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Monday, April 19

朝の音楽、Paul McCartney「McCartney III Imagined」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダと玉葱ドレッシング、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。会社までの道すがら、眩いばかりの新緑の光景が眼前にひろがる。昼食、職場にて。持参したお弁当。夕食、鶏肉と小葱をのせた温かいうどん、麦酒。

読書。歴史の復習をしたい気分なので、松尾秀哉『ヨーロッパ現代史』(ちくま新書)を再読する。コンパクトかつ読み易くまとめられた本だと思うが、テーマの射程が壮大すぎる「ヨーロッパ現代史」を書いてくださいと依頼する編集者もなかなかのもので、あるいは受諾して執筆する著者もなかなかのものである。

小池百合子は東京版CDCを創設すると選挙公約に掲げていたことをふと思い出して、あの話はどうなったんだと検索すると「東京iCDC運営委員会」という名でいちおう活動しているのだが [1]、はたして世間では話題になっているのだろうか。

Tuesday, April 20

朝の音楽、Ryley Walker「Course In Fable」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、豚肉のオリーブオイルソテー、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、白米、麻婆豆腐、青梗菜、わかめスープ、麦酒。

通勤途中に東急線沿線のフリーペーパー『SALUS』5月号を入手。読書。プルースト『失われた時を求めて 11 囚われの女II』(吉川一義/訳、岩波文庫)を読み終える。

Wednesday, April 21

初夏のような陽気がつづく。朝の音楽、Andy Stott「Never The Right Time」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、豚肉のオリーブオイルソテー、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、豚肉の照り焼きとパプリカとキャベツをのせた丼、わかめと大根の味噌汁、冷奴、麦酒。

通勤電車の読書。少し前に古本で購入した福田恒存『私の英国史』(中公文庫)を読む。労働量の増加にともなう心理的反動として購買意欲がぐっと高まり、会社帰りにブックファーストに立ち寄って複数冊の本を大人買いしてしまう。

Thursday, April 22

朝の音楽、Flock of Dimes「Head of Ross」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、sakana baccaのばらちらし、キャベツとかいわれの味噌汁、冷奴、麦酒。

今週の通勤の道中はずっと、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏をSpotifyで聴いている。おもにモーツァルト。読書。『メトロミニッツ・ローカリズム』5月号(スターツ出版)、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論 2』(今村仁司、三島憲一、大貫敦、高橋順一、塚原史、細見和之、村岡晋一、山本尤、横張誠、與謝野文子、吉村和明/訳、岩波文庫)を読む。

Friday, April 23

朝の音楽、冬にわかれて「タンデム」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、ソーセージとマスタード、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。本日は在宅勤務。会議がないので在宅勤務でいいかと思ったのだが、そう決めたあとに会議が5つ入った。忙しい。昼食、negombo33のラムキーマカレー。夕食、鶏肉と小葱と生卵をのせた温かいうどん、麦酒。

Saturday, April 24

晴れ。朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

自転車に乗って砧公園を目指す。公園の新緑が眩い。開館時間と同時に世田谷美術館に赴く。美術館の多くが事前予約制になった影響で、出かけるにあたって天気と時間の心配をしなければならないのが億劫でしかたがない。「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド 建築・デザインの神話」を見学。展示でも言及のあるアアルトの自邸を訪問した、フィンランド旅行の記憶を反芻する。同時開催の「驚異の三人!! 高松次郎・若林奮・李禹煥 版という場所で」と「追悼 安斎重男」もあわせて鑑賞。

自由が丘のBAKE SHOPが閉店した代わりに、砧に新しいベーカリーの店reginaをオープンさせたとのことなので行ってみる。昼食用にサンドイッチを買って砧公園のベンチで食べてから、公園をあとにして二子玉川まで移動。ここ最近の本屋で新品の本を買うモードに乗じて、蔦屋家電で文庫本と新書と雑誌を買う。帰りがけに九品仏のパン屋Comme’Nと田園調布のスーパーマーケットPrecceに立ち寄って買いもの。

夕食、豚肉とトマトとピーマンと茄子のパスタ、赤ワイン。夜、「花を飾ろう、緑と暮らそう。」と題された特集の『& Premium』6月号(マガジンハウス)を読む。

明日から緊急事態宣言が発令されて都内の百貨店や商業施設は臨時休業になるとのこと。しかし生活必需品を販売する売場は営業して構わないとのことなので、洋服屋なり雑貨屋なり書店なり映画館なりは、トイレットペーパーなどを店舗内に陳列しておけば営業できるのではないだろうか。もはや菅や小池の戯言を律儀に相手にする必要もなかろう。

Sunday, April 25

朝食、目玉焼き、サニーレタスとベーコンとトマトのサラダとイタリアンドレッシング、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

近所のドラッグストアとスーパーマーケットで買いものを終えて、鶏ハムとチーズとサニーレタスのホットサンドと紅茶という献立の早めの昼食を済ませてから、自転車に乗って中目黒に向かう。自転車にカゴを取り付けたいという話になったのでtokyobikeに赴いて対応してもらう。取り付け作業を待っているあいだ、ONIBUS COFFEEでアイスコーヒーを飲んだり、COW BOOKSを覗いたりして時間を潰す。中目黒をあとにして渋谷へ。緊急事態宣言により軒並み都内の美術館は閉じてしまったが、なぜか開館している松濤美術館で「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる リース・ミューズ7番地、アトリエからのドローイング、ドキュメント」を鑑賞。事前予約制。美術館で新型コロナウイルスが感染拡大するとは思えないので世の流れに逆らって開館するのはありがたいが、渋谷区管轄の美術館なのにどうしてオープンしているのだろうと不思議に思う。

緊急事態宣言下の状況を観察してみようと、中目黒から渋谷あたりを自転車で疾走してみたところ、街中は人だらけで飲食店は賑わっており、「緊急事態」など虚妄でしかない事態が露わになっていて痛快でさえある。東京五輪を台無しにしてやろうという一般市民の無意識下での行動だろうか。帰りがけ、大崎広小路の旬八青果店に寄って果物を買う。

二日連続で自転車漕ぎまくりでどっと疲れる。夕食、鮪としらすと小葱と生卵の海鮮丼、ほうれん草の味噌汁、蛸と生姜、青しその漬物、麦酒。夜、「村上RADIO」(TOKYO FM)を聴く。

  1. https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/tokyoicdcuneiiinnkai.html []