Monday, October 28
衆議院議員選挙の結果は、自民党大敗。朝食、目玉焼きとベーコン、ベビーリーフと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、焼豚と生卵と小葱と海苔を添えた醤油ラーメン。「サッポロ黒ラベル」を飲む。
筑摩書房のPR誌『ちくま』の11月号が届く。
Tuesday, October 29
朝食、目玉焼きとベーコン、ベビーリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、玉子と玉葱とパセリのピラフ。チリの白ワインを飲む。
旅支度として旅の本を読む。吉田健一『旅の時間』(講談社文芸文庫)を再訪。
Wednesday, October 30
朝食、目玉焼きとチーズ、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。
会社からの帰宅途中に「成城石井」に立ち寄って買い物。夕食、ほうれん草とベーコンとバジルのパスタ。フランスの赤ワインを飲む。
読書。高階秀爾『歴史のなかの女たち 名画に秘められたその生涯』(文藝春秋)を読む。今年4月に京都の「マヤルカ古書店」で購入した一冊。名画に描かれた西欧史を彩る女性たちの生涯が、端正かつ明晰な文章で綴られている。
Thursday, October 31
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。穏やかな秋晴れ。昼休みの時間帯に会社周辺を散歩。最寄りの「スターバックス」でカプチーノを飲む。残業。『図書』11月号(岩波書店)が届く。夕食、白米、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、しらすを添えた豚肉とほうれん草の甘酢炒め。「サッポロ黒ラベル」を飲む。
読書。平芳裕子『東大ファッション論集中講義』(ちくまプリマー新書)を読む。具体的なエピソードは知っている話も多かったが、「ファッションをめぐる考察」として議論されてきたことを、体系だてて教えてくれる好著。
Friday, November 1
朝食、目玉焼き、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
午後は有給休暇を取得。山手線に乗って渋谷駅で下車し、「渋谷ヒカリエ」に向かう。「d47食堂」にて午餐。「山形定食 甚五右ヱ門芋の芋煮」を注文。カウンター席の端に座ったら、横にならぶ全員が外国人旅行者。「TODAY’S SPECAIL」と「MARKS&WEB」で買い物を済ませてから、「渋谷スクランブルスクエア」に移動する。9階にある「A&F COUNTRY」へ。普段は縁のないアウトドア用品店を訪れたのは、高橋ヨーコと花井祐介の冊子を購入するため。「渋谷スクランブルスクエア」内の「資生堂パーラー」に立ち寄ってから、帰途に就く。
「資生堂パーラー」のチーズケーキと「丸山珈琲」の豆で淹れた珈琲で休憩。アイロンがけと明日からの小旅行のための荷物整理。夕食、「無印良品」のチキンティッカマサラ、サニーレタスと紫玉葱と人参のサラダ。「サッポロ黒ラベル」を飲む。
Saturday, November 2
警報級の大雨が予想されるなか、京都へ。東京駅に向かう夜明け前の山手線の車窓からは、雨で灯りが霞む東京タワーが見える。開店時刻から5分経過した東京駅構内の駅弁屋「祭」は、すでに大混雑の様相。牛タン弁当を買う。東京駅から始発の東海道新幹線に乗って、京都駅に向かう。車内放送によれば座席は満席とのこと。
午前8時すぎに京都駅着。駅からタクシーに乗ってホテルまで。今回の宿泊先は2年ぶりの「RC HOTEL 京都八坂」。雨の降るなか、開店時刻と同時に入店した「% ARABICA Kyoto Higashiyama」で休憩。「八坂の塔」周辺は外国人観光客ばかりなので、日本語を喋っているほうが少数派である。「RC HOTEL」や「% ARABICA」ができた頃は、これほど外国人観光客だらけになるとは想像していなかった。
