Monday, February 24
天皇誕生日の振替休日。短期間とはいえ入院生活で体力と気力が消耗しているので、昨晩の就寝から9時間睡眠。午前6時前に起床。徐々に身体を慣らしてゆく。
朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱と人参とミニトマトのサラダ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、「福砂屋」のカステラ、珈琲。京都の「Kaikado Café」で購入した「中川ワニ珈琲」の豆をようやく使う。久方ぶりに自宅でカフェイン摂取。逆流性食道炎の症状はだいぶ緩和しているものの、今後も細心の注意を払いながらの食生活をおくる所存。
入院中に購入された模様の、本棚前のローテーブルに置いてある雑誌を手にとる。『FUDGE』3月号(SAN-EI)と『CLUÉL』3月号(THE BOOKS Publishing)。安静に過ごすのに、ファッション雑誌をめくるのはちょうどよい。
昼食、海苔と白米の塩おにぎり、鶏肉とブロッコリーの中華風スープ。映画鑑賞。『黄金の七人』(マルコ・ヴィカリオ/監督、1965年、イタリア)を見る。
まだ体調に波があり、夕方に微熱と身体の怠さ。夕食、肉じゃが(豚肉、人参、玉葱、馬鈴薯)、絹ごし豆腐と長葱の味噌汁、「丸八製茶場」の加賀棒茶。早めの就寝。
Tuesday, February 25
午前5時起床。朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りのホットミルク。在宅勤務。昼食、弁当。夕食、鶏肉と小松菜を添えた温かいうどん。
読書。本日届いた筑摩書房のPR雑誌『ちくま』3月号と、入院前の購入本『読書アンケート 2024 識者が選んだ、この一年の本』(みすず書房)を読む。みすず書房の読書アンケートは、高齢者の会報誌のような佇まいである。紹介されているなかで、気になった本をメモする。
Wednesday, February 26
朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。春のような陽気。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、鶏肉とキャベツのお酢炒め。
読書。『読書アンケート 2024 識者が選んだ、この一年の本』(みすず書房)を最後まで。映画鑑賞。『ヴォイツェク』(ヴェルナー・ヘルツォーク/監督、1979年、西ドイツ)を見る。
Thursday, February 27
朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、玉子と小松菜を添えた温かいうどん。
映画鑑賞。『ノスフェラトゥ』(ヴェルナー・ヘルツォーク/監督、1978年、西ドイツ・フランス)を見る。読書。小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)を読む。
Friday, February 28
朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。洗濯と掃除。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、鰹の刺身、大根のつま、「丸八製茶場」の加賀棒茶。
映画鑑賞。『シュトロツェクの不思議な旅』(ヴェルナー・ヘルツォーク/監督、1977年、西ドイツ)を見る。
読書。日本近代史の復習として、基礎に立ち戻って「教科書」に目をとおす。『詳説 日本史研究』(佐藤信、五味文彦、高埜利彦、鳥海靖/編、山川出版社)の「第9章 近代国家の成立」と「第10章 二つの世界大戦とアジア」を読む。
Saturday, March 1
三月がはじまる。一月は逆流性食道炎で苦しみ、二月は特発性自然気胸で入院することになった。逆流性食道炎は、突如の再発。特発性自然気胸は、若年でもなければ喫煙者でもないのに罹患。気胸もまた再発の可能性の高い病気で、迷惑なことに、再発する病気に縁があるのかもしれない。三月は無事に生き抜けるだろうか。
朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、パンドミとバゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
「日本経済新聞」に「お悩み相談」のような枠がある。本日の朝刊で、「感覚過敏で下戸なので、飲み会は1時間もすると疲れて帰りたくなります」との相談に対して、回答者の湯山玲子が、「困ったときに助け合えたり、楽しい時間を過ごしたりするための仲間がいるのといないのとでは、人生における幸福度や安定感が大きく違ってくることは、明らかですよね」と述べて、人間関係をつくる場として飲み会を積極的に活用することを説くのだが、「明らかですよね」といっている価値観を自明だとは思っていない人による質問だと思うので、回答者の人選ミスである。山田ルイ53世に回答させたほうがよい。実際、今年の2月1日付朝刊で、似たような質問に対して山田ルイ53世は、飲み会は「架空のスケジュールを盾にお断りしてしまいます」と自身のキャラクターを披瀝しながら、「「あいつは来ない」という既成事実をコツコツ積み重ねる」ブランディングの大切さを説いている。
バスに乗って「大田区立龍子記念館」を訪れる。先週の連休で訪れるつもりが急遽入院することになったので、会期終了前日の滑り込みとなってしまった、「川端龍子+高橋龍太郎コレクション コラボレーション企画展「ファンタジーの力」」を鑑賞。併せて、川端龍子の旧居、アトリエ、庭園を見学する。梅の花が咲いている。
帰宅途中にスーパーマーケットで食料品を調達してから、自宅に戻る。昼食、サニーレタスと紫玉葱とチーズと生ハムを挟んだバゲットサンド、胡瓜のピクルス、「まい泉」のヒレかつバーガー、肉饅、紅茶(アールグレイ)。YouTubeで「哲学の劇場」を視聴。
体調は低空飛行。夕食、ちらし寿司(酢飯、蓮根、いくら、玉子焼き、紅生姜、刻み海苔、みつ葉)、茶碗蒸し、「丸八製茶場」の加賀棒茶。YouTubeで「山田五郎オトナの教養講座」を視聴。
Sunday, March 2
体調は低空飛行。洗濯。朝食、サニーレタスと紫玉葱とチーズと生ハムを挟んだバゲットサンド、目玉焼き、トマト、胡瓜のピクルス、珈琲。昼食、クロックムッシュ。「les mille feuilles de liberté」で購入した、まだ蕾の椿の束をダイニングテーブルに飾る。夕食、ちらし寿司(酢飯、蓮根、玉子焼き、紅生姜、刻み海苔)、みつ葉と絹ごし豆腐のお吸い物、「丸八製茶場」の加賀棒茶。
トランプ大統領とゼレンスキー大統領が会見中に激しい口論になったニュースが広く報じられている。頼まれてもいないのにレフェリー役を演じる素人にはならないよう注意したいところだが、後から振り返ってこの会見が歴史の岐路になったとしたら、あまりにお粗末な「歴史的出来事」ではある。