Monday, May 26
きのうは花屋で芍薬のつぼみを5輪買った。店長さんは2〜3日でひらくと思います、と言っていたけれど、今朝起きたらすでに1輪花ひらいていた。我が家は温暖気候。
ラジオは他に流す曲ないんか、っていうくらいここ数ヶ月Pharrell Williamsの「Happy」ばかりかけているけれど、まだまだ大丈夫、飽きない。この曲、大好き。反復反復。ファンクだよファンク。しかしピーター・バラカンまでがかけたのにはちょっと驚いた。
『装苑』(文化出版局)7月号が届く。表紙と巻頭ページで能年玲奈が自作のお洋服を着て登場しており、とても素敵な出来映えで感心してしまう。わたしも洋服つくりたい欲がムクムクわいてきた。洋裁、とんとご無沙汰だ。シンプルなトップスに、それ、どこに売ってるんですか?! という感じの一風変わったテキスタイルのスカートの組み合わせ、かれこれ20年くらい好きだ。いまでも、そのスカート、どこに売ってるんですか?! っていうスカートはいてますよね、とよく言われ、わたしは得意気にしている。
まったくあなたは洋服の話をしているときがいちばん楽しそうだね、と大学生のとき友人に言われたけれど、その頃から、世界4都市すべてのコレクションをチェックして、誰がどのメゾンを手がけているのかをひとりでコツコツ調べる作業を始めた。大学時代に始めたこと、やったことで、じぶんなりに誇れること、それだけかもしれない。
昔の時代の布は素晴らしい。模様も個性豊かだし、何より芯からピンと張りのあるものが多く、ものがいい。わたしがはいているスカートの半分近くは祖母が母につくったもので、そのおさがりになるのだけれど、これだけ年月が経っても、まだまだ着られる。驚くほど寿命が長い。
Tuesday, May 27
きょうは、夫以外で初めて、undose(ウントエーゼ)のバッグを持っている男性を見かけた。白のシャツとベージュのパンツをさらっと着こなし、右肩にあの素敵なバッグをかけて、とてもお洒落だった。
Saturday, May 31
月に一度の美容院のあとは、六本木と広尾でギャラリーをめぐる。オオタファインアーツで久門剛史「Quantizeクォンタイズ」、ワコウワークスオブアートでフィオナ・タン、Zen Foto Galleryで尾仲浩二「twin boat 」、アラタニウラノで小西真奈「Reflection」、山本現代でニコラ・ビュフ「ポーリアの悪夢」。その後、渋谷クラブクアトロで吾妻光良 & The Swinging Boppersのライブ。安定の、大盛況。
Sunday, June 1
じぶんが偏愛している映画がスクリーンでかかると知るや、毎度毎度駆けつけてしまうという病にかかっておる。タルコフスキーの『鏡』とか、カネフスキーの『動くな、死ね、甦れ!』とか、ダネリヤの『モスクワを歩く』とか、イオセリアーニの『田園詩』とか、なんだかロシア映画やグルジア映画が多いけれど、ほかにも何本か。そのうちの一本が相米慎二監督の『東京上空いらっしゃいませ』(1990年)。本当にもう、どうしてくれよう、というくらい大好きな作品。午前中、神保町シアターまで観に行き、歌い踊る ((とはいえ、歌は小笠原みゆきの吹き替え。)) スクリーンの中の牧瀬里穂に見とれた。
映画の後は三省堂で、米田知子『After the Thaw 雪解けのあとに』、平野紗季子『生まれた時からアルデンテ』、安野モヨコ『オチビサンのひみつのはらっぱ』、ジョーン・G・ロビンソン『[特装版]思い出のマーニー』を購入。
夜は大学時代の仲間たち20名ほどで、かなり久しぶりに同窓会的な飲み会。皆、外見がほぼまったく変わっておらず、やや拍子抜け。