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Monday, April 15

人生厄介なことはいろいろ起こるので、登場人物がじぶんよりずっと厄介なことになっている小説を読んで気を紛らわせる。ドストエフスキー『罪と罰』(工藤精一郎/訳、新潮文庫)の上巻を読む。

晩ごはん、豚肉のステーキとマスタード、サニーレタスとサラダほうれん草とミニトマトと紫玉ねぎのサラダ、バゲットとオリーブオイル、赤ワイン。長らくドレッシング難民がつづいていたのだが、ここ最近は成城石井で買った「鹿児島壺造り黒酢と淡路産玉葱のドレッシング」を気に入って使っている。

夜、The Swingle Singers with the Modern Jazz Quartet「Place Vendôme」を聴く。レコードで欲しいアルバム。

Tuesday, April 16

ノートルダム大聖堂が大炎上している。

夜は会社の歓迎会に出席のため、文化的な活動はなにもできず。

Wednesday, April 17

『罪と罰』の上巻を読み終え、つづけて下巻に突入。

晩ごはん、スナップエンドウと卵炒めとそぼろ肉の三色丼、舞茸と長ねぎのお吸いもの、白菜の漬物、麦酒。

夜、The Anita Kerr Singers「By Your Side」を聴く。

Thursday, April 18

『MONOCLE』5月号が届く。前号からドイツのハンブルクで印刷されるようになって、発売日にちゃんと届くようになった。

晩ごはん、鶏ハムとほうれん草とトマトのパスタ、赤ワイン。

夜、Quarteto Em Cy「Pardon My English」とO Tao Do Trio「Uns Caetanos」を聴く。

Friday, April 19

朝起きたらスマホのアプリ「The Economist Espresso」でニュースをチェックするのが日課となっているのだが、本日の更新がされないなと思っていたらイギリスは祝日だった。グッドフライデー。

『罪と罰』の下巻を読み終える。ひさかたぶりに目をとおした『罪と罰』、シベリア流刑になったラスコーリニコフを描くエピローグの存在をすっかり忘れていた。老婆の殺害を自首するところで物語についての記憶が止まっている。

晩ごはん、焼豚と長ねぎとかいわれと卵をのせた醤油ラーメン、白菜の漬物、麦酒。

池袋で87歳の老人が運転する自動車が暴走し、多くの死傷者を出す惨事に。自動車という移動装置がエゴイスティックで野蛮きわまりないのは、他者に危害を加える恐れのある運転している当人がいちばん死なないように設計されていることだ。

Saturday, April 20

「世界の快適音楽セレクション」を聴きながら家事と雑用を済ませて、外出。新宿駅で手に入れた東京メトロのフリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)の内容がほぼJ-WAVEわっしょいだった。新宿東口の三国一で鴨ねぎうどんを食べてから、タワーレコードに立ち寄り、ゴダールが表紙を飾っているフリーペーパー『intoxicate』を入手する。新しくできたレコード売場をのぞくと、広々として選びやすい。大抵のレコード店の狭苦しい感じがあまり好きではないので、こういう店の存在は喜ばしい。中古レコードの価格設定もわりと穏当な様子。レコードを4枚購入。無印良品と紀伊國屋書店に立ち寄ってから自宅に戻る。

「心地よく暮らす人が、習慣にしていること。」というどうかと思う特集を組んでいる『&Premium』(マガジンハウス)をぱらぱら読んでいたら、山本祐布子と香菜子と佐藤オオキが順繰りにでてきて、前のふたりが白湯を飲んでるそばから、佐藤オオキが度を超えたいかれたミニマリストぶりを披露している。

晩ごはん、骨つき鶏肉の酒蒸し、マスタード、サニーレタスとレモン、バゲットとオリーブオイル、赤ワイン。

Sunday, April 21

図書館に寄ったついでに、モスバーガーでテイクアウトして公園で食べる。

晩ごはん、牛肉のソテー、きゅうり、トマト、ベビーリーフ、麦酒。

スリランカで大規模なテロが発生。