Monday, May 9
日本史の復習を古代からやるも蘇我氏あたりで次第に食傷気味になってきたので、中世あたりまで時代をすっ飛ばして、岩波新書にて刊行中の「シリーズ日本中世史」に飛びつく。近藤成一『鎌倉幕府と朝廷』(岩波新書)を読んだ。
朝食、目玉焼き、スナップエンドウ、トーストとブルーベリージャム、珈琲。昼食、弁当。夕食、きのことほうれん草のアンチョビパスタ、サニーレタスとかいわれとコーンのサラダ、赤ワイン。
Tuesday, May 10
トリストラム・ハント『エンゲルス マルクスに将軍と呼ばれた男』(東郷えりか/訳、筑摩書房)の訳者あとがきで、大月書店の『マルクス=エンゲルス全集』にオンライン版があることを知る。大月書店のホームページで内容を確認すると、会員登録して年間利用料を支払う仕組みのよう。全巻を参照できる「全巻会員」とは別に、『資本論』と『剰余価値学説史』を閲覧できる「資本論会員」なるものが存在するのだが、「資本論会員」ってなに。
夏目漱石『門』(岩波文庫)を読む。漱石の小説に関しては『坊っちゃん』あたりにはまるで関心がわかず、読んでいると暗澹とした気分になる後期の作品が好ましい。
朝食、ピザトースト、サニーレタス、珈琲。昼食、弁当。夕食、砂肝とパプリカのパエリア、新玉葱と紫玉葱とアボカドのサラダ、ビール。
Wednesday, May 11
四方田犬彦『母の母、その彼方に』(新潮社)を読了。これは好意的な意味で言うのだが、わたしのなかで四方田犬彦は「放っておくといくらでも書く人」である。
朝食、目玉焼き、ソーセージとほうれん草のグリル、バゲット、珈琲。昼食、弁当。夕食、豚肉のきつねうどん、ビール。
Thursday, May 12
『1980年代』(斎藤美奈子、成田龍一/編、河出書房新社)を読了。やや総花的な内容の本書のなかで、80年代には北九州の田舎にいた平野啓一郎の話がいちばんおもしろかった。斎藤美奈子と成田龍一の編集は80年代の経済分析が欠落しているのだが、意図的なのだろうか。「プラザ合意」という語彙があまりでてこない80年代本。この本を読みながら、そのむかしNHKで放送された80年代特集のことを思い出して、ネットで検索してみると動画がYouTubeに存在する ((1999年6月12日NHK教育 「ETVカルチャースペシャル オンリー・イエスタデイ 80年代 1 “こころ”はどこへいったのか」))。田中康夫のインタビューではじまる1999年の番組なのだが、宮崎学が「ピストルで撃たれた」という80年代特集とはおよそ似つかわしくないことを語っていたのはよく覚えている(もっとも地上げ屋の話なのできわめて80年代的なのだが)。すっかり忘れていたが、番組を見返してみたら見田宗介が喋っていたり、山田五郎が武田正彦(本名)として出演していたり。
朝食、ベーコンポテトドッグ、珈琲。昼食、弁当。夕食、白米、油揚げと長葱の味噌汁、すりおろし胡瓜と冷奴、紫玉葱、ぶり、ビール。
Friday, May 13
朝食、チーズトースト、胡瓜と人参のサラダ、茹で卵、珈琲。昼食、和幸でとんかつ。夕食、近所のカフェで。エコノミスト誌を読む。
Saturday, May 14
代々木公園のタイフェスに参戦。午前10時が正式な開始時間だが、9時半くらいに到着するともうすでに始まっている雰囲気。代々木公園でタイ料理を食べてしばらく微睡んでいると、だんだん頭痛がひどくなる。自宅に戻って死んだように眠る。
Sunday, May 15
頭痛は治って、炊事洗濯のいつもの日曜日。
いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』(講談社学術文庫)を読む。文庫化にあたって「学術文庫」に入れたのは講談社の見識である。
朝食、ソーセージ、玉葱、ピーマン、ミニトマトのグリル、チーズトースト、ヨーグルト、珈琲。昼食、豆腐バーガー、カツサンド、アボカド、赤ワイン。夕食、蒸餃子、蛸とパプリカとサニーレタスのサラダ、わかめスープ、ビール。