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Monday, March 17

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫キャベツとブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、鶏肉の塩胡椒焼き、蒸し馬鈴薯、人参の金平、紫キャベツのピクルス、ブロッコリー、酢蓮根をワンプレートで。

いしだあゆみ死去の報せ。少し前に常盤響のラジオ番組「ニューレコード」(LOVE FM)で、いしだあゆみのアルバムを複数回にわたって特集していたのを聴いたおかげで、それほど遠い距離を感じない芸能人の訃報として接する。

読書。沢木耕太郎『キャパの十字架』(文春文庫)を再訪。スペイン内戦時にロバート・キャパが撮影したとされてきた一枚の写真「崩れ落ちる兵士」をめぐる、執念のような取材と考察をあらためて読み返す。

Tuesday, March 18

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫キャベツとブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、白米、鶏肉のコンソメ炒め、ブロッコリー、紫キャベツ。

読書。上村剛『アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで』(中公新書)を読む。軽快な文体ながら、濃密な内容。

Wednesday, March 19

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫キャベツとブロッコリーと蓮根とトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。出勤時刻に窓の外を見ると、まさかの雪が吹き荒れている。傘を持参して、駅までの道程を徒歩からバスに切り替える。昼食、弁当。会社帰りに「QBハウス」で髪を切る。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、大根と油揚げの白だし汁、「一保堂茶舗」の焙じ茶。「よなよなエール」を飲む。

読書。保苅瑞穂『モンテーニュ よく生き、よく死ぬために』(講談社学術文庫)を読む。途中まで。

Thursday, March 20

春分の日。晴れ。洗濯と掃除。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫キャベツとブロッコリーとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

外出。山手線で目黒駅下車。「成城石井」で買い物を済ませてから、「東京都庭園美術館」まで歩く。開館時刻と同時にまずは「café TEIEN」に向かって、早めの昼食。サンドイッチのセット、ティラミス、珈琲。開催中の展覧会「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」を見学する。帰りがけ、庭園美術館の敷地内にある、ナチュラルチーズの専門店「FERMIER」に立ち寄る。

「Jubilee Coffee and Roaster」で珈琲豆を買ってから、白金台駅から不動前駅まで移動する。本屋の「フラヌール書店」と洋菓子の店「équilibre」をめぐる。目黒線で田園調布駅まで。東急線沿線で配布しているフリーマガジン『SALUS』4月号(東急)に目をとおすと、四コマ漫画「サルー&サリー劇場」が今月号をもって終了するとのこと。「Precce」で食料品を少し買ってから帰途に就く。

読書。保苅瑞穂『モンテーニュ よく生き、よく死ぬために』(講談社学術文庫)を最後まで。夕食、蛍烏賊と菜の花のパスタ、京都の「仔鹿」で買ったギリシャの白ワイン。

夕食後も読書。本日「フラヌール書店」で購入した本を読む。及川智洋『外岡秀俊という新聞記者がいた』(田畑書店)を途中まで。

Friday, March 21

朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

本日は終日会社の研修で、ひどく疲弊する。ニッポン放送の伊集院光の番組「伊集院光のちょいタネ」を聴いたら、かなり長い付き合いの山田五郎の本名が武田正彦であることをつい最近知ったと喋っていて、知り合いでもないわたしでも知っているのに何故、と思う。

夕食、「sakana bacca」の握り鮨、ほうれん草の味噌汁。「よなよなエール」を飲む。

企業に対して株主提案を連発している香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントは、主張の妥当性以前の話として、ほとんどチンピラにしか見えない。株主至上主義チンピラ。花王の定時株主総会の会場前で、オアシスの関係者が傘をさして賛同を呼びかけている写真を見たが、このような垢抜けないセンスを欠いたダサすぎるパフォーマンスは、いかにもチンピラの名に相応しい。

Saturday, March 22

朝食、目玉焼き、ソーセージと粒マスタード、ベビーリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

山手線に乗って上野駅まで。開館時刻前から既に行列ができている「国立西洋美術館」へ。「西洋絵画、どこから見るか? ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館vs国立西洋美術館」をじっくり鑑賞。つづけて、「上野の森美術館」で「VOCA展 2025 現代美術の展望ー新しい平面の作家」を見学する。

日中の気温が20度を超える陽気。賑わう上野公園を抜けて谷中方面まで。この季節になると毎年、新型コロナウイルスの感染拡大がはじまる「緩みの三連休」のことを思い出す。道すがら「カヤバ珈琲」を外から覗くと席が空いている。基本的には事前に予約しないと入店困難なようだが、奇跡的に1階奥の席に腰を下ろすことができた。珈琲を一杯飲む。人気の店はいつも激混みが常態のなかで、喫茶店を正しく喫茶店として利用する。記録を確認すると、「カヤバ珈琲」は2020年1月以来の5年ぶりの訪問。

「古書木菟」に赴く。一年ぶりに訪れた古書店の棚は、それなりの変動が見られる。新刊本と古本をそれぞれ一冊買う。吉田健一『瓦礫の中』(中央公論社)と中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』(書肆侃侃房)。「SCAI THE BATHHOUSE」で「嵯峨篤 / Synchronicity」を覗いてから、根岸方面まで歩く。

「レストラン香味屋」で午餐。サラダ、カニコロッケ、ライス、白と赤のグラスワインを一杯ずつ。山手線で鶯谷駅から東京駅まで。東京駅構内の「グランスタ東京」にある平野紗季子の店「(NO) RAISIN SANDWICH」に立ち寄ってみると、ほとんどの商品が完売状態。

「丸善 丸の内本店」を遊弋。籠に読みたい本を放り込んだ結果、合計14冊をレジにもっていく。店員の人に「持ち帰りますか(郵送にしなくてよいですか)?」と訊かれる。すべて持ち帰る旨を告げる。帰宅までの道中、『メトロミニッツ ローカリズム』4月号(スターツ出版)を読む。

夕食、黒胡麻と餡子のおはぎ、胡瓜の漬物、「一保堂茶舗」の焙じ茶。

Sunday, March 23

部屋の掃除と洗濯と常備菜づくり。朝食、目玉焼き、ソーセージと粒マスタード、ベビーリーフとブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

きのうと同様に、外は初夏を思わせる陽気。読書。岡本敬子『私のふたり暮らし』(光文社)を読む。昼食、マスタードとクリームチーズを塗った鶏ハムとベビーリーフを挟んだバゲットサンド、珈琲。

近所のスーパーマーケットまで買い物。スギ花粉が大量に飛散している。読書。「音楽ナタリー」の情報によれば、さいたま市長選挙に立候補するらしい、小袋成彬のエッセイ集『消息』(新潮社)を読む。本書で一番印象的なのは、ところどころに挟まる手書きの文字がとても綺麗、ということ。

夕食、刻み海苔と生卵と白胡麻を添えた鮪のたたき丼、ほうれん草としめじの味噌汁、白菜の漬物。