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Monday, June 8

朝の音楽、Aksak Maboul「Figures」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、キャベツとベーコンとミニトマトのパスタ、炭酸水。晩ごはん、ちらし寿司、小葱のお吸いもの、緑茶。

近い将来の実体経済を反映しているようにはとても思えないが、株価はそれなりに回復している。

郵便受けに『UP』6月号(東京大学出版会)が届く。山口晃の妻がつくった、画伯の落書きを載せているインスタのアカウントがあると知る。

夜、レコードを聴きながら読書。『沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉 II 青春の言葉たち』(岩波書店)を読む。選んだレコードはElsie Bianchi「The Sweetest Sound」。

Tuesday, June 9

朝の音楽、Alexis Ffrench「Dreamland」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、白米、油揚げと小松菜の味噌汁、佃煮、豚肉の和風玉葱ソース炒め、人参のピクルス、ブロッコリー、温泉卵、緑茶。

朝から外は暑いのでジャケットを携えずに出勤したら、会社の冷房が強すぎて、体調を悪化させかねない寒さだった。

読書。W・G・ゼーバルト『目眩まし』(鈴木仁子/訳、白水社)を再読する。

Wednesday, June 10

朝の音楽、Johanna Summer「Schumann Kaleidoskop」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムとサニーレタスとチーズのサンドイッチ、アイスコーヒー。晩ごはん、鶏ハムと小松菜とミニトマトのピリ辛そうめん、緑茶。

本日も夏のような陽気。午後半休。会社帰り、図書館に立ち寄ってから、自宅で読書。『沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉 III 陶酔と覚醒』(岩波書店)を読む。一本映画を見る。『アリバイなき男』(フィル・カールソン/監督、1952年)。ふたたび読書。山本貴光+吉川浩満『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 古代ローマの大賢人の教え』(筑摩書房)、マルグリット・デュラス+フランソワ・ミッテラン『デュラス×ミッテラン対談集 パリ6区デュパン街の郵便局』(坂本佳子/訳、未來社)を読む。

Thursday, June 11

朝の音楽、Nikolayeva Tatiana「J.S. Bach: The Art of Fuge, BWV1080」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムとサニーレタスとチーズのサンドイッチ、珈琲。晩ごはん、ソーセージ、玉葱とキャベツの白ワイン蒸し、サニーレタスとサラダほうれん草、レモン、バゲットとフムス、白ワイン。ひさしぶりにお酒を飲んだらワイングラスを割ってしまう。

梅雨入り。読書。五十嵐太郎『建築の東京』(みすず書房)を読む。『みすず』誌上での連載をまとめたものなので、事実上の再読。つづけて、野口雅弘『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』(中公新書)を読む。ウェーバー読解というより、ウェーバーの与えた影響がどのようなものであったかに力点がおかれている。

ウェーバーに好意的な論者は、もし彼がもう少し長生きして、ヒトラーの独裁を目の当たりにしたら、徹底的に抵抗したことだろう、という言い方をすることが多い。そして私も基本的にこれに近い考えをもっている。しかし、たとえそうだとしても、第一次世界大戦後の新しい政治レジームを構想しているときのウェーバーがかなり危なっかしいということは、否定できないだろう。そしてウェーバーを簡単にその後の「ドイツの独裁」と同一視して切り捨てたり、またその反対として礼賛したりできないということは、彼の投げかけた問題がいまだに継続しているということの証でもある。

Friday, June 12

朝の音楽、Becca Stevens「Wonderbloom」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムとサニーレタスとチーズのサンドイッチ、ブロッコリー、人参のピクルス、珈琲。晩ごはん、豚肉と小松菜とキャベツとミニトマトのピリ辛そうめん、麦酒。

クラシック音楽の新譜をいくつか。Nicolas Horvath「The Unknown Debussy: Rare Piano Music」、Anna Fedorova「Rachmaninoff Piano Concerto No. 1」、鈴木雅明「J.S. Bach: Toccatas, BWV910-916」を聴く。

読書。古川隆久『建国神話の社会史 史実と虚偽の境界』(中央公論新社)を読む。夜、映画を二本。『ポリー・マグー お前は誰だ?』(ウィリアム・クライン/監督、1966年)と『He Walked by Night』(アルフレッド・L・ワーカー、アンソニー・マン/監督、1948年)を見る。

Saturday, June 13

朝の音楽、 Gary Bartz & Maisha「Night Dreamer Direct-to-disc Sessions」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉とサニーレタスとチーズのサンドイッチ、赤黄パプリカのピクルス、珈琲。晩ごはん、鶏肉と茹で卵と小葱と海苔をのせた味噌ラーメン、麦酒。

いまだ振り込まれない特別定額給付金は、賃貸マンションの更新料で消えてしまいそう。

終日雨降り。読書。高橋英夫『五月の読書』(岩波書店)、千葉文夫『ミシェル・レリスの肖像 マッソン、ジャコメッティ、ピカソ、ベイコン、そしてデュシャンさえも』(みすず書房)、小山俊樹『五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」』(中公新書)を読む。途中で、映画を一本。『レネットとミラベル/四つの冒険』(エリック・ロメール/監督、1986年)を見る。

radikoのタイムフリー機能で佐藤オオキとクリス智子の番組「CREADIO」(J-WAVE)を聴く。最近ではローソンのデザイン刷新をかんして賛否両論あるらしい(ということは詰まるところ批判が多いということだが)nendoの佐藤オオキだけれど、デザインをめぐる好き嫌いはともかく、彼の話はおもしろいと思うので毎回楽しみにして聴いている。あと個人的に、佐藤オオキのキャラクターはちょっと他人とは思えないところがある。

Sunday, June 14

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムとサバとサニーレタスとチーズのサンドイッチ、珈琲。サバは「Ça va(サヴァ)?缶」を使用。晩ごはん、ソーセージとトマトと玉葱のパスタ、アスパラガスの塩茹でと温泉卵とフレンチドレッシング、ピスタチオ、赤ワイン。

曇天ときどき小雨。ふたつのスーパーを渡り歩いて食料品の調達を済ませ、途中、図書館で本の返却と貸出をおこなう。読書。清水穣『デジタル写真 イメージの本性』(東京大学出版会)を読む。つづけて『&Premium』7月号(マガジンハウス)。特集は「使い勝手のいい、台所と料理道具。」。このての特集で紹介される台所の写真を凝視しても油汚れが写っていることはまずない。撮影前にどれくらい掃除をしまくっているのかが気になる。

夜、「村上RADIO」(TOKYO FM)を聴く。「(あくまで)個人的な特選オールディーズ」特集。ステイホームで放送中の「山下達郎のサンデー・ソングブック」(TOKYO FM)では、山下達郎はじしんのライブ音源をかけつづけているので、ひさしぶりにラジオからオールディーズが流れるのを聴いた。「村上RADIO」と「Barakan Beat」(InterFM)は時間帯がかぶるので、どちらかをradikoのタイムフリーで聴くことになり、後追いで聴いた「Barakan Beat」でピーター・バラカンが吾妻光良 & The Swinging Boppersの曲をかけて、YouTubeで吾妻光良トリオの無観客ライブを見ることができると教えてくれる。早速視聴してみると、吾妻さんがマスクをつけたり外したりしながら歌っている。