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Monday, October 17

曇天。週末の外出疲れで身体が怠い。読書。読みさしの下斗米伸夫『ソビエト連邦史 1917-1991』(講談社学術文庫)を最後まで。夕食、白菜とトマトとベーコンのコンソメスープ、バゲット、赤ワイン。夜、映画鑑賞。『セリーヌとジュリーは舟でゆく』(ジャック・リヴェット/監督、1974年)を見る。身体が怠いときに見るには厳しい長尺の作品を選んでしまったのは失敗。

Tuesday, October 18

曇天。先週末に神奈川近代文学館で「没後50年 川端康成展 虹をつむぐ人」を見学したのを契機に、このタイミングを逃すと集中して読むことはもうないかもしれないと思って、川端康成を読みはじめる。自宅の書架には川端の文庫本がそれなりに充実しているので、刊行の時系列順にまずは『伊豆の踊子・花のワルツ』(旺文社文庫)を。夕食、紫玉葱とトマトをのせたベンガリーマトンカレー、麦酒。

Wednesday, October 19

読書。川端康成『伊豆の踊子・花のワルツ』(旺文社文庫)を最後まで。夕食、持ち帰り寿司、わかめの味噌汁、麦酒。

Thursday, October 20

読書。川端康成『浅草紅団・浅草祭』(講談社文芸文庫)を読む。夕方、通勤圏外なので帰宅時に影響を受けはしなかったが、東急電鉄の三軒茶屋変電所で送電用機器が故障したとのことで田園都市線が3時間半あまり止まる惨事。夕食、ハンバーグ、ベビーリーフのサラダ、コーンスープ、ライス、麦酒。夜、英国のトラス首相が辞任するとの報せ。エリザベス女王の国葬で政府の顔がボリス・ジョンソンなのは絵的にどうなのか問題を未然に防いだ以外の実績はないまま政権を去ることに。

Friday, October 21

読書。通勤電車内で今週読み進めてきた福井憲彦『興亡の世界史 近代ヨーロッパの覇権』(講談社学術文庫)を最後まで。夕食、レモンクリームパスタ、麦酒。

Saturday, October 22

朝食後、近所のスーパーマーケットで食料品の調達。昼食、生卵とかいわれを添えた鮪のたたき丼、絹ごし豆腐と小松菜の味噌汁、加賀棒茶。午後は外出。山手線に乗って恵比寿駅で下車。東京都写真美術館で「野口里佳 不思議な力」「見るは触れる 日本の新進作家 vol.19」「写真新世紀 1991-2021 写真新世紀30年の軌跡展」を見る。いちばんの目的は野口里佳の展示を見ること。その当時写真集を買う習慣がなかったこともあって、2001年に河出書房新社から刊行された野口里佳の写真集『鳥を見る』を買いそびれたのはいまでも悔やまれる。絶版となった本書はいま、古書市場では高値で取引されている。館内のミュージアムショップ「NADiff BAITEN」で田中純の近著『「かげ」の芸術家 ゲルハルト・リヒターの生政治的アート』(WAKO WORKS OF ART)を探すも見あたらなくて、「NADiff a/p/a/r/t」まで向かってそちらで購入。あわせて葛西薫デザインの来年のカレンダーを買う。「NADiff BAITEN」で見かけて気になった尾仲浩二の写真集を向かう先の「NADiff a/p/a/r/t」で一緒に確認すればいいかと思ったらこちらにはなくて、結局また「NADiff BAITEN」に戻る羽目に。尾仲浩二『Have a Break』(KAIDO BOOKS)を買う。途中で「ひいらぎ」にて鯛焼きを食べる。アトレ恵比寿の「THE GARDEN」で食料品を少し買って、「有隣堂」でよしながふみ『きのう何食べた?』(講談社)の最新刊を買う。帰宅。夕食、浅利と九条葱のパスタ、サーモンとミニトマトとホワイトセロリのサラダ、カマンベールチーズ、フランスの赤ワイン。

Sunday, October 23

渋谷駅下車。渋谷スクランブルスクエアの食料品売り場にて。「cocochili」でガパオライス、「Chef’s DELI」でミートラザニア、「medite」でケールサラダ、「PARIYA」でケーキ、「KINOKUNIYA」で赤ワインと麦酒とペリエを買う。山手線で渋谷駅から原宿駅まで一駅移動し、秋晴れの代々木公園でピクニック。午前11時ごろから午後2時半ごろまで代々木公園ですごす。ピクニック帰りに渋谷方面まで長々と歩いて、「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」に立ち寄って『なnD』の最新号を買う。渋谷マークシティの「JEAN FRANÇOIS」でパンドミを買ってから帰途に就く。夕食、鶏肉と九条葱と茹で卵をのせた塩ラーメン、麦酒。