Monday, November 27
朝食、半熟卵、ソーセージ、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、豆腐と大根おろしと生卵と小葱と白ごまを添えた温かいうどん。「ヱビスプレミアムエール」を飲む。
旅の残響として疲れがでる。身体に疲労が蓄積したまま日常生活に戻り、通常どおりの出勤。先週の奈良の旅での宿泊先は「奈良ホテル」で、所謂「クラシックホテル」と呼ばれるホテルに初めて泊まった。窓から庭の見える広い部屋を選んだので旅費は嵩むことにはなったものの、快適な空間で過ごせて実のある経験となった。宿泊客の風体を確認すると圧倒的に中高年が多い。最近は商業施設に入るとまわりが年下ばかり、もしくはかろうじて同世代を幾人か確認できる光景が常態化していたので、「奈良ホテル」における周囲が年長者ばかりという環境は新鮮。宿泊中、谷崎潤一郎の『細雪』に「奈良ホテル」が登場することは断片的に記憶していたので思い起こしていたのだが、具体的にどのような内容だったかを忘れてしまったのでインターネットで検索して確認してみると、寝具にいた南京虫に刺されて酷い目に遭ったと散々な書きっぷりで、只今世界的に社会問題化しているという宿泊施設での南京虫つまりはトコジラミ被害と符合する、現在進行形の話題と接続できるものだった。
Tuesday, November 28
朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、豚ひれかつ、南瓜煮、蓮根の酒蒸し。「黒松剣菱」の熱燗を飲む。
寒さがまた和らいで調子が狂う。去年は冬を迎えた途端に起床時間が後ろ倒しになっていったが、今季はいまのところ午前4時15分起床を維持している。朝の読書。「恵文社一乗寺店」で入手した『ぽかん 10』(ぽかん編集室)を読む。通勤の読書。「BOOKS青いカバ」で購入した生島遼一『春夏秋冬』(講談社文芸文庫)を読む。解説は山田稔。
Wednesday, November 29
朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、「ちよだ鮨」の持ち帰り寿司、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁。「ヱビスプレミアムエール」を飲む。
先週手袋を買った際に気になったジャケットを買うために退勤後に渋谷駅で下車して、「渋谷スクランブルスクエア」の「TOMORROWLAND」に立ち寄る。読書。生島遼一『春夏秋冬』(講談社文芸文庫)を最後まで。
Thursday, November 30
朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、台湾小籠包と柚子ポン酢、ほうれん草の蒸籠蒸し、絹ごし豆腐と若布の味噌汁。「プレミアムモルツ」を飲む。
夜の帰り道、ようやく冬らしい冷たい風が吹く。「小旅行とパッキング」特集の『POPEYE』12月号(マガジンハウス)を読む。聖誕祭への助走としてVince Guaraldi Trio「A Charlie Brown Christmas」をレコードで聴く。
Friday, December 1
朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、生卵と鶏の唐揚げとほうれん草を添えた塩ラーメン。「ヱビスプレミアムエール」を飲む。
師走。外套を着用。夜、アイロンがけ。旅先で誰かに渡す土産物を買うことはないが(渡す相手が誰もいないので)、じぶんで消費するものは結構購入する。しばしば買うのが珈琲豆でカフェ利用せずに珈琲豆だけを買うこともよくある。珈琲豆を挽く際に旅先のことを反芻できるし、自身が愉しむ旅の土産として珈琲豆は重宝するのだが、しかし珈琲豆を買うと店員にポイントカードをつくりませんかと云われる頻度が高くて、無下に断るのも悪いと思いながらも、当面は来ないもしくは二度と来ないかもしれないので断るよりほかない。
表紙に「藤井聡太と将棋の未来」との惹句が掲げられた雑誌『Number』(文藝春秋)の将棋特集号を読む。
藤井は対局中、自分の負け筋を読んでガックリとうなだれていました。盤上では人間離れした力を発揮しますが、対局姿は人間らしさがのぞきます。そんなに落胆したら相手に悟られるのでは? と思うでしょうが、藤井のガックリは高度すぎて誰も理解できないのです。(勝又清和「二度の逆転劇に見る藤井将棋の真髄」)
Saturday, December 2
朝食、白がゆと梅干し、絹ごし豆腐と大根と若布の味噌汁、ほうれん草のおひたし、卵焼きと大根おろし、ひじきと大豆の煮物、奈良漬、焙じ茶。味噌は京都の「本田味噌本店」で買ったもの、「奈良漬」は奈良の「奈良漬の山崎屋 本店」で買ったもの。近所のスーパーマーケットで食料品を調達する。「治一郎」のバウムクーヘンと珈琲で休憩。珈琲豆は京都の「Kurasu Ebisugawa」で買ったもの。昼食、生卵と小葱と白胡麻を添えた鮪のたたき丼、玉葱と若布の味噌汁、奈良漬、焙じ茶。昼過ぎに外出。井の頭線の神泉駅で下車して松濤美術館に向かう。「「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄」を鑑賞する。「渋谷PARCO」まで歩いて「「パルコを広告する」 1969 – 2023 PARCO広告展」(PARCO MUSEUM TOKYO)を見学する。「Loft」と「渋谷スクランブルスクエア」を巡ってからふたたび井の頭線に乗って下北沢駅まで。夕食のために「couscous Rougir」に赴く。6年ぶりの訪問。バター風味の香ばしいエビパン、サラダ・モロッカン、牡蠣とキノコのフリカッセ、炭火焼き仔羊のクスクス、ハートランド、赤ワイン。
Sunday, December 3
一旦午前4時15分に起きるも寝足りないので午前6時まで二度寝。朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトのサラダ、人参と紫キャベツのマリネ、農民パンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。藤原ヒロシのラジオ「JUN THE CULTURE」(J-WAVE)を毎週聴いている。藤原ヒロシは結構な稼ぎがあると思われるのだが、しばしばみみっちい話をする。ETCを搭載していない車で首都高に入り現金で支払うと最大金額の1950円を払うことになる件に関して、ずっと喋っている。洗濯と部屋の掃除。常備菜づくり。酢蓮根、竹輪としめじの醤油煮、ほうれん草の蒸籠蒸し、白菜の蒸籠蒸し、人参のマリネ。「治一郎」のバウムクーヘンと珈琲で休憩。貰い物やら旅土産やらで菓子類がたくさんあるので賞味期限との闘いを強いられている。外出。山手線にて新宿駅で下車。昼食は「手打そば 大庵」で。9年ぶりの訪問。近江鴨南蛮、だし巻き玉子。「スターバックスコーヒー」でカプチーノを買ってから「新宿御苑」に向かって紅葉の樹々を眺めながら1時間半程かけて敷地内を歩く。帰りに「伊勢丹新宿店」に立ち寄り、久方ぶりの伊勢丹を彷徨く。地下1階のクラフトビールを販売するコーナーで買いもの。夕食、牛肉のステーキ、クレソン、人参と紫キャベツのマリネ、ミニトマト、農民パン、イタリアの赤ワイン。