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Tuesday, July 24

材木座海岸にて、鎌倉花火大会を楽しむ。はずが、あまりに風がないため打ち上げられた花火の煙が充満したままで肝心の花火が見えない。まったくといっていいほど見えない。最後までずっと。ただ鎌倉まで、大汗をかきに行ったようなものだった。涙。帰りの電車で、Twitterで早速この花火大会をテーマに繰り広げられていた大喜利を楽しめたのが救いである。

Wednesday, July 25

『近頃なぜかチャールストン』(岡本喜八監督、1981年)を観る。この映画、大好きだ。

Friday, July 27

アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断片』(須賀敦子訳、河出書房新社)読了。訳者あとがきに津田新吾さんの名前があって胸を突かれる。表紙のラルティーグの写真が最高である。

Saturday, July 28

ギリシャで発生した火災でアンゲロプロスの自宅が全焼してしまったことを知る。貴重な資料や献本された書物、そして映画人文化人たちとの書簡もすべて焼失したとのこと。なんてこと…、言葉もない。