Monday, February 27
『失われた時を求めて 2 スワン家のほうへ II』(プルースト、吉川一義訳、岩波文庫)読了。
Wednesday, March 1
もうだいぶ前に無印良品からポーランドの「ジューレック」というスープが売り出されていて、その時はエエッ! と驚いた。癖が強いスープなので、日本では受け入れられるだろうか? と思った。そのせいかどうなのか、あちこち無印良品をまわったのだけどなかなか出会えなくて、やっと見つけて、この度ジューレック、豆のスープ、大麦のスープを飲んでみた。2005年、現地で味わったジューレックの美味しさに一発で虜になってしまったわたしとしては久しぶりのこのクセつよな味が嬉しかったけれど、ネットでは評判は微妙で、まあそうだよね…と思った。ちなみに夫は豆のスープがいちばん癖がなくて飲みやすく美味しかったとのこと。マイナーなポーランド名物スープを販売しようと大英断を下してくれた無印良品にはとても感謝しています! そしてまたワルシャワやクラクフに行ってオープンテラスでジューレック飲んでピエロギ食べてポーランドビールを飲みたいな〜!
Saturday, March 4
久しぶりに中央線に乗車して、三鷹で下車。駅前のマクドナルドで何年ぶりかの朝マック。
三鷹市美術ギャラリーで「合田佐和子展 帰る途もつもりもない」を観る。合田佐和子の絵は、発光したような淡い色で薔薇や女性の顔が描かれたものが印象に残っていて、それは近年でいちばん彼女の作品をまとめて観ることのできた2003年の松濤美術館での「合田佐和子展」が近年の作品に特化した展示だったからではないかと思っていたが、当時の展覧会について検索してみると全然そんなことはなくて今回展示された初期のオブジェも油絵を始めた頃の作品も出ていたようだった。だから<ジョン・クロフォード 1931年>なども観ていたのだ。いわゆる「エジプト以降」の作品が脳裏に焼きついているということなのかもしれないけれど、今回とても良いなと感じたのは初期の頃の油絵だった。娘の合田ノブヨがインタビューでも語っているように、“最初から100号のキャンバスを選ぶ”ということが合田佐和子という人をよくあらわしていると思われて印象的だった。まだ幼かった合田ノブヨが製作中の母にまとわりつくと、「はい、耽美耽美」と言いながら寺山修司のポスターなどを描いていたという話が面白すぎた。
書店めぐり。水中書店で3冊購入。新しくできた話題の書店、UNITÉを初訪問。選書、内装、カフェ併設、BGMのマイルス・デイヴィス、と現在の街の書店のありかたのひとつとして満点ではないでしょうか。1冊購入。いいなあこういう本屋近所にできないかな。りんてん舎は残念ながら都合により開店が遅れていたので、また次回。
パレードでレコードを物色して、吉祥寺へ移動。百年へ。1冊購入。有職たい菓子本舗 天音で鯛焼きを食べる。甘さ控えめでとても美味しい。下北沢へ。BONUS TRACKをぶらぶら。B&Bに寄ったらこれからトークショー(柴田元幸が出演するとのこと)のためクローズするというのでほとんど本を見られなかった、まあ、こういう日もある。
下北沢はすっかり変わってしまってどこがどうなっているのか把握できていない。ドイツ酒場という風情のSCHMATZでドイツビールとソーセージを食べる。久しぶりの外でのちょい飲み、楽しかった。
Sunday, March 5
おやつに、六花亭のマルセイバターケーキとありあけの横濱ハーバーを食べる。横濱ハーバーは東急線・相鉄線直通運転開始記念の商品で、パッケージに描かれたのるるんとそうにゃんが可愛すぎてニコニコ眺めてしまう。