タクシーに乗って「龍谷大学大宮学舎」までと行き先を告げると、運転手に「学園祭?」と訊かれる。学園祭ではなく、今回の旅の主目的は「京都モダン建築祭」を巡ること。目的地の校舎に到着すると、傘をさした人たちで行列ができている。
「京都モダン建築祭」は、インターネットで購入した電子チケットを、会場受付で紙のチケットに交換して、さらには裏に名前を書くという、あまりにアナログな手法を採用していて驚く。入場者数を紙に「正」の字を書いてカウントしている人の姿にまた驚く。改善の余地あり。10年以上の歴史がある催し物と比較するのは酷だが、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」がイベント運営として如何に洗練されているかを思う。
「龍谷大学大宮学舎」と「元淳風小学校」を見学してから、タクシーを掴まえて「京都市役所」近辺まで。雨は止まない。昼食は「広東料理 鳳泉」に滑り込む。焼き豚入りそば、スープ。
「京都御幸町教会」「京都市役所本庁舎」「カトリック河原町教会」「先斗町歌舞練場」を巡る。「先斗町歌舞練場」を訪れたときの天候が一番酷くて、濁流が流れ下る鴨川を横目に、雨宿りとして観客席にしばらく佇む。
「THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC」と「祇園くろちくビル」を辿って、ホテルまで歩いてチェックイン。ずぶ濡れ不可避の雨足にどっと疲れた影響で具合が悪くなってしまい、しばらく部屋で休む。
日暮れ前、雨が止む。なんとか体調が快復したところでタクシーに乗り込み、午餐の店へ。夕食は「馳走いなせや」にて。恋豆腐、ツブ貝わさび、京トマトと生ハムサラダ、鶏皮ポン酢、鴨のすき焼き、汲み上げ湯葉造り、京都産黒枝豆、ビール、日本酒。
Sunday, November 3
きのうの悪天候から空模様は豹変し、爽やかな秋晴れ。文化の日は晴れる。体調は快復傾向。旅先でしかやらないであろう、タクシーに乗って朝食を食べに行くという贅沢をして、「喫茶アマゾン」に向かう。サンドイッチと珈琲の朝食。一旦ホテルに戻る道程もタクシーを使う。運転手曰く、最近は日本人より外国人を乗せる方が多いとのこと。「RC HOTEL 京都八坂」前の「KéFU STAND」でカフェラテを買って、「法観寺」を望むホテルの屋上で飲む。
「京都国立近代美術館」で「LOVEファッション 私を着がえるとき」展を見学する。「京都国立近代美術館」ではファッションをテーマにした展示をしばしば企画していることに気づいてはいたが、それが歴史的な経緯があってのことであるのは、平芳裕子『東大ファッション論集中講義』(ちくまプリマー新書)に教わった。「メトロポリタン美術館」で開催された「現代衣服の源流」展を見て感銘を受けた三宅一生が、日本での巡回を各方面に働きかけたところ、手を挙げたのが「京都商工会議所」の副会頭だった「ワコール」創業者の塚本幸一で、日本で初めてのファッション展覧会として結実し、開催場所となったのが「京都国立近代美術館」だった。その後、展覧会の成功を受けて、西洋服飾の収集と研究をおこなう「京都服飾文化研究財団」が設立されたとのこと。「LOVEファッション 私を着がえるとき」展の展示品も、多くは「京都服飾文化研究財団」所蔵のもの。
「岡崎公園」からタクシーで「京都市役所」近辺まで。「晦庵 河道屋」に向かうも行列。休日のお昼時に老舗の人気店を訪れるのは愚かな選択であることは承知しつつ、やはり愚かな選択だった。行列を離脱して、「craft dining upit」にてハンバーガーとポテトをテイクアウトして、鴨川を眺めながら食べる。
「京都モダン建築祭」巡りを再開。徒歩とタクシーを駆使して「らくたび京町家(旧村西家住宅)」「東本願寺視聴覚ホール」「重信会館」「京都国立博物館 技術資料参考館・茶室堪庵」「大雲院 祇園閣(旧大倉喜八郎別邸)」をまわる。最後に乗ったタクシーでは、運転手より八坂神社の近辺でデモが始まるので渋滞が生じる可能性があるとの情報を提供してもらう。
夕食は韓国料理の店「ハハハ」にて。トラントゥルケタン、茹でタコ、マンドゥ、蒸し豚と塩漬け白菜、白菜キムチ、じゃこ炒め、たたみイワシのヤンニョン焼き、韓国ビール(TERRA)、マッコリ。