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Monday, August 7

読書。夏目漱石『彼岸過迄』(岩波文庫)を読む。『UP』8月号(東京大学出版会)が届く。夕食、茗荷とオクラとキムチと三つ葉と薩摩芋を添えた冷やしうどん。「プレミアム・モルツ」を飲む。夜はラジオの聴き逃し配信機能でピーター・バラカン「ウィークエンドサンシャイン」(NHKFM)の特番に耳を傾ける。

Tuesday, August 8

長年使っていた「CHEMEX」のコーヒーメーカーに不注意で罅が入ってしまったので買い替えを余儀なくされる。10年以上使った品物だったがワレモノの寿命は突如尽きる。読書。夏目漱石『彼岸過迄』(岩波文庫)を最後まで。夕食、蛸焼き、絹ごし豆腐と小松菜と蓮根の味噌汁、薩摩芋、トウモロコシ。「キリンラガービール」を飲む。東海道新幹線がワゴン販売を終了するとの報道。新幹線の車内販売ではホットコーヒーをしばしば買う。今後は新幹線乗車前の購入を促す方向に進むようだが、ホットコーヒーの場合は駅構内で乗車前に買うと座席に辿り着くころには次第にホットじゃなくなる問題があるので、ワゴン販売なくなる報せは少し残念に思う。

Wednesday, August 9

読書。夏目漱石『二百十日・野分』(岩波文庫)を読む。夕食、茗荷と小葱を添えたラムキーマカレー。「キリンスプリングバレー」を飲む。

Thursday, August 10

読書。夏目漱石『文鳥・夢十夜』(新潮文庫)を読む。夕食、三つ葉を添えた玉葱と鯖缶炒飯。「キリンスプリングバレー」を飲む。夜は大友良英「ジャズ・トゥナイト」(NHKFM)を聴く。数ヶ月前から聴きはじめたがおもしろいのでもっと早くからチェックしておけばよかった番組。

Friday, August 11

夏の連休に突入。休暇中も規則正しい生活を維持すべく午前4時30分に起床し、部屋の掃除と朝食の準備。半熟卵、ベーコン、サニーレタスとミニトマトと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、トウモロコシ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。アイロンがけ。近所のスーパーマーケットで食材の調達。午前の読書。W・G・ゼーバルト『移民たち 四つの長い物語』(鈴木仁子/訳、白水社)を読む。昼食、海鮮丼(鮪のたたき、しらす、生卵、小葱)、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、水茄子の鰹節和えと三つ葉、貝の磯和え、すぐき漬け、加賀棒茶。午後の読書。W・G・ゼーバルト『目眩まし』(鈴木仁子/訳、白水社)を読む。午後4時から映画鑑賞。『囚われの女』(シャンタル・アケルマン/監督、2000年、フランス・ベルギー)を見る。「広島アンデルセン」で買った赤ワインを飲む。夕食、手巻き寿司(鮪の刺身、鰹の刺身、卵焼き、胡瓜、ツナ)、小松菜と茗荷の味噌汁、「サッポロ黒ラベル」を飲む。YouTubeでマニエリスムを解説している「山田五郎オトナの教養講座」を視聴する。

Saturday, August 12

台風7号が日本列島に向かって北上中。終日自宅にて。朝食、半熟卵、ベーコンと玉葱のグリル、サニーレタスとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、トウモロコシ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。午前の読書。W・G・ゼーバルト『土星の環 イギリス行脚』(鈴木仁子/訳、白水社)を読む。昼食、茗荷とオクラと水茄子とハムと小葱とトウモロコシを添えた素麺、加賀棒茶。午後の読書。W・G・ゼーバルトを二冊。『空襲と文学』『カンポ・サント』(鈴木仁子/訳、白水社)を読む。午後4時から映画鑑賞。『都会のアリス』(ヴィム・ヴェンダース/監督、1973年、西ドイツ)を見る。「広島アンデルセン」で買った赤ワインを飲む。夕食、白米、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、しらす、水茄子と茗荷の鰹節和え、しめ鯖と三つ葉。「キリンクラシックラガー」を飲む。

Sunday, August 13

台風7号は東海から近畿方面に向かって進む。朝食、半熟卵、ベーコン、玉葱のグリル、サニーレタスとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、トウモロコシ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。午前中に近所のスーパーマーケットで食料品を補充した以外は終日自宅にて。自炊して、本を読んで、映画を見て、音楽を聴く夏季休暇。昼食、レモンを添えた三つ葉と玉葱のチキンライス。読書。W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(鈴木仁子/訳、白水社)を読む。午後3時半から映画鑑賞。『まわり道』(ヴィム・ヴェンダース/監督、1975年、西ドイツ)を見る。夕食、ロールキャベツ、テリーヌ、ルッコラのソテー、キャロットラペ、ミニトマト、トウモロコシ、バゲット。ポルトガルの赤ワインを飲む。