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Monday, December 12

読書。通勤途中に読みさしのティモシー・スナイダー『ブラッドランド ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』(布施由紀子/訳、ちくま学芸文庫)の上巻を最後まで。帰宅後、下巻にとり掛かる。夕食、鶏天うどん、ビール。

Tuesday, December 13

午後に有給休暇を取得して脳神経外科へ。MRI検査結果に特段の異常は見あたらず、長引く頭痛の原因は迷宮入りの可能性。夕食、ケンタッキーフライドチキン、ビール。ジャン=リュック・ゴダールの映画を二本見る。「ザ・シネマメンバーズ」の配信サービスにて、先日見た『右側に気をつけろ』(1987年)を再見したのと、『勝手に逃げろ/人生』(1979年)を久方ぶりに鑑賞。初めて見たときも思ったことだが、『勝手に逃げろ/人生』はゴダールの商業映画復帰作として説明される作品で、70年代ゴダールの作品群を確認したあとであれば本作がたしかに商業映画であることは理解できつつも、しかしはたして「商業」として成立させる気があるのかと訝しく感じる映画である。

Wednesday, December 14

午前4時からFIFAワールドカップのアルゼンチン対クロアチアの試合を見る。ワールドカップに関しては日本を含めてどのチームも応援しておらず、よい試合を見たいという欲望のみが視聴する動機だといえるが、本日の試合はかなり一方的で熱戦という雰囲気にはならず。アルゼンチンが勝利。残業。読書。ティモシー・スナイダー『ブラッドランド ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実』(布施由紀子/訳、ちくま学芸文庫)の下巻を最後まで。夕食、茹で卵と紫玉葱をのせたラムキーマカレー、ビール。

Thursday, December 15

FIFAワールドカップのフランス対モロッコの試合を見る。午前4時前に起きるイレギュラー起床は本日で終了。フランスの勝利。夕食、ポロネーゼ。「京都醸造」の「六遊記 新西蘭の巻」を飲む。

Friday, December 16

読書。池内紀『カール・クラウス 闇にひとつ炬火あり』(講談社学術文庫)を読む。豚しゃぶしゃぶ肉と小松菜と揚げ玉をのせた温かいうどん、ビール。

Saturday, December 17

底冷えの寒さ。所用を済ませて昼食は日本橋高島屋のレストランフロアにて。「総本家 更科堀井」で鴨南蛮蕎麦を食べてから、日本橋高島屋の館内を遊弋。「TOUCH & FLOW」で文房具を買って、「365日と日本橋」でパンと珈琲豆を買って、「AUDREY」で焼菓子を買う。帰宅後、ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」を聴きながらアイロンがけ。夕食、田園調布の「御鮓所 醍醐」の大阪寿司、しじみの味噌汁、胡瓜の糠漬け、日本酒の熱燗。

Sunday, December 18

早朝、FIFAワールドカップの三位決定戦を録画で見る。クロアチア対モロッコの試合は、クロアチアの勝利。近所のスーパーマーケットと花屋を巡ってからいったん自宅に戻って昼食。白米、茄子とほうれん草と油揚げの味噌汁、鰹の刺身、のどぐろ生姜入りしぐれ煮、胡瓜の糠漬け、玄米茶。自転車に乗って買いもの。下丸子の「お菓子と結び」でケーキを買って、久が原の「秋庭商店」でワインを買う。帰宅後、珈琲とケーキとラジオ。「サンデー・ソングブック」の山下達郎と竹内まりやの夫婦放談を聴く。夕食、鱈と木綿豆腐と春菊とうどんの鍋、ビール。