Monday, April 1

午前4時15分起床。朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、パンコンブレとクリームチーズとストロベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、いんげんの酒煎り、長葱の白だし煮、玉子焼き、鶏肉の鰹だし煮、胡桃の佃煮の弁当。夕食、海苔茶漬け、茄子と小葱の味噌汁。

余程評判が芳しくなかったのであろう、「古楽の楽しみ」(NHKFM)の番組スタート時刻が午前5時から6時へと、かつての放送時間帯に戻る。明け方4時すぎには起床する酔狂な人間からみても、5時開始は早すぎるだろうと思っていたので、元に戻して欲しいとの意見が多数を占めたのではないかと推察される。午前6時前には朝食を済ませて本を片手にバロック音楽に耳を傾ける生活がはじまる。朝の読書。『鳥たちのフランス文学』(岡部杏子・福田桃子/編著、幻戯書房)を読む。

雨模様ではじまる新年度。新年度なので労働契約を結んでいる企業の経営方針の発表会とともに懇親会が催される。しかしながら懇親する気はあまりないので、終了時刻まで無為に過ごす。

夜の読書。プルースト『失われた時を求めて 2 スワン家のほうへ Ⅱ』(吉川一義/訳、岩波文庫)を最後まで。

Tuesday, April 2

朝食、目玉焼き、豚肉のコンソメ炒めとマスタード、サニーレタスと紫玉葱と人参とトマトのサラダ、パンコンブレとクリームチーズとストロベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のコンソメ炒め、玉子焼き、人参しりしり、ほうれん草のおひたし、長葱の白だし煮、胡桃の佃煮の弁当。夕食、蒸籠蒸し肉餃子、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁。「TOKYO CRAFT ペールエール」を飲む。

晴れ。会社帰りに桜の樹の下に群がる花見集団を見かける。読書。昨日届いた東京大学出版会のPR誌『UP』を読む。毎年掲載されているアンケート「東大教師が新入生にすすめる本」とは別に、『知の技法』刊行30周年記念とのことで「『知の技法』執筆者が新入生にすすめる本」が載っている。

Wednesday, April 3

朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱と人参とトマトのサラダ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、鶏肉の蟹汁煮、いんげんの酒煎り、茄子とほうれん草の豆板醤炒め、人参しりしり、胡桃の佃煮の弁当。夕食、蒸籠蒸し肉餃子、卵と長葱と若布の中華風スープ。「TOKYO CRAFT ペールエール」を飲む。

天気は下り坂。会社からの帰り道は雨模様。読書。昨日届いた岩波書店のPR誌『図書』を読む。今年2月の日誌に、

岩波書店のPR誌『図書』が届く。新刊案内のページをめくっていたら松浦寿輝の長編小説『名誉と恍惚』が「岩波現代文庫」として文庫化されるとのこと。単行本の版元である新潮社で文庫化しないのは何故。おなじく新潮社から刊行された『明治の表象空間』が「新潮文庫」に入るのは似つかわしくないので「岩波現代文庫」に収まるのであれば話はわかるのだが。

と綴っていたのだが、最新号の『図書』の新刊案内に目をとおしたところ、『明治の表象空間』も岩波現代文庫に収まるらしい。『名誉と恍惚』も『明治の表象空間』も新潮社から岩波書店にお引越し。しかし『明治の表象空間』の文庫は全三冊で、上巻の定価は1760円との記載があり、中巻と下巻も同程度の値段設定だとすると、単行本とほとんど価格が変わらないことになってしまう。刊行当時は図書館で借りて読んだ本だが、単行本が絶版にならないうちに購入を検討するのも一案かもしれない。

『図書』の編集部による跋文を読むと、カント生誕300年に合わせて、秋に『実践理性批判』の新訳刊行を予定しているとのこと。この機会に合わせて、評判の悪い翻訳でおなじみの岩波文庫版『純粋理性批判』も刷新してほしい。

