654

Monday, May 8

今朝の空模様は昨日から続く大雨。雨脚が強く駅までの道のりを徒歩は厳しいので、バスを使っての通勤。気温も終日低空飛行で油断すると体調を崩しそう。夕食、白米、かぶとかぶの葉の味噌汁、豚肉の生姜焼き、キャベツの千切り。「マルエフ」を飲む。これまで東海道・山陽新幹線を利用しての最も西の到達点は岡山駅だったのが、先週の小旅行をもって広島駅となった。新幹線に乗りながら不思議に思ったのは、なぜ「のぞみ」が福山駅に停車するのだろうという福山駅周辺在住者に対して些か失礼な疑問で、岡山のつぎは広島でよいのでは、福山に停車する合理的理由が不明だと思ってインターネットで検索してみると同様の疑問を抱いている人は一定数存在し、それに対して鉄道事業に詳しい人が最もらしい自説をおのおの展開しているのだが、結局のところJR西日本の公式見解には辿り着けず。夜は週末のラジオ番組をradikoのタイムフリー機能で。「山下達郎のサンデーソングブック」(TOKYO FM)と「宮治淳一のラジオ名盤アワー」(ラジオ日本)を聴く。

Tuesday, May 9

読書。読み止しとなっていたハンナ・アレント『人間の条件』(志水速雄/訳、ちくま学芸文庫)を最後まで。先週訪れた広島市現代美術館についてインターネットの情報を渉猟していたら、トイレの男性/女性の区分けを脱臼させるピクトグラムが炎上気味で話題になっていることを知るも、そういえばそんなものがあったな程度の印象で、「現代美術」は炎上上等の世界であるからして別段興味を惹かれるネタでもなく、それよりも特筆すべきは美術館併設のカフェで、美術館のホームページを参照しても情報量ゼロでなんの参考にもならないのだが、気軽に「カフェ」と形容するのが正しいのか疑わしくなるほどに質の高い料理を提供している。夕食、かぶと小葱のペペロンチーノ。「マルエフ」を飲む。夜、音楽鑑賞。HIS(細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美によるユニット)のアルバム「日本の人」を聴く。小学生高学年の頃にじぶんの意志で初めて購入したCDがHISのシングル「夜空の誓い」だったので多少の思い入れはある楽曲。

Wednesday, May 10

広島の印象をふたつ。カフェに入ると高い確率でレモン絡みの飲料がメニューに存在する。お好み焼きやで複数の店名が「ちゃん付け」。夕食、茹で卵とミニトマトを添えたチキンカレー。「マルエフ」を飲む。

Thursday, May 11

早朝地震、夕方雷。火事と親父の登板が待たれる。五反田の「おにやんま」に立ち寄って夕食。鶏天と竹輪天を添えた温かいうどん。夜、「プレミアムモルツ」を飲みながら本棚の整理をする。

Friday, May 12

午後有給休暇を取得。会社帰りに午餐として渋谷ヒカリエの「d47食堂」にて「神奈川定食 シュウマイとけんちん汁」を注文。階下の「MARKS&WEB」でキャンドルを買ってから、渋谷スクランブルスクエアに移動し、いくつかの店舗を見てまわり、結果「THE SHOP」でトートバックを買う。山手線で渋谷駅から新宿駅に移動。久方ぶりに「伊勢丹新宿店」のメンズ館を訪れて革靴を二足買う。夕食、白米、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、大根と柚子の漬物、蛍烏賊とわかめの酢味噌和え、鶏肉の酒蒸しとかいわれ。「宮島ビール」を飲む。

Saturday, May 13

断続的に雨が降る一日。りんかい線の天王洲アイル駅下車。寺田倉庫G1ビルで「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」を見る。ピーター・バラカンが本展覧会をラジオで紹介していたときに若い人たちで混んでいたと述べていたが、本日は天候が悪いので空いているかもしれないという読みは甘くて、若者は天気が悪くても精力的に行動する。来客者の9割方が若い女性で大混雑。食事処の目星をつけた「SØHOLM」も「T.Y.HARBOR」も満席だったので天王洲をあとにし、大手町線と池上線を乗り継いで洗足池駅で下車。「cafe 634」にて昼食にありつく。ランチメニューとケーキとカフェラテ。自宅に戻り珈琲を淹れて休息。パリ特集の『FUDGE』6月号(三栄)を読む。夕食、ボイルした「鎌倉ハム」のソーセージ、マヨネーズソース、サラダ(サニーレタス、ベビーリーフ、赤黄パプリカ、トマト、王子サーモン、かいわれ)。「Mikkeller Andersen Belgian Wild Ale」を飲む。

Sunday, May 14

曇り時々雨。朝食後、近所のスーパーマーケットまで食料品の調達に出向く。昼食、白米、かぶの葉の味噌汁、大根と柚子の漬物、鯵のひらき、かいわれ、貝の磯和え、「一保堂茶舗」の番茶。金曜日に「伊勢丹新宿店」で靴を買った際に、傍にいた中年男性がコロナが終わったので靴を買いにきたと店員に話し込んでいたが、終わったかどうかはともかく医療行政の政策に区切りがついたことは確かなので近過去の状況をあらためて記憶し直すために、河合香織『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(岩波書店)と西浦博『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』(川端裕人/聞き手、中央公論新社)を再読する。夕食、白米、玉葱とわかめの味噌汁、九条葱入り卵焼き、鶏肉の唐揚げ、キャベツ、レモン。「キリンクラシックラガー」を飲む。