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Monday, January 25

朝の音楽、Rhye「Home」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。週末の悪天候と変わって本日は晴天が広がる。洗濯物を干す。昼食、蒲鉾と小葱と生卵をのせた温かいうどん。在宅勤務の一日。仕事が苦痛すぎて辟易としながら、定時に仕事を開始し定時に仕事を終える。出社しようが在宅であろうが心底労働というものを嫌悪していることにあらためて思い至る。私は働きたくない。夕食、蛸とたらことほうれん草のバターパスタ、バゲットとレバーペースト、白ワイン。

部屋のなかでは毎日ラジオばかりを聴いているのだが、聴取している番組に偏りがあるのか先日世を去ったフィル・スペクターの話をしている人が意想外に少ない印象。観測範囲でみっちり言及していたのはピーター・バラカンと山下達郎くらい。

読書。メルヴィル『白鯨』(八木敏雄/訳、岩波文庫)の中巻を途中まで。夜、映画を見る。『オルフェ』(ジャン・コクトー/監督、1950年)。

Tuesday, January 26

朝の音楽、Bicep「Isles」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏肉と蒲鉾と小葱をのせた温かいうどん。

緊急事態宣言下であろうと日常はつづく。読書。メルヴィル『白鯨』(八木敏雄/訳、岩波文庫)のつづき。映画。『白戦秘密地帯』(石井輝男/監督、1958年)を見る。

Wednesday, January 27

朝の音楽、Lande Hekt「Going to Hell」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、焼豚と茹で卵とほうれん草をのせた醤油ラーメン、麦酒。

通勤途中の読書は、藤原ヒロシがJ-WAVEのラジオ番組「JUN THE CULTURE」で紹介していた牧村康正『ヤクザと過激派が棲む街』(講談社)。ドヤ街山谷の話。殺人事件のドキュメントの類を藤原ヒロシが好物であることを知っているのでその選書に意外さを感じることはないが、藤原ヒロシをめぐる一般的なパブリックイメージとはだいぶかけ離れているかもしれない。夜も読書。メルヴィル『白鯨』(八木敏雄/訳、岩波文庫)の中巻を読み終える。

Thursday, January 28

朝の音楽、Palberta「Palberta5000」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、白菜とトマトのパスタ、アールグレイ。夕方、窓の外では雪が舞っている。夕食、白米、白菜と玉葱の味噌汁、鯖の刺身、味付け海苔、しらす、きゅうりの糠漬け、麦酒。身体が寸毫怠いので早めの就寝。

Friday, January 29

一月は毎年長く感じる。朝の音楽、Dorrey Lyles「My Realized Dream」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、無印良品のカレー(スパイシーチキン)。無印良品のカレーは自由が丘にお店のあるにしきやが製造していることを文春オンラインの記事で最近知る。夕食、ローストチキンとディルとディジョンマスタード、玉葱とパセリのコンソメスープ、バゲットとレバーペースト、麦酒。読書。メルヴィル『白鯨』(八木敏雄/訳、岩波文庫)の下巻、『図書』2月号(岩波書店)を読む。

Saturday, January 30

朝食の準備をしながら聴いたArlo Parks「Collapsed In Sunbeams」がよかった。朝ごはん、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、オムライス、茹でたブロッコリー、アールグレイ。

近所のスーパーマーケットで食料品の調達を済ませてから、自転車に乗って周遊。図書館で本の返却と貸出を済ませて一旦自宅に戻って、ふたたび出かける。洗足池公園まで自転車を漕いで近くにあるAOI COFFEEで珈琲豆を買う。いい陽気。公園では緊急事態とは一体なんだろうかと疑義を挟みたくなる長閑な光景が広がっていた。帰りがけ「いま住んでいる場所からいちばん近いブックオフは、本の売場はほかのブックオフと同様でさしたる特徴はないのだが、DVDの棚をのぞくと、ゴダールがあり、トリュフォーがあり、ブレッソンがあり、ロメールがあり、アンゲロプロスがあり、キェシロフスキがあり、ランズマンの『ショア』まであるという、独特の充実ぶりを発揮している」と2017年の日記に記しているそのブックオフに久方ぶりに出向いてみると、前回ほどの充実さは失われていたがトリュフォーがありファスビンダーがありエリセがあった。勢いに任せてトリュフォーのDVDボックスを買ってしまう。散財。

自宅に戻ってバスクチーズケーキと珈琲のおやつののち映画鑑賞。『教授とわたし、そして映画』(ホン・サンス/監督、2010年)を見る。

夕食、海鮮丼(鮪たたき、鮪漬け切り落とし、しらす、生卵、小葱)、白菜とほうれん草の味噌汁、麦酒。畠山美由紀のラジオ番組「Travelin’ Light」(Fm yokohama)のなかでKARL南澤が、フィル・スペクターの直接/間接の影響下にある邦楽曲としておニャン子クラブ「ウェディングドレス」と中島みゆき「悪女」とタンポポ「王子様と雪の夜」をかけていたのが面白かった。

Sunday, January 31

朝の音楽、Yu Su「Yelllow River Blue」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとカボスドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

フィル・スペクター特集のピーター・バラカン「ウィークエンドサンシャイン」(NHK-FM)を聴いたら、湯浅学が普通にリクエストメールをだしていた。

快晴。自転車に乗って自由が丘へ。IDÉE SHOPの最上階にあるBAKE SHOPが移転のため今月末で閉店してしまうと知ったので、最後にパンをテイクアウトする。移転先は砧方面とのことなので通うにはやや難しい距離。そのあとピーコックの上階にあるユニクロを覗くとこちらも2月末に閉店のこと。閉店ばかりの街の風景。自由が丘デパート内のこ豆で珈琲豆を買ってから、ブックオフに立ち寄る。TODAY’S SPECIALの開店時間までの時間潰しのために赴いたはずが、何冊か手にとるうちに合計で5000円以上の出費となる。TODAY’S SPECIALで台所用品を買って、田園調布に向かう。ナショナル田園、ESPRIT、プレッセを巡って食材を補強する。

読書。田中拓道『リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで』(中公新書)と竹中治堅『コロナ危機の政治 安倍政権vs.知事』(中公新書)を読む。夕食、ミートソースドリア、ブロッコリーとベーコンのニンニク炒め、かぶのコンソメスープ、赤ワイン。