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Tuesday, August 8


クラクフ(オシフィエンチム)

快晴。

[朝]ホテルのレストランにてバイキング

・アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館

アウシュヴィッツ訪問を再訪。人生で2度も、それも夏と冬にこの場所を訪れることができるとは思いもしなかった。クラクフ中央駅からバスに1時間半揺られて到着。ものすごい混雑。冬は閑散としていたのに。学生も多い。ガイドツアーが始まるまで食堂にてアイスを食べる。この場所に蓄積された時の重なりを想うと、アイスを食べるというごく普通の行為に対してさえ、何というか、何とも説明のつかない気持ちがこみ上げる。

今回初めて、アウシュヴィッツ博物館公式日本人ガイドの中谷剛さんのツアーに申し込んだ。20人ほどの日本語ツアー参加者とともに収容所跡地をめぐっていく。中谷さんの説明は、問題提起をしつつもその答えを出したり押し付けたりすることはせず、各々にまかせるという理想的なもので、かつ解りやすく、非常によかった。申し込んでよかった。行かれる方にはおすすめします。ビルケナウは初めて訪れた。圧倒的な広大さに半ば呆然としてしまう。ランズマンは博物館敷地に入って、振り向いて、あの画を撮った。

[夜]Gruzińskie Chaczapuriにて、ジョージア(グルジア)料理。ナンみたいな生地で挽肉を包むラヴァーシュ、付け合せのキャベツの酢漬け、ヒンカリ、付け合わせのラタトゥイユ、ビール、ジョージアの赤ワイン

クラクフに戻り、夕食。初めてKasztelanというポーランドビールを飲んだ。