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Monday, May 3

休日。朝の音楽、The Zenmenn「Enter The Zenmenn」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

昨日とおなじように本日も午後にかけて雲行きが怪しくなると天気予報は伝えている。午前中、池上線池上駅直結の商業施設エトモ池上まで自転車を走らせて、カルディで珈琲豆を買って、東急ストアで食料品を買う。自宅に戻って午餐。鶏肉と小葱と生卵をのせた温かいうどん、加賀棒茶。おやつ、フランセのクッキーと珈琲。夕方、映画鑑賞。『ハハハ』(ホン・サンス/監督、2010年)を見る。夕食、鮪としらすと生卵と小葱の海鮮丼、ほうれん草と豆腐の味噌汁、大根の漬物、麦酒。

夜、読書。昨日青山ブックセンターで購入したものを積読の棚にならべる。山本健『ヨーロッパ冷戦史』(ちくま新書)を途中まで。

戦後のドイツのあり方に関しては、連合国の間で戦時中から多くの議論が積み重ねられていた。中にはドイツを農業国にし、ドイツ全土をジャガイモ畑にするといった案もあったが、非現実的であるとして却下されていた。(p.28)

ドイツ全土をジャガイモ畑。現実的かどうかというレベル以前の話に思えるのだが。

Tuesday, May 4

休日。朝の音楽、Ethan Iverson「Bud Powell in the 21st Century」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、鶏ハムとチーズのホットサンド、ヨーグルト、珈琲。

本日は雨は降らないとのお達しが天気予報から発令されたので、自転車に乗って砧公園に向かう。しらすのおにぎり、卵焼き、ソーセージ、ほうれん草のおひたし、スナップエンドウ、加賀棒茶を持参してのピクニック。芝生の上にラグを敷いて、緑陰の読書。近藤聡乃『新版 近藤聡乃エッセイ集 不思議というには地味な話』(ナナロク社)を読む。途中、おやつとして近くのスターバックスでニューヨークチーズケーキとバニラクリームフラペチーノを調達。

夕食、浅利とピーマンとトマトのパスタ、セロリとベーコンのコンソメスープ、ブルーチーズ、赤ワイン。

Wednesday, May 5

休日。朝の音楽、桑原あい「Opera」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、鶏ハムとチーズのホットサンド、ヨーグルト、珈琲。

曇天。雲行きが怪しいので近所のスーパーマーケットで食料品の調達とドラッグストアで日用品の買いものを済ませたあとは、終日自宅にて。昼食、白米、茄子とほうれん草の味噌汁、辛子明太子、冷奴と刻み海苔、焼鮭とかいわれ、大根の漬物、加賀棒茶。読書と映画。読書のお供のBGMとして、ブルーノ・ワルター、カール・ベーム、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルの指揮するモーツァルトの交響曲それぞれをSpotifyから流しながら、阿古真理『日本外食全史』(亜紀書房)を読む。夕方、映画鑑賞。『次の朝は他人』(ホン・サンス/監督、2011年)を見る。

夕食、ざる蕎麦、鮪の刺身、スナップエンドウと茄子の味噌汁、冷奴と刻み海苔、大根の漬物、日向夏、麦酒。

Thursday, May 6

朝の音楽、Godspeed You! Black Emperor「G_d’s Pee AT STATE’S END!」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、豚肉のオリーブオイルソテー、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

カレンダーどおりの出勤。通勤電車の混雑具合にさほど変化なし。国や東京都からの要請を受けて、JR東日本は山手線などの運行本数を減らす対応をしたものの、減便の煽りによる混雑が酷いので元のダイヤに戻すとのこと。これぞ失政という感じである。

昼食、お弁当。読書。山本健『ヨーロッパ冷戦史』(ちくま新書)を読了。『UP』5月号(東京大学出版会)が届く。

夕食、豚汁と麦酒。夜、本屋B&Bのオンラインイベント「松浦寿輝×沢木耕太郎「旅の途上で触れる静謐な恩寵」」を視聴。ふたりの生年月日を確認すると、松浦寿輝は沢木耕太郎の7歳下なのだが、沢木耕太郎のほうが遥かに若々しい。元気な高齢者に向けて使う「矍鑠」という語彙があるが、若々しすぎて沢木耕太郎に矍鑠という言葉は似合わない。

