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Monday, June 17

『みすず』(みすず書房)で原武史が「日記」の連載を開始というので、鉄道の話ばかりしているんだろうと思って読みはじめたら、やはり鉄道の話ばかりしていた。

Saturday, June 22

最近はもうほとんど、週末のために生きている。週末原理主義。原美術館のカフェダールで遅めの昼食を済ませてから、展覧会「ソフィ カル 最後のとき/最初のとき」を見る。最初の部屋に入った瞬間、この作風どこかで見覚えが……、協力にギャラリー小柳の名前があったので小柳でいつか見たかなあと数秒間記憶の糸をたぐりよせた結果は、去年二月豊田市美術館での「みえるもの/みえないもの」展だった。記憶と視覚をめぐる作品群をじっくりと見てまわる。夕方、六本木に移動して、サントリーホールで小曽根真とゲイリー・バートンのコンサート。ゲイリー・バートンのヴィブラフォン捌きがばっちり堪能できる2階のいい席(逆に小曽根真のピアノのタッチは確認できない場所だが)。セットリストは以下のとおり。
・Aflo Blue / M.Santamaria
・I hear a Rhapsody / G.Fragos, J.Baker
・Remembering Tano / G.Burton
・Le Tombeau de Couperin / M.Ravel
・Sol Azteca / M.Ozone
・Fat Cat / M.Ozone
・Ital Park / M.Ozone
・Stompin at B.P.C / M.Ozone
・Time Thread (for Bill Evans) / M.Ozone
・Suite “One Long day in France” / M.Ozone
・Popcorn Explosion / M.Ozone