Sunday, August 13
ワルシャワ
曇り。
[朝]ホテルのレストランにてバイキング
・ワルシャワ蜂起博物館
驚くほどの長蛇の列。もちろん中も混雑。1時間ほど並び、30分ほど見学して退出。
・ワルシャワ国立美術館
ハンガリーの写真史を概観した企画展、ケルテス、キャパ、ブラッサイというお馴染みメンバーの作品に加えて現代の作家たちの作品も数多く観ることができ、充実していた。展覧会ポスターが美術館の敷地内に何枚か貼られているのだけど、それも、どれもセンスがよかった。
トラムで旧市街方面に移動。もうトラムに乗る機会も残り少なくなってきた。街中ではスターバックスをよく見かける。記念にマグでも買おうかなと思ったものの、こちらはセンスがいまいちで、残念。
[昼]Podwale 25にて、ピエロギ、ピクルス、ビール
・ワルシャワ近代美術館
現在観られるのは通路沿いの展示だけで、量としては、ギャラリーの展示程度。しかし目的は、展示よりむしろBookoffという名のミュージアムショップだ。今回の旅では、以前、六本木のAXISで見つけてその存在を知った、『USTA』という雑誌を買い漁る、という目的もあった。日本で買うとなるとかなりお高いので。しかしこれまで訪れた美術館のミュージアムショップではことごとく最新号しか置かれておらず、バックナンバーを集めるという目論見は達成されずにいた。ポーランドのNADiff的存在と思しきBookoffであれば揃うかなと思ったのだけど、通常の号とは異なる判型のMOOKのような号しかなかった。でも、何も手に入らないよりはいい。結局手に入れたのはこれと最新号のみ。Bookoffは、訪れる客層もNADiff的だった。
[夜]Polkaにて、ジューレック、ビール
ついにポーランド最後の夜が来てしまった。再度、ジューレックを食べて満足し、お店を出て旧市街広場を歩く。旅が終わる。クラクフ中央広場ほどの迫力はないけれど、この旧市街広場も強い印象を残す場所だ。旧王宮の正面で開かれているクラシックコンサートや風船売りのおじさん、シャボン玉で遊ぶ子どもたちが、旧王宮に設置されたオレンジ色のイルミネーションに照らし出される。さよならワルシャワ。ホテルに戻って眠る。