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Monday, June 15

朝の音楽、Lady GaGa「Chromatica」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、素麺、温泉卵、冷奴、ほうれん草のおひたし、麦酒。

天気予報は真夏のような気温になることを予測していたが、そのとおり外は不快な暑さ。会社近くの図書館で本を借りる。通勤の道中、自宅の本棚から抜きだした高階秀爾『フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで』(講談社学術文庫)を再読する。夜も読書。エレン・フライス『エレンの日記』(林央子/訳、アダチプレス)を読む。最近はアルコールに頗る弱くなったので、晩になるとすぐに眠くなってしまう。

Tuesday, June 16

朝の音楽、GoGo Penguin「GoGo Penguin」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、豚肉のステーキ、クレソン、レモン、バゲット、赤ワイン。

通勤途中の読書。鷲田清一『<ひと>の現象学』(ちくま学芸文庫)を読む。夜、夕餉のあとは本を読むか映画を見るかの選択をすることになるのだが、今宵は本を選ぶ。十川幸司『フロイディアン・ステップ 分析家の誕生』(みすず書房)を読む。

Wednesday, June 17

朝の音楽、Ted Poor「You Already Know」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、鮭ごはん、茄子とほうれん草の味噌汁、赤魚の干物、卵焼き、麦酒。

絶好のピクニック日和の好天だが、終日労働。読書。清岡卓行『アカシヤの大連』(講談社文芸文庫)を読む。映画。『そして誰もいなくなった』(ルネ・クレール/監督、1945年)を見る。

Thursday, June 18

朝の音楽、Kassa Overall「I Think I’m Good」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、鶏肉と茄子とピーマンと赤パプリカのパスタ、バゲット、白ワイン。

帰り道、小雨が降る。読書。ロナルド・H・コース『企業・市場・法』(宮澤健一、後藤晃、藤垣芳文/訳、ちくま学芸文庫)を読む。映画。『透明人間』(ジェイムズ・ホエール/監督、1933年)を見る。

Friday, June 19

朝の音楽、Model Home「14」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、トマト、トーストとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、素麺、麦酒。

朝から梅雨模様。雨。読書。藤枝静男『田紳有楽・空気頭』(講談社文芸文庫)を読む。映画。『グレン・ミラー物語』(アンソニー・マン/監督、1954年)を見る。

ヴェラ・リン死去の報せ。新型コロナウイルス感染拡大の渦中における、エリザベス女王による「We will meet again」の歌詞を引用したスピーチを聴くまで、イギリスにおいてヴェラ・リンという歌手がどういう存在なのかをまるで知らなかった。

Saturday, June 20

朝の音楽、Alfa Mist & Emmavie「Epoch」を聴く。

朝ごはん、オムレツ、ミニトマト、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、バゲットとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムとグリーンリーフと鯖缶とチーズのサンドイッチ、珈琲。晩ごはん、鶏肉とトマトのバジルソースパスタ、サニーレタスとサラダほうれん草とコーンのサラダ、レモン、バゲット、SPRING VALLEY BREWERYの麦酒「496」。

過去放送分の再放送がつづいていたNHK-FMの「ゴンチチの世界の快適音楽セレクション」がリモート収録で再開している。

映画特集の『& Premium』8月号(マガジンハウス)を読む。昨今は、外出自粛下における雑誌制作の困難っぷりを確認するために雑誌を渉猟しているところがある。巻末にある岡本仁の連載「果てしのない本の話」を読んで、鈴木るみこが亡くなっていることを知った。インターネットで固有名詞を検索語として確認してみたら、他界したのはずいぶん前のことだった。

梅雨晴れ。昼前に自宅の玄関をでて、電車を乗り継ぎ、「ピーター・ドイグ展」を見るために竹橋の東京国立近代美術館に向かう。感染症拡大の防止策として日時指定制を導入しているのはいいのだが、チケットぴあでそれなりに面倒な手続きを経る会員登録を済ませなければならず、さらにはコンビニでのチケット発券を要するハードルの高さで、おまけに手数料と発券料まで取られるという嫌がらせのようなシステムを採用している。むしろ「手数」料はこちらが貰うべきではと思う面倒さである。余裕があれば当日券も発売するとのことだが、混雑状況が読めないので不要な賭けをする羽目になり、それもまた面倒である。たんに整理券を発行するだけのシステムになぜできなかったのだろう。あまりに面倒なので展覧会に行くのを諦めるという層も一定数でそうで、もっともそれだと混雑しないから感染症対策としては有効に機能することになるが。

チケットをめぐる不満はともかく、展覧会自体は絵画の豊穣な可能性を感じさせる素晴らしいものだった。図録を買う。収蔵作品展「MOMATコレクション」と企画展「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」も見てまわる。

パレスサイドビルのスターバックスでゴロッとイチゴフラペチーノを買って、皇居の周りに沿って東京駅まで歩く。東京駅から有楽町駅までの一駅を山手線で移動。有楽町ルミネで買いもの。MARKS & WEBでハンドソープを買って、富澤商店でクッキングシートを買って、成城石井で調味料を買って、UNITED ARROWSで服を買う。セール中なのでUNITED ARROWSはそれなりに混んでいた。セール対象外の商品を買う。東急プラザに移動して、久世福商店で調味料を買う。往復の電車内では駅構内においてあるフリーペーパーを二冊読む。『メトロミニッツ』7月号(スターツ出版)と『SALUS』(東急)。ひさしぶりに東京の街を歩いた一日。12489歩。

Sunday, June 21

夏至。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、オレンジジュース、珈琲。朝のサラダに使うドレッシングを渡り歩いているのだが、ここ最近は直江屋権兵衛のイタリアンハーブドレッシングに落ち着いている。昼ごはん、鶏ハムとツナとコーンとサニーレタスとチーズのサンドイッチ、珈琲。おやつ、唐津レモンケーキ、珈琲。晩ごはん、北欧風ミートボール、ブロッコリーと人参とズッキーニとアスパラガスとミニトマトのサラダとマヨネーズソース、赤ワイン。

曇りときどき雨。図書館に本の返却と貸出に向かい、帰り道に花屋でソリダゴ、黄色のバラ、芍薬、ドウダンツツジを買う。近所のスーパーで食料品の調達を済ませてから、自宅で映画鑑賞。『パリのランデブー』(エリック・ロメール/監督、1994年)を見る。夕方、ラジオを聴きながら、ピーター・ドイグ展の図録を読む。