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Monday, January 22

洗濯と掃除。朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ベーコンとマスタード、パンドミとクリームチーズ、林檎とキャラメルのジャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏の唐揚げ、冷奴、ほうれん草の味噌汁、「月ヶ瀬健康茶園」の焙じ茶。

冬晴れ。朝の読書。マギー・オファーレル『ルクレツィアの肖像』(小竹由美子/訳、新潮クレストブックス)を最後まで。夕方、小雨が降る。夜の読書。江國香織『抱擁、あるいはライスには塩を』(集英社文庫)の上巻を読む。よくこういう設定を思いつくものだと小説家の想像力に感心する。「サドヤ」の赤ワインを飲む。

Tuesday, January 23

朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ベーコンとマスタード、パンドミとクリームチーズ、林檎とキャラメルのジャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、バジル風味のチキンステーキ、ほうれん草のソテー。「ギネス」を飲む。特段の意図や基準はないものの食材の表記はなるべく漢字で書こうと思って、「わかめ」を「若布」としたり「みょうが」を「茗荷」と変換してきたが、「ほうれん草」を「菠薐草」としなかったのは「菠薐草」という込み入った漢字の羅列に些かギョッとする印象をうけるためで、しかし江國香織が小説のなかで「菠薐草」を書いているのを読んで使うのもありかと一瞬思うものの、やはり字面を眺めると強すぎると感じてしまう。

読書。江國香織『抱擁、あるいはライスには塩を』(集英社文庫)の下巻を読む。東急線のフリーペーパー『SALUS』2月号(東急)と東京メトロのフリーペーパー『メトロミニッツ ローカリズム』2月号(スターツ出版)。特集は前者が「この街、あの街のおいしいコーヒー」で、後者が「いまどきの立ち飲み」。

Wednesday, January 24

朝食、半熟卵、サニーレタスとミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ベーコンとマスタード、パンドミとクリームチーズ、林檎とキャラメルのジャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、豚肉のヒレカツ、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、「月ヶ瀬健康茶園」の焙じ茶。

冬らしい寒さになる。読書。本棚から栃折久美子『モロッコ革の本』『製本工房から 装丁ノート』(どちらも集英社文庫)を再訪。「黒松剣菱」の熱燗を飲む。

Thursday, January 25

朝食、半熟卵、サニーレタスとミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ベーコンとマスタード、パンドミとクリームチーズ、林檎とキャラメルのジャム、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、「sakana bacca」の握り鮨、ほうれん草の味噌汁。「琥珀ヱビス」を飲む。

残業。読書。読みさしの栃折久美子『製本工房から 装丁ノート』(集英社文庫)を最後まで。筑摩書房のPR誌『ちくま』2月号が届く。蓮實重彦と金井美恵子が月ごとに交互で登場する劈頭に掲げられた連載にかんして、インターネット上において蓮實重彦のほうは時折話題になっているようだが、金井美恵子の連載が取り上げられているのを目にすることはあまりない。大衆を刺激する勘所がちがうのだろうか。筑摩書房の新刊案内を確認するとロバート・ノージックの『生のなかの螺旋 自己と人生のダイアローグ』が「ちくま学芸文庫」として文庫化されるとのこと。ノージックの主著『アナーキー・国家・ユートピア』を手軽に入手できるよう文庫化してほしい。

Friday, January 26

朝食、半熟卵、サニーレタスとミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ハムとマスタード、トゥルトとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、ビーフストロガノフ。「エチゴビール のんびりふんわり白ビール」を飲む。

残業。読書。青柳いづみこ『ドビュッシー 想念のエクトプラズム』(中公文庫)を読みはじめる。

Saturday, January 27

部屋の掃除。朝食、半熟卵、サニーレタスとミニトマトのサラダ、人参のマリネ、ハムとマスタード、トゥルトとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。ラジオを聴きながら「フランセ」のミルフィユと「くるみの木」の豆で淹れた珈琲。冬晴れ。近所のスーパーマーケットで買い物。昼食、鶏肉とほうれん草と若布を添えた蛤出汁の塩ラーメン。読書。去年古書店で購入した浩瀚な吉田健一の評伝、長谷川郁夫『吉田健一』(新潮社)を読みはじめる。歯医者での定期検診を済ませてから、自転車に乗って外出。久が原駅近くの「秋庭商店」でワインを買う。一杯どうですかと試飲を勧めてくる店主に自転車なのでと断るやりとりを店を訪れるたびに繰り返している。洗足池駅近辺の「FROM NOUGAT SHOP」でヌガーサンド、「MY’S」でチューリップの花束を買う。先の2店舗と同じ建物内のカフェ「AOI COFFEE」は満席だったのでパス。この場所は洒落たスポットとして巷で評判を呼んでいるのか続々と人がやってくる。自転車を手押ししながら洗足池公園をぐるっと散歩してから、雪が谷大塚駅近辺に移動。「BOOKOFF」で古本を物色する。『久生十蘭短篇選』(川崎賢子/編、岩波文庫)、エリ・ヴィーゼル『夜』(村上光彦/訳、みすず書房)、『雨に打たれて アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ作品集』(酒寄進一/訳、書肆侃侃房)、川上弘美『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』(講談社)、川上未映子『夏物語』(文春文庫)を買う。帰途に就く。常備菜をつくる。蓮根の酢煮、人参のマリネ、白菜とほうれん草の蒸籠蒸し、茄子としめじの醤油炒め。夕食、牛肉のステーキ、クレソンのソテー、サラダ(ベビーリーフ、ツナ、ミニトマト、茹で卵)、人参のマリネ、トゥルト。ポルトガルの「Niepoort」の赤ワインを飲む。

Sunday, January 28

朝食、梅干しを添えた白粥、白菜と和布の味噌汁、「月ヶ瀬健康茶園」の焙じ茶。洗濯と掃除。「FROM NOUGAT SHOP」で購入したヌガーサンドと「GLOBE COFFEE」の豆で淹れた珈琲。読書。長谷川郁夫『吉田健一』(新潮社)のつづき。東京で震度4の地震。本棚がみしみし音を立てる。昼食、「無印良品」のケララチキンカレー。映画鑑賞。『ピストルと少年』(ジャック・ドワイヨン/監督、1990年、フランス)を見る。本棚の整理。アイロンがけ。夕方、「ギネス」を飲む。夕食、うどんと焼き豆腐と白菜と白滝の白だし鍋。「琥珀ヱビス」を飲む。