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Wednesday, January 30

夕方、原美術館で「MU[無] ペドロ コスタ&ルイ シャフェス」展とあわせて、港千尋の講演を聴く。前日に予習として読んでおいた『ヴォイドへの旅』(青土社)の中身にも軽くふれつつ、ヴォイド(空虚)をキーワードに彫刻と建築をめぐる洞察が披露される。予習のおかげで理解が深まる。予習大事。

Thursday, January 31

タル・ベーラは寡作な作家なので、本日『倫敦から来た男』(2007年、ハンガリー/フランス/ドイツ)を見終えたことにより、まだ見ぬおもな監督作品は残すところ『サタン・タンゴ』くらい。

Saturday, February 2

渋谷のマウントレーニアホールで吾妻光良 & The Swinging Boppersのライブ。前回このホールで聴いたのは2010年のエルメート・パスコアール。振り幅が大きいな。ドリンク代として別途500円払わされた挙げ句にビールという名の淡麗が出てくるクアトロとは違って、おなじ金額でもマウントレーニアホールはちゃんとしたビールを注いでくれるのでうれしい。

Sunday, February 3

ちゃんとしたビールを注いでくれたがために、二日酔いで苦しい。飲むのはやめとこう。午後、ふらふらしながら東京都現代美術館に赴きMOTアニュアルを鑑賞。坂本龍一の「アートと音楽」展はあまりの行列だったのでパスして帰宅。