Thursday, April 4

朝食、目玉焼き、豚肉のコンソメ炒めとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、豚肉のコンソメ炒め、玉子焼き、人参しりしり、いんげんの酒煎り、胡桃の佃煮の弁当。夕食、焼売と辛子醤油、茄子と絹ごし豆腐と小葱の味噌汁。「TOKYO CRAFT ペールエール」を飲む。

読書。プルースト『失われた時を求めて 3 花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』(吉川一義/訳、岩波文庫)を最後まで。

かつておなじ番組名で放送がなされていたらしい、「らしい」と書くのは当時は聴いていなかったので経緯を詳らかには知らないからだが、兎も角、新たな体制でスタートしたJ-WAVEの音楽番組「THE UNIVERSE」に耳を傾ける。大貫妙子の選曲による坂本龍一特集を聴く。

Friday, April 5

朝食、半熟卵、豚肉のコンソメ炒めとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のコンソメ炒め、人参しりしり、茄子とピーマンの豆板醤炒め、胡桃の佃煮の弁当。夕食、茹で卵と辣韮とパセリを添えた「無印良品」のケララチキンカレー。「TOKYO CRAFT ペールエール」を飲む。

曇天。朝の読書。『鳥たちのフランス文学』(岡部杏子・福田桃子/編著、幻戯書房)を最後まで。矢野優が『新潮』編集長の座から退くと知る。

Saturday, April 6

朝食、目玉焼き、ソーセージと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトとパセリのサラダ、パン・ド・カンパーニュとクリームチーズとストロベリージャム、ヨーグルト、珈琲。

桜は満開のようだが、空模様は曇天で底冷えのする寒さ。近所のスーパーマーケットで食料品の調達。ラジオの音楽番組と読書。モーリーン・ウィテカー『シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット』(日暮雅通/監修、高尾菜つこ/訳、原書房)を読む。英国グラナダTV製作のテレビドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』の視聴を前提とした本だが、何度か繰り返し見てほとんどの放送回の内容を記憶しているので、ジェレミー・ブレットの演じるホームズファンとして面白く読む。

昼食、海鮮丼(鮪のたたき、生卵、しらす、小葱、刻み海苔)、茄子と絹ごし豆腐の味噌汁、「堀井七茗園」の緑茶。夕方、映画鑑賞。『アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学』(シャンタル・アケルマン/監督、1988年、フランス・ベルギー)を見る。

夕食、白米、絹ごし豆腐と小葱と若布の味噌汁、鶏肉とトマトの甘酢炒め、人参しりしり、茄子とピーマンの味噌炒め。「TOKYO CRAFT ペールエール」を飲む。

Sunday, April 7

掃除と洗濯。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトとパセリのサラダ、キャロットラペ、パン・ド・カンパーニュとクリームチーズとストロベリージャム、ヨーグルト、珈琲。

雨のち晴れ。自転車に乗って、満開から散り始めの桜の様子を伺う。西小山桜並木通り、かむろ坂通り、洗足池公園、東京工業大学、九品仏川緑道、田園調布二丁目の桜並木をめぐる。途中、西小山の「GLOBE COFFEE」にて珈琲とチーズケーキで休憩し、「小さかった女」にて欧風スパイスカレーを食べて、不動前の「フラヌール書店」で「ちくま文庫」を二冊(森田たま『石狩少女』と野溝七生子『山梔』)買って、自由が丘の「白山眼鏡点」で眼鏡の調整をして、「スターバックス」でキャラメリーミルクコーヒーフラペチーノを飲んで、「TODAY’S SPECIAL」で「工房アイザワ」のナイロンバタービーターを買って、「GRANDIR KYOTO」でバゲットを買って、「D.STYLE」で花を買う。

夕食、ローストチキンとマスタード、春菊のガラムマサラ炒め、キャロットラペ。「SPRING VALLEY シルクエール」を飲む。