Sunday, August 11
長旅という非日常に向かってジャンプするには、長い助走期間がある。ジャンプするエネルギーも要る。助走期間の終盤、蓄えられたエネルギーを一気に放出する時、緊張は極限まで高まって神経は疲弊する。それがちょっと病的にひどい時がある。こんなに旅に出たい、と常々思って生きているのに。人間を旅行好きと旅行嫌いに分けたら、絶対旅行好きのほうに入るのに。わたしは基本的に、非常にのんきな人間だが、じぶんがのんきであることを知っているがゆえに、非常にいつも緊張して生きている。それをこれからどれだけ克服できるかが課題という気もする。
Published: August 11, 2013