Friday, May 7

朝の音楽、Pino Palladino & Blake Mills「Notes With Attachments」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、豚肉のオリーブオイルソテー、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

有給休暇を取得したものの空模様は曇天で午後から雨の予報なので、終日自宅にて。読みさしの積読本を片付ける。酒井忠康『芸術の補助線 私の美術雑記帖』(みすず書房)、近田春夫『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』(下井草秀/構成、リトルモア)、日高勝之『「反原発」のメディア・言説史』(岩波書店)、日埜直彦『日本近現代建築の歴史 明治維新から現代まで』(講談社)、ピエール・ロザンヴァロン『良き統治 大統領制化する民主主義』(古城毅、赤羽悠、安藤裕介、稲永祐介、永見瑞木、中村督/訳、みすず書房)。

昼食、エピタフカレー監修のケララ風チキンカレー。夕食、白米、茄子と長葱の味噌汁、辛子明太子、蛍烏賊と生姜、鯵のひらき、麦酒。

新聞の訃報欄は必ずしも網羅的ではないうえに、そもそも新聞を正確に読むことをやめてしまっているので、世界の物故状況をどのように把握すればよいものかと思案していたのだが、Wikipediaの訃報のページを参照するのが手っ取り早いと今更ながら気づく。2021年以降の記載をざっと確認して、宇波彰、テツオ・ナジタ、川端香男里、ジャン=クロード・カリエール、鈴木孝夫、池尾和人、清水勲、高島俊男、渡邊守章、マルク・フェロー、ウンベルト・マトゥラーナの他界を知る。

Saturday, May 8

朝の音楽、Fog Lake「Tragedy Reel」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとイタリアンドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、鶏ハムとチーズのホットサンド、豚そぼろ肉とトマトとほうれん草のブイヨンスープ。夕食、白米、茄子とほうれん草の味噌汁、辛子明太子、鶏肉の塩麹蒸し、すぐき漬け、麦酒。

近所のスーパーマーケットで買いもの。クリーニング店にだした大量の冬物を取りにいく。読書。松戸清裕『ソ連史』(ちくま新書)を読む。

そもそも五輪自体を廃止してしまえばよいと云っても、なんの影響力もない無意味な放語としてしか扱われなかった過去を思うと、五輪に対する世論の冷たい視線がこれほど醸成される時代がくるとは夢にも思わず。地獄絵図を見てみたい派としては、むしろ無理矢理開催してほしいとの悪魔の囁きが聞こえるが、ところで、緊急事態宣言の延長を受けてIOC会長のバッハは来日しないという。緊急事態宣言程度で来日を躊躇うとは張子の虎か。お前バッハだろ。受難曲を引っ提げて来いと云いたい。

Sunday, May 9

朝の音楽、Fred again..「Actual Life (April 14 – December 17 2020)」とVegyn「Like A Good Old Friend」を聴く。朝食、目玉焼き、ほうれん草とトマトのサラダと玉葱ドレッシング、鶏ハムとチーズのホットサンド、ヨーグルト、珈琲。昼食、negombo33監修のポークビンダルー。料理特集の『POPEYE』6月号(マガジンハウス)を読む。

自転車に乗って自由が丘へ。夏日。気温が25度を超えると自転車はやや厳しいと思い知る。TODAY’S SPECIALとKEYUCAで雑貨を買って、BOOKOFFで古本を買って、baguette rabbitでバゲットを買って、MERCATOで野菜を買う。

夕食、ロールキャベツ、ラビゴットソース、スモークサーモン、バゲット、赤ワイン。『POPEYE』に掲載されていた、Sans Déconnerのシェフ渋谷将之が解説するロールキャベツとラビゴットソースのつくりかたが面白かったので、今晩の献立は真似てつくる。「混ぜ方? 適当や! こんなもんでええで」「楊枝? いらんわ! 鍋に詰めるんや」。