Monday, August 22
通勤中と昼休みに津原泰水『11 eleven』(河出書房新社)を読む。
夕食、白米、葱の味噌汁、鯵のひらき、大根おろし、冷奴、ビール。デザートに黒蜜の葛切り。アントワーヌ・ドワネルものの最後、『逃げ去る恋』(フランソワ・トリュフォー/監督、1979年、フランス)を鑑賞。
Tuesday, August 23
今年のはじめに刊行されたとき読みたいと思ったまま放置し、しばらくして品川駅の書店「PAPER WALL」で見かけたときにそういえば読まなければなと思ったまま放置し、長谷部千彩がブログに記しているのが目に入ったところで、ようやくデボラ・ソロモン『ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア』(林寿美、太田泰人、近藤学/訳、白水社)を読みはじめる。
夕食、味噌ラーメン、ビール。
Wednesday, August 24
『ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア』のつづき。ぶ厚いけれどさくさく読める。
夕食、グリーンカレー、ビール。借りてきたDVD『アラン・レネ/ジャン=リュック・ゴダール短編傑作選』を鑑賞。アラン・レネ監督作品、『ヴァン・ゴッホ』(1948年)、『ゲルニカ』(1949年)、『ゴーギャン』(1949年)、『世界の全ての記憶』(1956年)、『スチレンの詩』(1958年)。ジャン=リュック・ゴダール監督作品、『男の子の名前はみんなパトリックっていうの』(1957年)、『水の話』(1958年)、『シャルロットとジュール』(1958年)。
Thursday, August 25
エレイン・ローブル=カニグズバーグ『クローディアの秘密』 (松永ふみ子/訳、岩波少年文庫)を読む。夕食、牛肉とほうれん草のパスタ、白ワイン。
Friday, August 26
ベランダのコリウスが小さな花を咲かせた。
夕食、温かい蕎麦(豚肉と小松菜と葱と卵をのせて)、野沢菜、ビール。
Saturday, August 27
伊藤之雄『昭和天皇伝』(文藝春秋)を読みはじめる。このあいだ読んだ古川隆久『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』(中公新書)への言及がさっそくあるのだけれど、「昭和天皇についての雑多な視角の著作や資料をつなぎ合わせて、個々別々に著者の思いつき的意見を述べたものといえよう」とか「事実を系統的に分析した上で長期的な視野で考察する姿勢が弱い」とかボロクソにいっている。『昭和天皇伝』のなかでは、著者と見解が対立するハーバート・ビックスや吉田裕への強い批判がみられるけれど、それらはあくまで学術的な批判という体裁をとっているのにたいして、古川隆久への批判だけはテンションのちがうものを感じさせる。やや喧嘩腰。『昭和天皇 「理性の君主」の孤独』にはかつて論争したと書いてあったが。
昼食、イエローカレー、サラダ。夕食、冷やし中華、ビール。
Sunday, August 28
吉田健一『書架記』(中公文庫)をもって横須賀線にゆられて鎌倉へ。御成町の「スターバックス」で朝食。江ノ電で七里ガ浜。「bills」でジンジャービール。「amalfi DELLA SERA」で昼食。鎌倉駅に戻ってギャラリーヨコで「「オチビサン」とまめつぶ屋」展。由比ヶ浜海岸で、途中、暑さのあまり体調不良に。北欧雑貨の店「krone」に立ち寄りすこし回復。帰りの横須賀線で熟睡して回復。
夕食、白米、葱の味噌汁、鯵の干物、大根おろし、冷奴、キムチ、ビール。