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Monday, June 24

梅雨空。西野智彦『平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで』(中公新書)を読む。晩ごはん、焼きそば、麦酒。『歩け走るな!』(チャールズ・ウォルタース/監督、1966年)を見る。夜、The Cadillacs「Speedoo」を聴く。

Tuesday, June 25

鹿子生浩輝『マキァヴェッリ 『君主論』をよむ』(岩波新書)を読む。

かつては、マキャヴェッリが現代にも通用する普遍的なメッセージを発しているか、あるいは、普遍的な真理を語っていると考えられていた。しかし、彼は、彼の時代の政治的課題に向き合っていたのであるから、そのような解釈には無理がある。

晩ごはん、タコとトマトとほうれん草のパスタ、鰹のたたきと胡麻ドレッシングのサラダ、赤ワイン。

夜、Elvis Presley「Love Me Tender – The Greatest Hits」を聴く。

Wednesday, June 26

草薙奈津子『日本画の歴史 近代篇 狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで』(中公新書)を読む。

誤解を恐れずにいえば、日本画は本来「美しいものをより美しく描く」のです。具体的な思想や精神を伝えるものではないのです。ですから美しく表現する、時にはちょっと驚かせる、などということに心血を注いだのです。

Thursday, June 27

会社帰りにスタバで簡単な食事をとり、雑誌を読む。『FUDGE』『CLUÉL』『&Premium』『Casa BRUTUS』『BRUTUS』『POPEYE』『OZ magazine』など。

夜、Chris Cohen「Chris Cohen」とFaye Webster「Atlanta Millionaires Club」を聴く。

Friday, June 28

所用のため有給休暇を取得する。ほうぼうで諸手続きを済ませて神経がどっと疲れたので、帰りに新宿のタワーレコードに立ち寄って気分転換。Natural Four「Heaven Right Here on Earth」とThe Swingle Singers with The Modern Jazz Quartet「Place Vendome」を買う。レコードで欲しいと思っていた二枚があっさり見つかる。帰りの電車で『図書』7月号(岩波書店)を読む。

Saturday, June 29

梅雨空。鬱屈した天気のつづく東京に較べて、この時期のヨーロッパはいい陽気だろうなと思ったら最高気温40度に迫る狂った天候がつづいているという。

レコードをかけながら読書。石田英敬+東浩紀『新記号論 脳とメディアが出会うとき』(ゲンロン)を読む。

晩ごはん、鶏肉とかいわれをのせたうどん、鰹のたたき、麦酒。

Sunday, June 30

雨。レコードと読書。池上英洋『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)を読む。