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Monday, December 16

中島敦『南洋通信』(中公文庫)を読む。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフ、胡桃とレーズンのパン、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、骨付き鶏肉とキャベツと玉ねぎとほうれん草のスープ、シュトレン、赤ワイン。

夜、radikoで「村上RADIO」を聴く。村上春樹は早食いであると知る。ずいぶん前から早食いの著名人一覧をつくりたくて情報収集しているのだが、基本的に自己申告の話であり、かつ早食いであることを表明する機会は稀なものだから、なかなか一覧化できないでいる。

Tuesday, December 17

曇天ときどき雨。MUBIでボリビア映画。キロ・ルッソ『Viejo Calavera』(2016年)を見る。

どこにでも登場する堀江敏幸だが、本日はJ-WAVEのクリス智子の番組「GOOD NEIGHBORS」にゲスト出演している。中央公論新社から刊行された『戸惑う窓』が10月に文庫化されたらしく、それにからめて窓の話をしているのだが、この人が極悪人の詐欺師だったら被害者が続出するのではないかと思う、相変わらずの巧みな話術に感心する。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフ、トースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、白米、ちりめんじゃこ、豆腐とほうれん草の味噌汁、鯵のひらき、レモン、麦酒。

夜、Bright Eyes「A Christmas Album」を聴く。

Wednesday, December 18

朝、ランドセルを背負った女の子が、岩波文庫の夏目漱石『吾輩は猫である』を片手にもっていて驚く。読んでいるのだろうか。

いま流行の「#忘年会スルー」のはずが日程調整の策略に失敗し、部署の忘年会に出席する羽目になる。会社では生活感のない不思議ちゃんというあつかいなので、酒席にていろいろ質問を受けるが、誰にでもわかるような言葉で説明をするのに困難を感じる。

Thursday, December 19

有給休暇。映画を二本見る。ダグラス・サーク『心のともしび』(1954年)とエレイン・メイ『マイキー&ニッキー』(1976年)。夕方、広尾へ。EMON Photo Galleryで横浪修の写真展「ASSEMBLY III」を鑑賞。「caffè Michelangelo」で晩ごはん。

夜、『柄谷行人浅田彰全対話』(講談社文芸文庫)を読む。ここのところ柄谷行人は「全対話」本をつぎつぎと刊行しているが、どういう意図があるのだろう。終活だろうか。

Friday, December 20

加藤陽子『天皇と軍隊の近代史』(勁草書房)を読む。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフ、トースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、会社近所の寿司屋にて。東京駅ちかくの「STAND T」でクラフトビールを飲んでから、ライトアップされた丸の内の街並みを見物する。晩ごはん、「resonance」にて。飲んで食べる。

Saturday, December 21

映画を二本見る。フリッツ・ラング『復讐は俺に任せろ』(1953年)とクリスティアン・ナイビイ『遊星よりの物体X』(1951年)。

京都旅行に持参したものの結局読まずに終わった『The FORECAST』をめくりながら、青葉台駅に向かう。青葉台駅のクリスマスイベントで東急線キャラクターのるるんのグッズを買う。駅からバスに乗って「中古レコードのタチバナ」へ。今年最後のレコード漁りかもしれない。4枚買う。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、トマト、サニーレタス、レモン、バゲット、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、青葉台の「富士㐂」でとんかつ。晩ごはん、「銀のさら」の寿司、豆腐のお吸いもの、麦酒。

Sunday, December 22

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、トマト、サニーレタス、レモン、バゲット、ヨーグルト、珈琲。細川亜衣『朝食の本』(アノニマ・スタジオ)を読む。セバスティアン・ホフマン『Halley』(2013年)を見る。

昼間、渋谷スクランブルスクエアの食料品売場で、チキンやらケーキやらサラダやらを買う。クリスマスを、キリストの生誕を祝うわけでなく、おいしいものをたくさん食べるイベントとして消化しているので、ある意味異端派である。