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Monday, January 9

朝一番で自由が丘まで自転車を走らせ、Bütz SANDWICH Petit、ブランジェ浅野屋、成城石井、東急ストアなどで買い出しして帰宅。お昼にBütz SANDWICH Petitで買ったサンドイッチを食べながら映画鑑賞、『メリー・ゴー・ラウンド』(ジャック・リヴェット監督、1981年、フランス)を観る。今日の作品は“面白いほうのリヴェット”だな(昨日見た『ノロワ』は“面白くないほうのリヴェット”)。最後に大団円を迎えてスカッとしたかったけれどそういうわけにはいかず、謎は謎のままで終わったが、でも、わけがわからなくても作品として非常に面白かった。主演のマリア・シュナイダーの評伝本のようなものがそういえば昨年出ていたはず、まだ読んでなかったな、と思い至る。

夜は、蒸し餃子、白菜と豆腐と卵の中華風スープ、ビール。藤原ヒロシの「JUN THE CULTURE」(J-WAVE)の特番を聴く。藤原ヒロシが最近凝っているという2つの楽曲を組み合わせたリミックスの特集ということだが、毎週土曜のレギュラー番組でもほぼ毎週かけているのでほぼ毎週聴いてはいたもののこの不協和音のようなリミックスは本当にどうなのよ、とあらためて思う。まあ藤原ヒロシなので…。

Friday, January 13

このところ晴天続きの東京は、今日、昨年12月22日以来534時間ぶりに雨が降ったらしい。

Saturday, January 14

お昼におしるこを食べながら『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』(ジョン・カサヴェテス監督、1976年)を観る。久しぶりのカサヴェテス嬉しい! シネマメンバーズのジャック・リヴェット特集を完走したので、これからはカサヴェテスを観ていく。楽しみ。

Sunday, January 15

朝起きて、高橋幸宏が亡くなったことを知る。闘病していることは知っていたものの、本当にショックだ。幸宏さんと言えば音楽をはじめさまざまな功績があるけれど、お洒落で洗練された佇まいと、お茶目なTweetが大好きだった。ついにYMOが3人ではなくなってしまった。しみじみ寂しい。

『図書』2023年1月号(筑摩書房)、斎藤真理子の連載が最終回だった。とてもよい文章だったな。そしてまた読みたい本が増えてしまった。お昼、ルッコラのソテーとミニトマトと紫玉葱をのせたラムキーマカレーを食べながら『アメリカの影』(ジョン・カサヴェテス監督、1959年、アメリカ)を観る。夕方、京都のワインショップ仔鹿で買ったクロアチアの赤ワインを開けてアペロ。