Monday, February 14
大雪の予報は外れる。残業。夕食、日清のカップヌードル、ビール。アマゾンで注文した本が届く。本は本屋で買いたい派ではあるものの大型書店に立ち寄る時間的余裕がないときはアマゾンで注文する。千駄木の「往来堂書店」や鎌倉の「たらば書房」のような書店が近所にあればそこで買うのだがその願望は高望みだろうか。近隣に利用したいと思う書店がない。読書。高階秀爾『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』(中公文庫)を再訪。途中まで。
Tuesday, February 15
日の出の時刻が次第に早くなる。夕食、サーモンとアボカドのどんぶり、あおさの味噌汁、ビール。読書。高階秀爾『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』(中公文庫)のつづき。長らく関心がもてなかったルネサンス期にいまようやく興味が湧いている。
Wednesday, February 16
残業。読書。高階秀爾『ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土』(中公文庫)を最後まで。夕食、「千房」の冷凍お好み焼き、ビール。radikoのタイムフリーで田島貴男の番組「LOVE REFLEXIONS!」(α-STATION)を毎週聴いているのだが、冒頭必ずORIGINAL LOVEの新譜をかけるものだから意図せずしてここ数ヶ月でいちばん聴いた曲となっている。
Thursday, February 17
ルネサンス美術に関心が向くようになってエルヴィン・パノフスキーによる図像解釈学にようやく手をだす気分になったところで、その前の一呼吸として「「何が描かれているか」よりも「どう描かれているか」を見る方が良い気がします。主題が表す内容やモチーフが持つ図像的な意味あいなどの「何か」ばかりで絵を見るのは、献立表だけを見て料理を口にしないような勿体無さがあります。やはりそれらが「どう」描かれているかに絵の味わいがある様に思います」と山口晃が語る『BURUTS』(マガジンハウス)の西洋絵画特集をひっぱりだす。2017年6月15日号。夕食、ケンタッキーフライドチキン、ビール。
Friday, February 18
今年がジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』出版100周年にあたることを知らずに、長編小説を読みたい最近の心持ちに乗じて、先月末から少しずつ『ユリシーズ』(丸谷才一、永川玲二、高松雄一/訳、集英社文庫)を読み進めてきた。本文を読んでいるのか注釈を読んでいるのかわからない一日数ページだけ進める牛歩のような読書なので、ようやく1巻目を読み終えたところ。残り3巻ある。夕食、鯖缶とスナップエンドウの洋風炒飯、ビール。届いた『週間読書人』(読書人)に目をとおすと、『ユリシーズ』に関する研究者によるオンラインイベントの記事が載っている。
Saturday, February 19
疲労が蓄積している。天気が芳しくないので週末はひき籠もる予定。朝一で近所のスーパーマーケットを訪れて食材を調達する。昼食、焼豚と小葱と刻み海苔と生卵をのせた塩ラーメン。読書。中公新書を二冊。齋藤純一/田中将人『ジョン・ロールズ 社会正義の探究者』と木村幹『韓国愛憎 激変する隣国と私の30年』を読む。夕食、白米、かぶの葉の味噌汁、豚肉とキムチの炒めものとかいわれ、きんぴらごぼう、柴漬け、ビール、焙じ茶。
Sunday, February 20
小雨の舞う朝。朝食、目玉焼き、サラダほうれん草とトマト、鶏ハムとチーズのホットサンド、ヨーグルト、珈琲。アイロンがけ。イングリッド・ヘブラーとマルタ・アルゲリッチのピアノ演奏をレコードで聴く。昼食として鶏ハムとほうれん草のパスタを摂りながらの映画鑑賞。『シュザンヌの生き方』(エリック・ロメール/監督、1963年)を見る。雨が止んだのを窺って徒歩で図書館まで。日本聖書協会による新共同訳『聖書』を読みはじめるもすぐに飽きてくるので、代替措置として山形孝夫『聖書物語』(岩波ジュニア新書)を読む。わかりやすくてよい。夕食、白米、かぶとわかめの味噌汁、和風ハンバーグ(大根おろし、大葉)。仕事で緊急事態の障害が発生し、夜更けまで不愉快な労働に拘束される。