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Monday, August 20

旅の終わり。帰りの機上で旅の記憶を反芻する。

・コペンハーゲンの治安はよい。物価は高い。全体的に「ゆるい」感じで、いい感じ。

・コペンハーゲンでの美術館めぐりの目的は、ハンマースホイを見てまわること。オードロップゴー美術館、国立美術館、ヒアシュプロング美術館、ダビデ・コレクション。デンマークを代表する画家として大切にされている雰囲気を感じとれる。ハンマースホイの顔ハメ看板(この場合、後頭部をハメる)などがあるか期待したが、さすがにそういうのはなかった。

・英語ができれば旅行で困ることはないと思う。英語ができないとそれなりに困る。標識や看板は当然デンマーク語のみの表示なので、駅名などを把握するのは少し大変。

・コペンハーゲンではみんな、横断歩道をわたるとき信号をちゃんと守る。前を歩いていた男性二人組が、止まる必要のない極端に短い横断歩道で赤信号に変わったとき、「お、ほら、赤信号だよ」「ああ、ほんとだ。ちゃんと止まらなくちゃな。って、なんでやねん」(意訳)とノリツッコミを展開していた。

・ほかの北欧諸国と比べてアルコール飲料の販売がゆるく、しかも安価なデンマーク。みんなカールスバーグを飲んでる。繁華街にいくと、カールスバーグを箱ごと買って飲んでる若者がいる。カールスバーグの缶を片手にあきらかに眼がいっちゃっている人も見かけた。アル中の割合は高いのかもしれない。

・美術館のロッカーで硬貨が必要だったことをのぞけば、ほぼすべての支払いがクレジットカードで可能だった。

・コペンハーゲンはいいところです。

・スウェーデン国鉄の高速鉄道、窓が汚れているので外のいい景色を写真に収めるのがむずかしい。

・ストックホルムの治安はそこそこ。もっともパリのように観光客に絡んでくるような人はまずいない。物価は高い。

・コペンハーゲンとおなじく、英語ができれば旅行で困ることはないと思う。英語ができないとそれなりに困る。

・晴れた日のストックホルムの運河をのぞむ街並みはすばらしい。

・ストックホルムの人びとは、横断歩道で信号を守る気なし。信号をわたるとき、機関銃で連射しているような音が鳴る。

・ストックホルムのおすすめは墓地と図書館。

・ガムラスタンは歩き回っているとそのうち地理の把握ができてくるが、さすが迷路、行きたいところと違う場所に着いてしまうことが何度も。

・ストックホルムもいいところです。

・フィンエアーでは機内食で蕎麦がでる。ふつうの機内食メニューに合わせて蕎麦。食べ合わせをまったく考えてない感がすごい。しかもそのあとアイスが配られる。