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Monday, November 22

曇りのち雨。外套を着て出勤。読書。ドストエフスキー『地下室の手記』(江川卓/訳、新潮文庫)を読む。ドストエフスキーの小説を読むと日本広告審査機構(JARO)のCMで流れるキャッチコピーが脳裏をよぎる。嘘、大げさ、まぎらわしい。夕食、生卵と小葱をのせた日清ラ王の柚子しおラーメン、麦酒。夜、映画鑑賞。『007/カジノ・ロワイヤル』(マーティン・キャンベル/監督、2006年)を見る。ボンド役のダニエル・クレイグが使っているノートパソコンがVAIO。

Tuesday, November 23

祝日。秋晴れ。『ちくま』12月号(筑摩書房)を読む。自転車に乗って田園調布まで。「Precce」「醍醐」「SAVEUR」で買いもの。昼食、「醍醐」の大阪寿司とバッテラ、しめじとほうれん草の味噌汁、加賀棒茶。某所からクラシック音楽の古いレコードを何枚か借りる。夕食、浅利と蛸とほうれん草のパスタ、バゲット、「SAVEUR」のケーキ、レーベンブロイ。

Wednesday, November 24

読書。野村俊明『刑務所の精神科医 治療と刑罰のあいだで考えたこと』(みすず書房)を読了。よい本だと思う。夕食、白米、豆腐とかぶの葉の味噌汁、牛肉ともやしの炒めものと焼肉のタレ、大根の漬けもの、麦酒。

Thursday, November 25

読書。菅野賢治『「命のヴィザ」言説の虚構 リトアニアのユダヤ難民に何があったのか?』(共和国)を読んでいる。ぶ厚い実証研究の本だが論旨は明快で、第二次大戦中のリトアニアにおいて、ナチスの迫害から逃れるためにユダヤ人難民に大量のビザが発給されたという事実の訂正を迫る。リトアニアのユダヤ人難民が恐れていたのはナチスではなくソ連であり、杉原千畝をめぐる通説は歴史の時系列と事実関係を捻じ曲げているというもの。

本日も残業。夕食、ベーコンと野菜(トマト、玉葱、かぶの葉、ピーマン)のアンチョビパスタ、麦酒。

Friday, November 26

仕事で遠方まで。業務自体は夜7時に終わったが、帰宅して夕食にありつけたのは夜10時すぎ。ポークソテー、ミニトマトとパプリカとグリーンリーフとゆで卵のサラダ、春菊のクミン炒め、麦酒。

Saturday, November 27

早朝、仕事のメールを送信。朝食、卵とハムと玉葱とピーマンとトマトをスキレットで、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。部屋の片づけ。10年前の展覧会のチラシを整理していて、モノによる記憶の喚起力を思う。チラシを見返した途端、展覧会の記憶が瞬時に甦る。昼食、アボカドとサーモンと生卵と刻み海苔をのせた丼、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、加賀棒茶。午后、外出。山手線で東京駅下車。アーティゾン美術館に赴く。「M式「海の幸」 森村泰昌 ワタシガタリの神話」を鑑賞。いつもながらの森村泰昌の方法論を、いつもながらおもしろく見る。収蔵品展の「印象派 画家たちの友情物語」「挿絵本にみる20世紀フランスとワイン」を併せて見学。丸の内オアゾの「丸善」で『現代思想』(青土社)を買う。大森荘蔵特集の12月号とドストエフスキー特集の臨時増刊号。『現代思想』を買うのはいつ以来なのかまったく思い出せないほどひさかたぶりの購入。併せてポール・ヴァレリー『ドガ ダンス デッサン』(塚本昌則/訳、岩波文庫)も買う。新丸ビルの「DELFONICS」に立ち寄って文房具を買う。日が暮れて煌めく丸の内仲通りのイルミネーションを見物。冷たい夜風のなか銀座まで歩く。資生堂ギャラリーで『花椿』の最新号を貰って「Hedgehogs 中島伽耶子」展を見てから、「無印良品」で買いものを済ませて帰途に就く。自宅に戻って夕食。鶏肉と長葱とゆで卵と刻み海苔をのせた醤油ラーメン、みかん、麦酒。

Sunday, November 28

朝食、卵とソーセージと玉葱とほうれん草とトマトをスキレットで、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。自転車に乗って等々力まで。紅葉狩りをかねて等々力不動尊と等々力渓谷を散策する。帰りがけに九品仏に立ち寄り「Comme’N」でパンを買って「INFINI」でケーキを買う。自宅に戻って午餐。クロックムッシュ、ジャガイモとチーズのパン、「Soup Stock Tokyo」のオマール海老のビスク、シブーストポワール、珈琲。図書館で本の返却と貸出を済ませて、近所のドラッグストアとスーパーマーケットで買いもの。ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」(NHK-FM)を聴きながら家事その他。アイロンがけ、掃除、常備菜づくり。夕食、白米、かぶの葉と玉葱の味噌汁、絹ごし豆腐と生姜と刻み海苔、鮪と鱈と鰤の刺身、大根のつま、しめじと蒟蒻の醤油煮、麦酒。週末は一瞬に終わる。