Monday, September 2
午前4時半起床。晴れ。体調は徐々に恢復し、平常運転に戻る。
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のお酢炒め、魚河岸揚げ、人参しりしり、ピーマンと茄子の味噌炒め、キャベツとベーコンのコンソメ炒め、茸の海苔炒め、ミニトマトの弁当。
読書。昨晩からページを捲りはじめた内田百閒『蓬莱島余談 台湾・客船紀行集』(中公文庫)を最後まで。
夕食、鶏の唐揚げ、絹ごし豆腐と小松菜の味噌汁。夜、赤ワインを一杯飲みながら会社帰りに購入した『BRUTUS』(マガジンハウス)の最新号を読む。特集は「おいしいコーヒーのガイドブック。」で、東京と京都のコーヒーショップが数多紹介されている。都内の店舗は知らない場所ばかりで、むしろ旅するたびに街のことを調べる京都のほうが知っている店は多い。
Tuesday, September 3
突如涼しくなる。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の豆板醤炒め、魚河岸揚げ、人参しりしり、ピーマンと茄子の味噌炒め、キャベツとベーコンのコンソメ炒め、茸の海苔炒めの弁当。
読書。『図書』10月号(岩波書店)を読む。夕食は五反田の「おにやんま」にて。久方ぶりに訪れたら券売機が新しい機器に変わっていて、現金不可。以前は現金のみだったので極端すぎる変貌。しかし現金不可を伝える説明書きは、黒マジックで書かれたダンボールが券売機に貼り付けてある代物で、最新の機械を導入しても五反田店らしさは維持している。
夜、何度リニューアルを繰り返せば気が済むのだろうと思うほど編集長が交代するたびに微調整的な刷新を試みる『Hanako』(マガジンハウス)を読む。特集は「鎌倉、新発見。」と銘打たれた鎌倉特集。知らない店がたくさん載っている。「サッポロビール黒ラベル」を飲む。
Wednesday, September 4
朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のガーリック炒め、人参しりしり、ピーマンと茄子の味噌炒め、キャベツとベーコンのコンソメ炒め、茸の海苔炒め、ミニトマトの弁当。
読書。先日『BRUTUS』(マガジンハウス)と一緒に購入した吉見俊哉『五輪と戦後』(河出文庫)を読む。単行本刊行時に図書館で借りて読んだので再訪。吉見俊哉の現在の勤務先が「國學院大學観光まちづくり学部」であることを知る。そんな学部があるのか。
Thursday, September 5
朝食、目玉焼き、豚肉のコンソメ炒め、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉のコンソメ炒め、人参しりしり、ピーマンと茄子の味噌炒め、キャベツとベーコンのコンソメ炒め、茸の海苔炒め、ミニトマトの弁当。夕食、鯖缶とピーマンと玉葱の洋風チャーハン。「サッポロビール黒ラベル」を飲む。平野紗季子のPodcast「味な副音声 voice of food」を聴いたら新刊本の宣伝をしている。
Friday, September 6
有給休暇を取得。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。束の間の秋の気配は消滅し、厳しい残暑に戻る。クローゼットの片付けに取り掛かる。掃除と洗濯。近所のドラッグストアとスーパーマーケットで買い物。アイロンがけ。
昼食、白米、梅干し、豚肉のコンソメ炒め、人参しりしり、ピーマンと茄子の味噌炒め、キャベツとベーコンのコンソメ炒め、茸の海苔炒め、ミニトマトの弁当。午後、映画鑑賞。『ナイルの娘』(ホウ・シャオシェン/監督、1987年、台湾)を見る。
夕食、豚肉とほうれん草の酢と辣油炒め、絹ごし豆腐と若布の味噌汁。「よなよなエール」を飲む。
読書。吉見俊哉『五輪と戦後』(河出文庫)を読む。内容はとても面白いのだが、単行本刊行時に存在した誤植が直っておらず、河出書房新社の編集や校閲は何をやっているのだろう。坂倉準三のことを板倉準三と書いてあるのがそのままになっているのは、文庫化にあたり読み返してすらいないのでは疑惑がでてくる。
Saturday, September 7
セルジオ・メンデスの訃報。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。
