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Monday, December 18

午前4時起床。朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハム、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。朝の冷たい空気はようやく冬らしさを感じさせる。午後は有給休暇を取得し、「渋谷ヒカリエ」を訪れて「d47食堂」にて昼食を摂る。大蒜入り味噌だれに漬けた鶏肉と野菜炒め、飛騨の赤かぶら漬け、古漬けの煮たくもじ、濁酒付きの「岐阜定食 鶏ちゃん」を注文。追加でカスタードプリンと珈琲をたのんで少し読書。堀江敏幸『いつか王子駅で』(新潮文庫)を読む。「岐阜定食」を食べながらそういえば堀江敏幸は岐阜生まれであることを思い出す。「渋谷スクランブルスクエア」の「紀ノ國屋」でお茶と麦酒とワインを買って、「東急フードショー しぶちか」の「bricolage bread & co.」でパンを買う。帰宅後、常備菜づくり。夜、映画鑑賞。『プラットホーム』(ジャ・ジャンクー/監督、2000年)を見る。夕食、小葱と生卵を添えた温かいうどん。「ヱビスプレミアムエール」を飲む。

Tuesday, December 19

朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハム、パンドミと農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏の唐揚げ、絹ごし豆腐と小松菜の味噌汁、納豆。夜、炭酸水で割った「トーキョーハチオウジン」を飲む。

曇天模様。読書。堀江敏幸『アイロンと朝の詩人 回送電車Ⅲ』(中央公論新社)を読む。

Wednesday, December 20

朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハム、パンドミと農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、小籠包と小松菜の蒸籠蒸し。「ヱビスプレミアムエール」を飲む。

掃除と洗濯。朝4時に起きると朝7時ごろに眠くなる。晴れ。読書。読みさしの堀江敏幸『アイロンと朝の詩人 回送電車Ⅲ』(中央公論新社)を最後まで。来年から「デイリーポータルZ」の運営会社が変わり、独立した企業として「デイリーポータルZ株式会社」になると知る。代表は林雄司。林雄司は自営業者のような生活をしているように見えながらも実のところ「会社員」であることに特性なり趣なりがあったと思うので、これからどうなるのだろう。

Thursday, December 21

朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハム、パンドミと農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、牛肉のコロッケ、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁。「キリンクラシックラガー」を飲む。

冷たい風が吹いてようやく冬らしい天候になる。読書。「日本の古本屋」で取り寄せた堀江敏幸『象が踏んでも 回送電車Ⅳ』(中央公論新社)を読む。今年のじぶんの日誌を読み返していたら年頭に「今年の抱負は爪に火を灯す暮らしでお金の流出を防ぐこと」と書いてある。まったく遵守されていない戯言となっているが来年こそは。

Friday, December 22

冬至。早朝の5時から放送しているNHKFMの「古楽の楽しみ」は番組自体が渋いプログラムだと思うが、今週の特集は「バッハが1723年の12月に演奏した作品を中心に」と題された輪を掛けての渋さである。朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハム、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。珍しい在宅勤務からの午後半休。昼食、白米、納豆、生卵、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、「本田味噌本店」のちりめん味噌と胡瓜、焙じ茶。午後は映画鑑賞。『山河ノスタルジア』(ジャ・ジャンクー/監督、2015年)と『帰れない二人』(ジャ・ジャンクー/監督、2018年)を見る。ジャ・ジャンクーの映画はここは笑うところなのかと思うシーンがしばしばあるのものの、わりと真面目にやっている感じなので判断に悩む。映画配信サービスの「ザ・シネマメンバーズ」でジャ・ジャンクーの長編作品が並んでいるので何作かを再見しているのだが、『一瞬の夢』(1997年)だけがないのは権利関係に障壁でもあるのだろうか。日が暮れてから外出。半蔵門線の永田町駅下車。「AUX BACCHANALES 紀尾井町店」にて晩餐。オマール海老と三浦野菜のグリエ サラダ仕立て、ムール貝の白ワイン蒸しとフライドポテト、オムレツとオマール海老と蟹のクリームソース、赤ワイン。最後に「ギネス」を飲んでから帰途に就く。

Saturday, December 23

いつもより1時間遅い午前5時に起床。朝食、目玉焼き、サニーレタスと紫玉葱とミニトマのサラダ、ハム、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。近所のスーパーマーケットで買い物を済ませてから昼前に外出。銀座線の表参道駅下車。表参道界隈におけるカフェの穴場「フランセ表参道本店」にてパニエと珈琲で休憩。「spiral」に出向いて、「call」を覗いてから「spiral market」で卓上カレンダーとハンカチを買う。「青山ブックセンター」で単行本1冊と文庫本2冊を購入。年末の街を闊歩しながらの買い物は愉しい。「RURU MARY’S 青山通り店」、「渋谷スクランブルスクエア」の「HANDS」に立ち寄ってから、山手線で目黒駅まで。夕食は「とんき」にて、ヒレかつ定食と麦酒。三田線で目黒駅から大手町駅に移動して、丸の内仲通りのイルミネーションを眺めて歩く。「ENOTECA」でスパークリングワインを買って帰る。帰宅後、常備菜づくりとアイロンがけ。

Sunday, December 24

冬らしい底冷え。朝食、生卵と釜揚げしらすを添えた白粥、茄子とほうれん草の味噌汁、奈良漬、梅干し、ちりめん味噌と胡瓜、焙じ茶。聖誕祭という名の西欧料理をいろいろ食べる催しの準備のため、東横線で渋谷駅にて下車。店舗の開店時間より早く着いてしまったので「スターバックス」でカプチーノを飲んで待機。「渋谷スクランブルスクエア」にて食料品その他を調達する。「紀ノ國屋」でシャインマスカット、「FRUCTUS」で苺のショートケーキ、「AND THE FRIET」でドライフリット、「青山フラワーマーケット」でブーケ、「RF1」で洋惣菜のセット、サラダ、ビーフシチューのコロッケ、鶏もも肉ローストを買う。帰宅後、「世界の快適音楽セレクション」(NHKFM)を聴きながら、昼夜兼用の断続的な飲食をはじめる。きのう「ENOTECA」で買ったスパークリングワインをあけて、途中、ムール貝のワイン蒸しとバゲットを投入。「三陸ビール」の「週末のうみねこ」も飲む。訃報欄をまとめて読んでオタール・イオセリアーニの他界を知る。