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Monday, December 28

朝の音楽、John Patitucci「Irmãos De Fé」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、サニーレタスとトマトのサラダとフレンチドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、negombo33監修のポークビンダルー、林檎。晩ごはん、鯖の刺身としらすと生卵とかいわれをのせた海鮮丼、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、きゅうりの糠漬け、麦酒。

曇天からの小雨のち晴れ。感染症の収束はいまだ見通せず。現在の状況は「つなぎ」として内閣総理大臣をやっている人には荷が重すぎるのではないかと思う。

読書。『UP』1月号(東京大学出版会)、『図書』1月号(岩波書店)、吉田秀和『音楽のよろこび』(河出書房新社)、中元崇智『板垣退助 自由民権指導者の実像』(中公新書)を読む。『UP』掲載の川添愛の連載が絶好調。夜、映画を見る。『拳銃は俺のパスポート』(野村孝/監督、1967年)。

Tuesday, December 29

朝の音楽、Ledisi「The Wild Card」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダとフレンチドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。晩ごはん、白米、油揚げと小松菜の味噌汁、豚肉の塩麹炒めとみつば、蛸と長葱とわさび、麦酒。

自転車に乗って買いもの。多摩川の河川敷を少し走ってから、田園調布駅ちかくの富澤商店で買いもの。洋菓子店SAVEURの様子を窺いに向かうもすでに年末年始のお休みで入店できず。また年明けに。環八通り沿いにあるナショナル田園に立ち寄り、ほかのスーパーではあまり売ってなさそうな食料品を買う。お隣のベーカリー、Le Tokyo French Bakery Espritでパンドミを買う。自由が丘まで自転車を走らせて、TODAY’S SPECIALで片手鍋と小皿を買う。リュックの中身がいっぱいになってこれ以上の買いものは不可能になったところで一旦帰宅。帰宅後すぐにふたたび出かけて近所のスーパーでスパークリングワインと日本酒を買う。ついでに日用品と食料品の買いものも済ませる。買いものに時間をとられて昼ごはんを食べるタイミングを逃した。

日経平均株価の終値がバブル景気後の最高値を更新。根拠薄弱な憶測で乱高下を繰り返し、はたして株価が景気の指標として使いものになるのか疑わしくなるような一年だった。

夜、読書。ふかわりょう『世の中と足並みがそろわない』(新潮社)を読む。

Wednesday, December 30

朝の音楽、スカート「アナザー・ストーリー」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、サニーレタスとほうれん草とトマトとベーコンのサラダとフレンチドレッシング、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、おかかのおにぎり、小松菜と長葱の味噌汁。晩ごはん、鮪の刺身とたたきと蛸としらすと生卵をのせた海鮮丼、油揚げとほうれん草の味噌汁、きゅうりの糠漬け、麦酒。

雨の降る朝。年末年始は寒波襲来とのこと。珈琲を淹れてから雑誌の整理をする。豆はプシプシーナ珈琲のもの。本棚から『FUDGE』のバックナンバーを抜き取ってパラパラめくる。昼すぎにTEAPONDのミルクキャラメルの紅茶とポッキーをお供に映画を見る。『ニノチカ』(エルンスト・ルビッチ/監督、1939年)を鑑賞。

『MONOCLE』の姉妹版のような雑誌『KONFEKT』が刊行されたので、少し前に注文したものの待っていてもなかなか届かず、ちゃんと出荷されたのかいまいち不明瞭で、感染症拡大中のヨーロッパの物流はそれなりに混乱してそうだし、そもそもいまはクリスマス休暇中だろうしで、年が明けたらメールで問い合わせようと思っていたら、昨日届いた。届くものである。

日中はそこまで寒くはなかったが、夜は強風が吹きつける。風の音がうるさい。

Thursday, December 31

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、しぶそばで購入した年越し蕎麦とのるるん蒲鉾のセットをつかって鶏肉とみつばと蒲鉾をのせた温かい蕎麦、メロゴールド。晩ごはん、リオナソーセージのステーキ、ベビーリーフとブロッコリーとゆで卵とトマトのサラダとイタリアンドレッシング、バゲットと鶏むねチキンペースト、スパークリングワイン。

一気に冷え込んだ朝、ベランダにでてガラス窓を拭いて洗濯物を干す。東京は快晴でこれぞ冬の寒さという気候で清々しいが、全国的には大雪で大変なことになると天気予報は伝えている。珈琲を淹れてキットカットをお供に年の瀬から年明けに読む本を選ぶ。豆はJubilee Coffee and Roasterのコロンビア。

メッセージは伝わらない。感染症専門筋の発するメッセージは、同居する人間同士での食事および会話の禁止はあまりに非現実的なので、せめてそれ以外の人間と食事をすることは朝昼夜どのタイミングだろうと厳禁ということだと思うが、直截そう云うとあまりに乱暴なので控えめな言葉に翻案してメディアにのせている。消毒をしようがマスクをしようが他人と食事をする風景を想像すれば接近して喋る回数が増加するのはあたりまえだし、そのぶん感染リスクが増えるのもまた自明であるけれど、メッセージは適切に伝わっていない模様。というより、人それぞれさまざまな事情や価値観があり、メッセージをあらゆる人びとが自発的に実践するのは困難なのかもしれない。そうなると国家権力をもって実践させる方法しか選択肢がなくなってしまうのだが。東京都の感染者数は順調に1300人超え。

2020年はSpotifyで音楽をよく聴いた。音楽配信サービスは現在を追うのにも過去を掘るのにも使えるが、もっぱら前者を活用しつづけた一年で、複数回聴いたつまりは印象に残ったアルバムをメモランダムとして以下に列挙。順不同。


Patience / Sondre Lerche
PASSION / 原摩利彦
Three. Two. One. / Lennon Stella
HAYAMA NIGHTS / ナツ・サマー
Lianne La Havas / Lianne La Havas
Women In Music Pt. III / Haim
Simulcast / Tycho
GoGo Penguin / GoGo Penguin
30 / YeYe
Debussy – Rameau / Víkingur Ólafsson
The Dancing Devils of Djibouti / Groupe RTD
WAVE / SPECIAL OTHERS
Bach: Goldberg Variations / Lang Lang
Folklore / Taylor Swift
Introspection / Angela Muñoz
One Night / Mr President
Beethoven: Symphony No.6,”Pastoral” & Schönberg: Verklärte Nacht / Les Pléiades
5EPs / Dirty Projectors
LIVE AT FUNKHAUS / Alice Phoebe Lou And Band
Future Nostalgia / Dua Lipa
Gaslighter / The Chicks
Preludio / Fabiano Do Nascimento
Voices / Max Richter
My Echo / Laura Veirs
Healing Is A Miracle / Julianna Barwick
Ella: The Lost Berlin Tapes / Ella Fitzgerald
Zan / Liraz
Seeds / jizue
Serpentine Prison / Matt Berninger
La Ofrenda / Cribas
Octogono / Rodrigo Carazo
Sunset In The Blue / Melody Gardot
The Pianoman At Christmas / Jamie Cullum
On Vacation / Till Bronner & Bob James
Plastic Bouquet / Kacy & Clayton, Marlon Williams