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Monday, May 11

朝の音楽、Trace Mountains「Lost in the Country」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ほうれん草とベーコンのパスタ、炭酸水。晩ごはん、ざるうどん、冷奴、枝豆、ホタルイカの沖漬け、麦酒。

本日の最高気温は30度という初夏を通り越して真夏日の予報。夕方、窓を開けると夏の匂いがする。

夜、映画鑑賞。『幌馬車』(ジョン・フォード/監督、1950年)を見る。

Tuesday, May 12

朝の音楽、Monday「Room for All」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、豚肉とほうれん草のパスタ、炭酸水。晩ごはん、白米、小松菜の味噌汁、揚げ茄子、豚肉とにんにくの胡麻油炒めとかいわれ、麦酒。

急な暑さのせいか身体が怠い。自宅に籠る時間が長くなることで世間的にはアルコール中毒者の数が増加するのではないかと懸念されているが、個人的には体調がずっと芳しくないこともあって、酒量はむしろ減っている。

雑誌と映画。『FUDGE』6・7月合併号(三栄)を読む。『ウィンチェスター銃’73』(アンソニー・マン/監督、1950年)を見る。『FUDGE』が合併号になっているのはコロナウイルス感染拡大にともなう外出自粛の影響で次号作成が困難な状況にあるためと思われるが、誌面では一切そのことが触れられていない。ファッションスナップに添えられたリード文でも「おうち時間」という語彙が頻出するくらいで、後年再読した場合、時代背景を念頭におかなければ、誌面上から社会状況を察するのは高度な読解力が要求される代物になっている。

Wednesday, May 13

朝の音楽、Buscabulla「Regresa」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、豚肉のステーキ、サラダほうれん草、スナップえんどう、レモン、炭酸水。晩ごはん、白米、ほうれん草と絹ごし豆腐の味噌汁、豚肉の生姜焼き、スナップえんどう、麦酒。

本日は活字に目をとおす気分になれず、夜は映画を見る。『荒野のみな殺し』(ジョゼフ・ウォーレン/監督、イタリア)。マカロニウエスタン。邦題のとおり皆殺しだった。

Thursday, May 14

朝の音楽、SPECIAL OTHERS「WAVE」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ピーマンと赤黄パプリカのレモンパスタ、炭酸水。晩ごはん、白米、ほうれん草の味噌汁、たこわさ、豚肉と玉葱の醤油炒め、麦酒。

朝の散歩。マスクをしてランニングする人の黒マスク着用率の高さに目がいく。ランナーのあいだでドレスコードでもあるのだろうか。帰りがけにコンビニで『GINZA』6月号(マガジンハウス)を買う。東京特集の『GINZA』。銀座について書いている記事で、中沢新一が一見もっともらしいけれどよく読むとてきとうなコメントをしている。

現代日本人の美意識がもっとも洗練されたかたちに造形されており、魅力にあふれる。京都とは違い欧米の最先端の洗練と競いながら自己造形しなくてはいけない宿命があります。その緊張感こそがいい。ただ、不動産所有権が錯綜しているためなのか、バラバラなムードも否めない。ほっておくと時代から取り残される危うさも感じています。奇しくも、いまは人との「ふれあい」よりも「ディスタンス」が求められる社会。銀座が育んできたちょっとすました気取りの文化は、また新しい価値を持つようになるかもしれませんね。

本と映画。本棚から展覧会図録を数冊。『アメリカの伯父さん』(アラン・レネ/監督、1980年)を見る。

Friday, May 15

朝の音楽、Imaginary Softwoods「Annual Flowers in Color」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、キャベツと赤黄パプリカとベーコンのパスタ、炭酸水。晩ごはん、焼豚と茹で卵とブロッコリーとサラダほうれん草と海苔をのせた醤油ラーメン、麦酒。

雑誌を二冊買う。渋谷・表参道・原宿特集の『OZ magazine』(スターツ出版)とクラシック音楽特集の『BRUTUS」(マガジンハウス)。『OZ magazine』で小宮山雄飛が「ホフディランの」という説明一切なしに「レモンライス東京」のオーナーとしてコメントしている。

夜、映画鑑賞。『長く熱い週末』(ジョン・マッケンジー/監督、1980年)を見る。

Saturday, May 16

朝の音楽、haruka nakamura「スティルライフ」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、トマト、ミルクブレッドとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉の赤ワイン煮込み、サラダほうれん草、レモン、白ワイン。晩ごはん、ベーコンとピーマンと玉葱のレモンリゾット、麦酒。

終日雨模様。映画を三本見る。『真昼の決闘』(フレッド・ジンネマン/監督、1952年)、『ザ・シシリアン 復讐の挽歌』(フェルナンド・ディ・レオ/監督、1976年)、『囚われの美女』(アラン・ロブ=グリエ/監督、1983年)。

LIXILがギャラリーと出版の事業を終了するとのこと。LIXILギャラリーにおける刊行物から、自宅の本棚にある『木瓦と葱ぼうず ロシア・ノルウェー・フィンランドの木造建築』『鉄川与助の教会建築』『中谷宇吉郎の森羅万象帖』『鉄道遺構 再発見』を再読。

Sunday, May 17

朝ごはん、スクランブルエッグ、豚肉とほうれん草の塩胡椒炒め、ミルクブレッドとバター、ヨーグルト、紅茶。昼ごはん、白米、油揚げとほうれん草の味噌汁、豚肉と茄子の醤油炒め、緑茶。晩ごはん、ミートボールのトマト煮込み、ブロッコリー、麦酒。

朝から日差しが降りそそぐ。開店と同時に近所のスーパーで食料品の調達をし、自宅に戻って音楽を聴く。ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団によるモーツァルトの交響曲。

映画。『ミラノカリブロ9』(フェルナンド・ディ・レオ/監督、1971年)を見る。

夕方、散歩のついでに花屋に寄る。ドウダンツツジ、デルフィニウム、ヒペリカムを買う。