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Monday, June 3

昨日からの雨は止んで穏やかな曇り空。朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、玉蜀黍、キャロットラペ、薩摩芋、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

NHKFMの「古楽の楽しみ」でヘンデルの初期作品を聴いていたら番組の途中で緊急地震速報が流れる。能登半島で震度5強の揺れ。朝の読書。加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』(東京大学出版会)を最後まで。カラーフィールド絵画を主導した代表的画家、ヘレン・フランケンサーラー、モーリス・ルイス、ケネス・ノーランド、ジュールズ・オリツキー、フランク・ステラを取り上げて、20世紀中盤のアメリカにおける美術や文化の潮流との関係性を紐解きながら、カラーフィールド絵画の歴史的な位置づけや意義を描き直す試み。カラーフィールド絵画の論考としてのみならず、とりわけ前半部分はグリーンバーグ論としても興味ぶかく読んだ。ところで、2022年にDIC川村記念美術館で開催された「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」展で印象に残ったのはジャック・ブッシュの絵画だったのだが、このカナダのトロント生まれの画家についての言及が本書でほぼなかったのは少し残念。

昼食、白米、梅干し、鶏肉の白だし煮、小松菜の唐辛子炒め、しめじの煮物、人参と牛蒡のきんぴら、玉蜀黍、ミニトマトの弁当。会社からの帰宅時は雨模様。郵便受けに『図書』6月号(岩波書店)が届く。夕食、千鳥酢と豆板醤で炒めた豚肉と長葱とピーマン。

Tuesday, June 4

晴れ。朝陽が眩しい。朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、玉蜀黍、キャロットラペ、薩摩芋、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。「講談社現代新書創刊60周年」の記念冊子『新書へのとびら』(講談社)を読む。魚住昭が「現代新書はいかにして現代新書になったのか」と題する100ページ弱の文章を寄せている。

昼食、白米、梅干し、豚肉の千鳥酢炒め、しめじの煮物、人参と牛蒡のきんぴら、春菊と茗荷の炒め物、薩摩芋、ズッキーニのグリル、ミニトマトの弁当。定期購読の『UP』6月号(東京大学出版会)と「Amazon」で予約注文したフリイラくん『おにうめ』(KADOKAWA)が届く。夕食、生卵と小葱を添えた白石温麺。

Wednesday, June 5

晴れ。朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスと海藻とトマトのサラダ、玉蜀黍、キャロットラペ、薩摩芋、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。先週からのスピノザ強化週間は今週も継続。國分功一郎『スピノザ 読む人の肖像』(岩波新書)を読む。

昼食、白米、梅干し、豚肉の豆板醤炒め、しめじの煮物、人参と牛蒡のきんぴら、赤パプリカの煮浸し、薩摩芋、ズッキーニのグリル、ミニトマトの弁当。夕食、牛豚挽肉と長葱の焼き餃子。

Thursday, June 6

朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、玉蜀黍、キャロットラペ、薩摩芋、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。週末の予定を調整するためにインターネットで調べもの。昼食、白米、梅干し、豚肉の白だし煮、春菊と茗荷と長葱の炒め物、人参と牛蒡のきんぴら、赤パプリカの煮浸し、薩摩芋、ズッキーニのグリル、ミニトマトの弁当。夕食、「sakana bacca」の握り鮨、小松菜の味噌汁。

Friday, June 7

朝食、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱のサラダ、玉蜀黍、薩摩芋、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白米、梅干し、豚肉の醤油煮、春菊と小松菜の炒め物、人参と牛蒡のきんぴら、赤パプリカの煮浸し、ズッキーニのグリルの弁当。夕食、豚肉と小松菜のパスタ、甘唐辛子のグリル添え。「Mikkeller Hop Shop Hazy IPA」を飲む。

夜、岸田繁の「THE UNIVERSE」(J-WAVE)を聴きながらアイロンがけ。

Saturday, June 8

植物の水やりと部屋の掃除と洗濯。朝食、生卵としらすを添えた白粥、茄子と小松菜の味噌汁、「一保堂茶舗」の焙じ茶。マガジンハウスの雑誌を二冊。「理想のキッチンとインテリア」特集の『Hanako』7月号と「すぐ作りたくなる、手料理のアイデア」特集の『& Premium』7月号を読む。

総武線の新日本橋駅で下車。開店時間と同時に「うなぎ割烹 大江戸」の暖簾をくぐる。鰻重(さつき 二本いかだ)、うざく、麦酒大瓶の豪勢な午餐。お祭り(山王祭)の支度をしている日本橋の街を抜けて京橋まで歩く。「アーティゾン美術館」で「ブランクーシ 本質を象る」「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 清水多嘉示」を見学する。とてもよい展示。美術館をあとにして日本橋兜町を逍遥。まずは「patisserie ease」に向かって焼き菓子を買う。昨今の兜町界隈は洒落た店が増えて、週末は感度の高い若者で溢れているので休憩場所を探すのが難しい。土日の兜町が閑散としていたのは昔の話。大箱の「KABEAT」に滑り込んで苺のショートケーキとアイスカフェラテで休憩。複合施設「BANK」も覗いて「bakery bank」でパンを買う。「日本橋三越」の「EATALY」に立ち寄ってトマトソースを買ってから帰途に就く。

夕食、豚肩ロース肉と馬鈴薯の洋風肉じゃが、サラダ(茹で卵、サニーレタス、海藻、紫玉葱、トマト)、キャロットラペ、バゲットとオリーブオイル。フランスのオレンジワイン「La Sauvignonne 2022 Laurent Lebled」を飲む。

Sunday, June 9

曇天。生卵としらすと小葱と白胡麻を添えた白粥、若布と長葱の味噌汁、胡桃の佃煮、「一保堂茶舗」の煎茶。「patisserie ease」で購入した焼き菓子と「Stumptown Coffee Roasters」の豆で淹れた珈琲。近所の花屋にてドウダンツツジとスモークツリーを買う。スーパーマーケットで食料品の調達を済ませてから昼食の支度。豚肩ロース肉と馬鈴薯の洋風肉じゃが、サラダ(サニーレタス、海藻、人参)、バゲットとオリーブオイル。スペインの白ワイン「Xarmant Txakoli」を飲む。映画。『私の好きな季節』(アンドレ・テシネ/監督、1993年、フランス)を見る。夕食、白米、玉子と小葱の中華風スープ、麻婆豆腐、蛸とセロリの大蒜炒め。「サッポロビール黒ラベル」を飲む。