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Saturday, August 4

目黒区美術館で「フィンランド陶芸 – 芸術家たちのユートピア」を鑑賞。情報量の多さにおののく。パラティッシの生みの親、ビルゲル・カイピアイネンの作品を観ることができて感激。

ブリッツ・ギャラリーで「テリ・ワイフェンバック+ケイト・マクドネル Heliotropism」を観る。テリ・ワイフェンバックはずっとファンだが、今回初めて知ったケイト・マクドネルの写真もよかった。2人展のタイトルは「Heliotropism」だけど、ケイト・マクドネル自身の作品タイトルは「Lifted and Struck」で、これはケイト・マクドネル本人が多大な影響を受けたというアニー・ディラードの著書『ティンカー・クリークのほとりで』の一節から取られている。アニー・ディラードは読んだことがないのだけど、『八本脚の蝶』に何度か出てきて記憶に残っていて、会場にはこの原書が一緒に並べられていた。これはもう読むしかない。ギャラリーの方とお話したら、アニー・ディラード好きの方にぜひいらしてほしいんです、拡散してください、とのことでした。

Sunday, August 5

今夜は村上春樹がラジオをやるということで皆騒然、わたしもワクワクして聴いた。とてもよかった。聴きやすい語り口に最高の選曲。週に一度とは言わないが、クリスマスイブの沢木耕太郎みたいに、年に一度でもやってくれたらなあ。

由比ヶ浜にクジラが打ち上げられたとのこと。