山手線に乗って東京駅まで。東京駅構内の商業施設「GRANSTA」を散策。「COCORIS」の焼菓子を買って、これから遠出をしようというのに荷物を増やす。土産物屋の「TOKYO!!!」で「KIMINO」の林檎ジュースを買ってから、北陸新幹線「あさま605号」に乗り込んで軽井沢に向かう。新幹線の乗車時間が2時間以上ある場合はグリーン車の快適さは魅力的だが、東京駅から軽井沢駅までは1時間程なので一般の指定席を取ろうと思って「えきねっと」を数日前に確認したらほぼ満席状態。グリーン席しか選択の余地がなかった。そんなにみんな軽井沢に行くのかと思って駅に着いたら乗客の多数がどっと降りたので、週末に軽井沢を訪れる人は多いらしい。
旧軽井沢方面に向かうため駅前でバスを待つも時刻表が謎でよくわからず。バス停に並んでいる他の人びともよくわからないのは同様らしく、お互いによくわからないことを確かめ合っている。知らない街のバスは難しいのでタクシーに切り替える。避暑を狙って訪れた軽井沢だったが、陽射しが強くてとても暑い。タクシーの運転手云く、この時期でこんなに暑いのは「異常」とのこと。
大行列になっている「ベーカリー&レストラン 沢村」と「川上庵」を横目に、本日の食事処であるネパール料理店「Sajilo Cafe Forest」に向かう。カレー2種のランチセットとラッシー。「セルフィユ軽井沢」に立ち寄り焼菓子とジャムを買う。ちょうど到着したバスに乗って軽井沢駅まで戻る。しなの鉄道に乗って御代田駅まで。徒歩で「MMoP」まで。車社会の土地では誰も舗道を歩いていない。毎年夏の恒例行事となっている「浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」を見学する。「CERCLE plus wine & deli」でアイスラテを飲んで休憩。
しなの鉄道に乗って上田駅まで。店舗の建物が歴史的建造物として知られる「みすゞ飴本舗」で飴とあられを買う。上田の街も残暑が厳しい。車社会なので誰も歩いていない舗道を進んで、古書店の「VALUE BOOKS Lab.」と新刊本と古本の両方を販売していて喫茶もやっている「本と茶 NABO by VALUEBOOKS」を訪れる。前者は「ブックオフ」のような本の並びでピンと来なかったが、後者はいい本屋だった。新品同然の綺麗な状態の蓮實重彦『『ボヴァリー夫人』論』(筑摩書房)を古本として、川添愛『言語学バーリ・トゥード Round 2 言語版SASUKEに挑む』(東京大学出版会)を新刊として購入。
夕食は「日昌亭」にて、看板メニューの焼きそばと瓶ビール。上田駅の土産物屋で日本酒「真澄」を買ってから「はくたか572号」に乗って帰途に就く。帰りの車内で上田駅構内の「NewDays」で買った日本酒「白馬錦」を飲む。
Sunday, September 8
疲労が残っていたので二度寝し、午前6時前に起床。シャワーを浴びてから朝食の支度。目玉焼きとベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとブルーベリージャム、ヨーグルト、珈琲。
厳しすぎる残暑のなか本日も外出。山手線で新宿駅下車。午餐は「新宿中村屋」の本店地下2階にある「Manna」にて。本店がリニューアルして10周年らしいのだが、記録を辿ると前回訪れたのは2011年のことなので、ぼんやり記憶にあるのはリニューアル前の風景。中村屋純印度式カリー、インドティーを注文する。
「紀伊國屋書店 新宿本店」に移動すると多くの女性たちが長蛇の列をつくっていて、理由はゲッターズ飯田がイベントをやっているからとのこと。ゲッターズ飯田の人気に驚く。本日の外出目的である「紀伊國屋書店」にて、ブックフェアの棚で「スタンリー・カヴェルからはじめる書棚散策」の冊子を入手してから、各フロアをめぐって本を見てまわる。レジでの会計時に「無料で配送も可能です」と店員に告げられる程度に本を買う。加藤信朗『ギリシア哲学史 新版』(東京大学出版会)、武塙麻衣子『酒場の君』(書肆侃侃房)、平野紗季子『ショートケーキは背中から』(新潮社)、玉川裕子『「ピアノを弾く少女」の誕生 ジェンダーと近代日本の音楽文化史』(青土社)、塚本邦雄『新版 百珠百華 葛原妙子の宇宙』(書肆侃侃房)、奈倉有里『文化の脱走兵』(講談社)、エーリヒ・ケストナー『ケストナーの戦争日記 1941-1945』(酒寄進一/訳、岩波書店)、ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ』(柳瀬尚紀/訳、河出書房新社)。
副都心線と東横線で、新宿三丁目駅から自由が丘駅まで移動。「MOMO NATURAL」で「WECK」の保存容器を買い足して、「GRANDIR KYOTO」でバゲットを買って、「東急ストア」で野菜を買う。陽射しと湿気がつらい。
夕食、白米、納豆、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、鯵のひらき、蓮根の酒蒸し。「キリンクラシックラガー」を飲む。