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Monday, May 31

朝の音楽、Tune-Yards「sketchy.」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鮭と馬鈴薯と玉葱とディルのコンソメスープ、ブロッコリーと卵のマヨネーズサラダ、麦酒。

出勤時刻までの朝の読書。プルースト『失われた時を求めて 12 消え去ったアルベルチーヌ』(吉川一義/訳、岩波文庫)を読みはじめる。通勤電車内での読書は、三谷太一郎『日本の近代とは何であったか 問題史的考察』(岩波新書)の再読にあてる。初読時に感銘を受けたが、あらためて読んでみても色褪せることなく参考になる。副題に「問題史的考察」とあるとおり、問いの立て方をめぐる考えるヒント。

Tuesday, June 1

もう六月、まだ六月。朝の音楽、Cheval Sombre「Days Go By」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏肉と小松菜と炒り卵の三色丼、大根とわかめとキャベツの味噌汁、たたき胡瓜、麦酒。

読書。三島由紀夫『太陽と鉄・私の遍歴時代』(中公文庫)を読む。収録されている古林尚による自決一週間前のインタビュー「三島由紀夫最後の言葉」をおもしろく読む。これから何かをやらかしそうな雰囲気はあるものの、死ぬ感じはしない。

会社帰りに本屋で京都特集の『BRUTUS』(マガジンハウス)と沢木耕太郎『オリンピア1936 ナチスの森で』『オリンピア1996 冠〈廃墟の光〉』(どちらも新潮文庫)を買う。新潮文庫の沢木耕太郎のプロフィール写真は相変わらず昔の写真のままなのだが、さすがに差し替えたほうがよいのでは。

Wednesday, June 2

朝の音楽、Georgia Anne Muldrow「Vweto III」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鯖缶と紫玉葱と赤パプリカとピーマンの洋風チャーハン、ベーコンとキャベツと玉葱のコンソメスープ、麦酒。

読書。『失われた時を求めて』のつづき。映画。『東京ナイト』(鍛冶昇/監督、1967年)を見る。

Thursday, June 3

朝の音楽、Erika de Casier「Sensational」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、豚肉と茄子と長葱のつけうどん、絹厚揚げと大根と小松菜の煮物、麦酒。

読書。青木栄一『文部科学省 揺らぐ日本の教育と学術』(中公新書)を読む。映画。『台北ストーリー』(エドワード・ヤン/監督、1985年)を見る。

Friday, June 4

朝の音楽、Erika de Casier「Sensational」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

窓の外は朝から強風と雨。在宅勤務からの午後半休を取得。昼食は生卵と小葱をのせた札幌円山動物園ラーメン。読書。廣野由美子『小説読解入門 『ミドルマーチ』教養講義』(中公新書)と沢木耕太郎『オリンピア1936 ナチスの森で』(新潮文庫)を読む。夕食、白米、キャベツとわかめの味噌汁、すぐき漬、絹ごし豆腐としらす、鯖の刺身、麦酒。

東京オリンピックをめぐる狂騒は、まったく本心でないことを自信満々に平然と語る選手権と化している。現在、丸川珠代が一歩リードか。

Saturday, June 5

朝の音楽、Mdou Moctar「Afrique Victime」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

午前9時45分、久方ぶりの新宿駅着。移転後初訪問のSOMPO美術館で「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」を鑑賞する。絵画見物のあとは新宿三井ビルの広場のベンチで昼食。駅ナカのNEWoMan新宿で購入したWa’s sandwichのサンドイッチを食べる。ブックファースト新宿店で新刊の状況をチェックしてから、ルミネ新宿に立ち寄りTOMORROWLANDとTabioで買いもの。帰りに沢村でパンを買って帰る。沢村のあるNEWoManの飲食店のフロアはとても賑わっており、もはや緊急事態宣言は形式上の通達にすぎない状況になっている。いちおうアルコールの提供は控えているようなので、詰まるところ緊急事態宣言=禁酒法との解釈でよいだろうか。

夜、鮪の刺身と生卵とかいわれをのせた海鮮丼、絹ごし豆腐とわかめの味噌汁、麦酒。

Sunday, June 6

朝の音楽、Mysie「Undertones」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

曇り時々雨。終日自宅にて。読書。鴋澤歩『ふたつのドイツ国鉄 東西分断と長い戦後の物語』(NTT出版)、広瀬巌『パンデミックの倫理学 緊急時対応の倫理原則と新型コロナウイルス感染症』(勁草書房)、山本芳久『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)を読む。午餐は白米、しらす、茄子とほうれん草の味噌汁、鶏肉とピーマンのにんにく塩炒め、焙じ茶。映画。『愛情萬歳』(ツァイ・ミンリャン/監督、1994年)を見る。字幕が寺尾次郎なのが意表を突かれる。夜、InterFMの「Barakan Beat」を聴きながら夕餉、焼豚と茹で卵とかいわれと小葱をのせた醤油ラーメン、キムチ、麦酒。

竹中平蔵って戦前であれば格好の暗殺対象になったと思うのだが、平和な戦後日本でなによりである。