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Monday, October 14

諸事情により外出できず、一日自宅。近所へ買い物には出かけた。トルコ桔梗と白いスプレーバラを買った。夜は『メリエスの素晴らしき映画魔術』(セルジュ・ブルンバーグ、エリック・ランジ監督、2011年、フランス)を鑑賞。

Tuesday, October 15

夕ごはんはベーコンとパプリカとグリーンリーフのあさりのパスタ、赤ワイン。食後に『冬物語』(エリック・ロメール監督、1991年、フランス)を観る。

Wednesday, October 16

午前4時頃、南関東が暴風域入り。雨風続く。午前4時半、強い風が吹き、雨が舗道をさーっとわたっていった。ラジオではひっきりなしに台風情報を流している。わたしはまだ五部袖に素足で過ごしている。

Thursday, October 17

佐藤信介監督が学生時代だったか大学卒業直後だったか、つまりインディペンデント時代に撮った『月島狂奏』(1994年)を、夏のうちに観ておきたいと思ったものの観れずじまいでいたので、もう秋になってしまったけれどやっぱりまだ観たくて、観た。12年ぶりくらいに。併せて『正門前行』(1997年)も観る。こちらは冬に観てもいいね。いずれも、いい映画。

Saturday, October 19

朝、卵オープンサンド、ヨーグルト、珈琲。つぶしたゆで卵にみじん切りにしたチャービルを混ぜてみた。バタートーストにチャービル入りの卵をのせ、仕上げにチャービルの葉をちらす。

8月から病み続けている目がまたじりじりと悪化し、ついにきのう痛みで涙がとまらず危機感をおぼえたため朝一番で眼科へ。帰りに本屋でスヌーピー特集の「芸術新潮」10月号と「MOE」11月号を買う。あと小津特集の「ユリイカ」も。病院から帰ってきて、近所にできた新しいカフェに行ってみた。品数の多さ、お料理の美味しさに驚いた。まさかこんないいカフェがこのあたりにできるとは思わなんだ。楽しみがひとつ増えた、ような。

映画を2本観る。『情婦』(ビリー・ワイルダー監督、1957年、アメリカ)、『わたしたちの宣戦布告』(ヴァレリー・ドンゼッリ監督、2011年、フランス)。

夜は、レトルトのピザ、いんげんとエリンギのバター醤油炒め、ペリエ。

Sunday, October 20

朝、エビカツサンド、グリーンリーフのサラダ、ヨーグルト、珈琲。出してもらった目薬のおかげで目はだいぶ良くなったけれど、まだ少し痛む。しばらくまた眼鏡生活だ。

雨の中、美容院へ。コンタクトレンズをせずに美容院に行くのは10年ぶりくらいだろうか、そんな細かいことにこだわるじぶんも嫌だけれど、コンタクトをしていないと鏡に映るじぶんが見えなくて、いまどんな感じに髪の毛が切られているのがわからないのが非常にじれったく、わかるにせよわからないにせよまかせるしかないのだが、体調も優れないし、美容院はキャンセルしようかと思ったけれど前髪が伸びてきてうっとおしいのでやはり行くことにした。美容師さんと、お互い、間違いなくお会計できてたかしら? と不安になるくらい帰りがけまでおしゃべりに夢中になってしまった。

新宿でお昼にお蕎麦を食べ、本屋に寄るも、身体が怠くてたまらず早々に撤収。本をいろいろ見ようと思っていたのに、がっかりだ。帰宅してしばらく眠る。昼寝はやはり嫌だ、病人風情に拍車がかかる。それにしても身体が重く、横にならないと辛い。夜、少し回復して、ソーセージとザワークラウトを食べる。