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Monday, March 24

日常生活のルーティン化を目指す。

午前4時45分起床。ミネラルウォーターを電気ケトルで沸かして、白湯を飲む。朝の食事の支度と、常備菜を弁当箱に詰める作業。午前5時40分、朝食。半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。大西泰斗の「ラジオ英会話」(NHKラジオ第一)に耳を傾けながら、食事を摂る。午前6時丁度、「古楽の楽しみ」(NHKFM)にチャンネルを合わせて、ルネサンス音楽やバロック音楽のかかる放送を部屋に流しながら、「日本経済新聞」の朝刊を読む。世の中には、新聞を15分程度で流し読みするテクニックを指南する向きもあるが、吝嗇家として、それでは購読料金が勿体ないので、一時間かけて大半の記事に目をとおす。午前7時すぎ、出掛ける準備をして、軽く部屋の掃除を済ませてから、出勤。通勤電車では音楽を聴きながら読書。今朝の音楽は、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ。演奏は庄司紗矢香とジャンルカ・カシオーリ。今朝の本は、木田元『メルロ=ポンティの思想』(講談社学術文庫)。会社に到着し、労働。正午、昼休み。昼食は持参した弁当。スギ花粉が酷いので、昼休みの時間はオフィスから外出せずに、読書に充てる。午後、労働。退勤。帰りの電車で「日本経済新聞」の夕刊を読む。自宅に戻って、入浴後に夕食の準備。海苔と白米の塩おにぎり、豚しゃぶ肉とキャベツのお酢と塩胡椒炒め、刻み海苔と生姜を添えた冷奴、「丸八製茶場」の加賀棒茶。夜はレコードと読書。今夜のレコードは、「Buena Vista Social Club」。今夜の本は、読みさしの及川智洋『外岡秀俊という新聞記者がいた』(田畑書店)。午後9時30分頃、就寝。

Tuesday, March 25

初夏の陽気。朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、豚しゃぶ肉とキャベツのコンソメ炒め、「丸八製茶場」の加賀棒茶。

読書。及川智洋『外岡秀俊という新聞記者がいた』(田畑書店)を最後まで。急逝する前の外岡秀俊が、新聞記者としての来し方を振り返ったインタビュー集。外岡秀俊にとって、新聞記者という職業は天職のように思われ、同僚にも恵まれた仕事人生だったようだが、朝日新聞社という企業自体にはずっと違和をもち続けていたように映る。

Wednesday, March 26

本日も初夏の陽気。花粉が飛び、黄砂も飛ぶ。

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、大根とほうれん草の味噌汁、刻み海苔と生姜を添えた冷奴、「丸八製茶場」の加賀棒茶。

会社からの帰宅途中、「les mille feuilles de liberté」で花を買う。読書。木田元『メルロ=ポンティの思想』(講談社学術文庫)を最後まで。

Thursday, March 27

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、豚しゃぶ肉とキャベツのコンソメ炒め。「のんびりふんわり白ビール」を飲む。

読書。書架から抜きだした、外岡秀俊『北帰行』(河出文庫)を再訪。筑摩書房のPR誌『ちくま』4月号に目をとおすと、金井美恵子の連載「重箱のすみから」が最終回とのこと。恐らくは編集部による記述として、「連載完結」と最後にあるのだが、しかし金井美恵子のこのエッセイは「完結」と表現できるような連載なのだろうか。

Friday, March 28

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーと南瓜のサラダ、キャロットラペ、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。雨のち晴れ。

午後、映画とドラマ鑑賞。『去年マリエンバートで』(アラン・レネ/監督、1961年、フランス・イタリア)、『シャーロック・ホームズの冒険』(英国グラナダTV)より「美しき自転車乗り」(1984年)。

夕食、海苔と白米の塩おにぎり、豚しゃぶ肉とほうれん草の塩胡椒炒め、「丸八製茶場」の加賀棒茶。東京大学出版会のPR誌『UP』4月号が届く。山口晃の連載「すゞしろ日記」を読んだら、妻がギャラリー勤めを辞めて、「ヒゲのガハクごはん帖」というタイトルで執筆活動をしているとのこと。インターネットで調べてみたら、以前に藤原ヒロシが話していたウェブ媒体「MON ONCLE」で連載していることを知る。京都で美味しい蕎麦を食べたとの記事があり、京都の飲食店の新たな情報かと思って読み進めてみたら、「晦庵 河道屋」のことで拍子抜けする。

Saturday, March 29

朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

冬の天気に逆戻りの冷たい雨が降る。終日自宅にて。読書。笠間直穂子『山影の町から』(河出書房新社)を読む。最後まで。読みさしの松浦寿輝『明治の表象空間』(新潮社)を読む。途中まで。「六花亭」のマルセイバターケーキ、「Jubilee Coffee and Roaster」の豆で淹れた珈琲。

夕方、常備菜づくり。夕食、蛍烏賊と菜の花のパスタ、東京庭園美術館内の「フェルミエ白金台」で買ったナチュラルチーズ、京都の「仔鹿」で買ったフランスの赤ワイン。

Sunday, March 30

朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。洗濯と掃除。

久方ぶりに自転車に乗って、久方ぶりに西小山のカフェ「GLOBE COFFEE」を訪れる。過去の記録を調べてみたところ、一年ぶりの訪問。ケーキと珈琲を注文して休憩。自転車で街を走る。桜の花見客で賑わう「洗足池公園」を廻ってから、「東急ストア」で食料品を調達し、帰途に就く。昼食、浅利とほうれん草のパスタ、ジンジャーティー。

読書。外岡秀俊『傍観者からの手紙 FROM LONDON 2003-2005』(みすず書房)を再読する。

夕食、鶏の唐揚げ、ベビーリーフとトマトと胡瓜のサラダ、絹ごし豆腐と若布の味噌汁。京都のホテル「丸福樓」で貰ってきた、「0296ALE マルフクロウエール」をようやく飲む。