Monday, September 9
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。
朝の読書。購入した本が積読としてだいぶ溜まってきたので、消化活動に勤しまなければならない。川添愛『言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む』(東京大学出版会)を読む。
昼食、白米、梅干し、豚肉のセロリシード炒め、南瓜の煮物、ピーマンとしめじの豆板醤炒め、キャベツのお酢炒め、蓮根の酒蒸し、ミニトマトの弁当。通勤の道中にて吉見俊哉『五輪と戦後』(河出文庫)を最後まで。朝の天気予報では夕方以降に雷雨に見舞われるのは避けられない雰囲気だったが、運よく雨粒が落ちる前に帰途に就く。
夕食、豚肉と小松菜の辣油とお酢炒め、生姜を添えた冷奴、納豆。日本酒「真澄」を飲む。
Tuesday, September 10
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の塩麹炒め、南瓜の煮物、キャベツのお酢炒め、蓮根の酒蒸し、ミニトマトの弁当。
読書。川添愛『言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む』(東京大学出版会)を最後まで。著者の述べるとおり、隙あらばプロレスの話に持っていきたがる脱線の多いお気楽なエッセイ集であるが、つぎのような慧眼がひっそり忍ばせてあるので油断ならない。
ついでに言えば、日常的な場面では、「論理的」イコール「説得的」と考えてしまうことが多いように思う。世の中に出回っている「論理的思考」とか「論理的な話し方」と名の付くメソッドの多くは、「結論を先に言って、それから根拠を述べた方が相手を説得しやすい」などといった「話の持っていき方」に重点を置いている。しかし、こういう「説得力のある話の持っていき方」と、厳密な意味での論理は、基本的に別物だ。(p.208)
自宅に戻ってから増加した蔵書を適切に収納するために本棚の整理整頓をおこなう。肉体労働。夕食、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁。日本酒「真澄」を飲む。
Wednesday, September 11
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の塩麹炒め、南瓜の煮物、ピーマンとしめじの豆板醤炒め、蓮根の酒蒸し、ミニトマトの弁当。夕食、豚肉とピーマンの豆板醤炒め。「サッポロビール黒ラベル」を飲む。
残暑が厳しすぎる。読書。長谷川四郎『シベリヤ物語 長谷川四郎傑作選』(ちくま文庫)を読む。編者は堀江敏幸で、文庫本の帯文には村上春樹の文章が添えられている。しばらく前に村上春樹はラジオ番組のなかで、作家として「やならいことリスト」が結構あると語り、対談、座談会、往復書簡、テレビ出演、講演依頼、連載小説、注文を受けて小説を書くこと、新聞のコメント、文学賞の選考委員、書評、広告出演などを挙げていたのだが、編者をやっているのは仕事の依頼は割となんでもこなしがちな人であることの対照を噛み締める。
Thursday, September 12
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の塩麹炒め、南瓜の煮物、ほうれん草のコンソメ炒め、蓮根の酒蒸し、ミニトマトの弁当。夕食、茄子とトマトとベーコンのコンソメバターパスタ、赤ワイン。
暑い日々がつづく。読書。長谷川四郎『シベリヤ物語 長谷川四郎傑作選』(ちくま文庫)を最後まで。自宅にて、家事の合間に本棚の整理をおこなう。「蔵書を整理して綺麗に並べること」も趣味のひとつとして数えてよいのかもしれない。
Friday, September 13
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、バゲットとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉と茄子と小松菜の豆板醤炒め、玉子焼き、ミニトマトの弁当。夕食、豚肉と小松菜と茄子の辣油炒め。「よなよなエール」を飲む。
読書。奈倉有里『文化の脱走兵』(講談社)を読む。沼野充義はいい教師であることがわかる。夜、澤部渡「NICE POP RADIO」(α-STATION)を聴きながら本棚の整理を完結させる。
Saturday, September 14
朝食、目玉焼きとベーコン、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。掃除と洗濯とアイロンがけ。
残暑というより今はまだ夏本番なのかもしれない。銀座線で表参道駅下車。「Spiral Market」を覗くともう来年のカレンダーが販売されていて驚く。青山通りを挟んで「SPIRAL」の向かいにある建物「Aoビル」にはじめて入る。入居しているテナントの傾向がやや謎。午餐のために4階の「CAFE LANDTMANN」に向かう。リンドグーラッシュ、パン、スープ、スパークリングワイン、アイスコーヒー。「一保堂茶舗」のポップアップショップ「ひやかし IPPODO TEA」に立ち寄って、抹茶檸檬ソーダフロートを飲む。蒸し暑い表参道周辺を歩いて「AIGLE」での買い物につきあう。
自宅に戻って読書。平野紗季子『ショートケーキは背中から』(新潮社)を読む。夕食、海鮮丼(鮪の刺身、生卵、小葱、刻み海苔)、若布と小葱の味噌汁。「エチゴビール のんびりふんわり白ビール」を飲む。
Sunday, September 15
朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。
横須賀線に乗って逗子駅で下車。駅前からバスに乗って神奈川県立近代美術館の葉山館まで。逗子駅から美術館まで向かう京急バスはいつも混んでいるのだが、そして美術館に到着する頃には空くのだが、みんなどこで何をしているのだろう。「石田尚志 絵と窓の間」展を鑑賞。公開制作の場に立ち会えて感銘を受ける。
相変わらず渋滞に巻き込まれて時間どおりにやってこない京急バスに乗って「LA MARÉE」に向かう。店の外にまで行列ができていたが予約済なのでスムーズに入店。昨今、人気のある飲食店は予約しないと食べ物にありつけない事態となっている。予約の時代。じゃこと海藻の和風サラダ、ウフマヨと自家製マヨネーズ、ブッラータチーズとシャインマスカットとピオーネと生ハムのサラダ、小海老と茸の発酵レモンクリームスパゲティ、フレンチフライ、ハートランド、白ワイン、コロナビール。
帰りも京急バスが来ないので、逗子・葉山駅まで歩く。駅に着く直前でバスに抜かれる。徒歩とほぼ同じスピードで走るバス。帰りに横浜の「NEWoMan」に立ち寄って、「2416MARKET」で日本酒を買って帰る。読書。武塙麻衣子『酒場の君』(書肆侃侃房)を読む。