ。
Saturday, June 22
晴れ。洗濯。部屋の片付けと掃除。朝食、茹で卵、ソーセージと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
日比谷線で六本木駅下車。「六本木ヒルズ」の「森美術館」に向かう。行列ができている「東京シティビュー」で開催中の「創刊50周年記念 花とゆめ展」を横目に「シアスター・ゲイツ展 アフロ民藝」の鑑賞に向かう。とても面白いコンセプトと構成で魅力的な展覧会だった。「民藝」をちゃんと勉強してみようとの気にもさせる。
日比谷線に乗って六本木駅から中目黒駅まで。「I’m donut ?」の長蛇の列を横目に昼食のため「Soup Stock Tokyo」に向かう。きのうきょうの「Soup Stock Tokyo」は「スープのない2日間」として「Curry Stock Tokyo」に変貌。カレーとカレーのセットを注文。バルタラッチャチキンカレーと白いスパイスカレー。
徒歩で代官山界隈に向かう。「ヒルサイドパントリー代官山」でパンと輸入食材を買って、「Forestgate Daikanyama」の「食品庫」で調味料を買う。最後に「松之助 N.Y.」でアップルパイを買ってから代官山を後にし、東横線で田園調布駅まで。「Precce」で食料品を調達してから帰途に就く。
ゴンチチ「世界の快適音楽セレクション」(NHKFM)を聴きながら、台所の掃除と常備菜づくりと夕食の支度。夕食、ローストチキン、サニーレタスとツナと人参と紫玉葱と玉蜀黍のサラダ、「松之助」のアップルパイ。神保町の「Soif Tokyo」で買ったスペインの白ワイン「ORIOL ARTIGAS / La Rumbera 2021」を飲む。
Sunday, June 23
雨。梅雨。朝食、生卵と白胡麻を添えた白粥、梅干し、茄子と蕪の葉の味噌汁、「一保堂茶舗」の煎茶。「PRESS BUTTER SAND」のバターサンドと「こ豆珈琲 自由が丘」の豆で淹れた珈琲。部屋の掃除。
雨は降ったりやんだり。山手線に乗って新宿駅下車。「SOMPO美術館」で「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」を見学する。「ブックファースト」に立ち寄り、『鎌倉のカフェ ヴィヴモン ディモンシュの30年』(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ/編、KADOKAWA)、柳宗悦『新編 民藝四十年』(ちくま学芸文庫)、『ラジオ英会話』7月号(NHK出版)を買う。
早めの夕食として「新宿高島屋」のレストランフロアに赴き、「鼎泰豐」を目指す。人気の店とのことなので当然の如く行列で、整理番号を貰ってから「NEWoMan新宿」へ。「AKOMEYA TOKYO」で日本酒と柚子胡椒を買う。順番が来たので「新宿高島屋」に戻り、「鼎泰豐」で晩餐。小籠包3種盛り、海老と豚肉の焼き餃子、季節の青菜炒め、海老と豚肉のワンタン麺、海老炒飯、台湾ビール。