
Monday, February 2
朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
長谷川和彦の死去を知る。身体の怠さを感じて体温を計ると微熱があるので、急遽午前中を有給休暇にして、午後在宅勤務とする。わかり易く発熱するのでもなく、風邪の酷い症状に悩まされるのでもなく、微妙な困苦を招く原因不明の微熱。奇病ふたたび。常備薬の解熱剤から「イブスリーショットプレミアム」を服用する。仮眠。
昼食、弁当。夕食、豚肉と白菜のトマトリゾット。読書。昨日読んだフランツ・ヘッセル『ベルリン散歩』(岡本和子/訳、法政大学出版局)の訳者跋文に、つぎのようなくだりがある。
本書とベンヤミンの『一九〇〇年頃のベルリンの幼年時代』(1932〜38)を、その細部を比較しながら読むというのは、非常に魅惑的な企てであろう。歳は一回り違うものの、彼らはそれをともに、五十歳にさしかかろうという年齢で書いた。成立にはほぼ十年の隔たりがある。幼年時代のみを切り取ったベンヤミンの作品に対して、ヘッセルの作品には、中年男性の同時代が登場する。
まったく以て意図せずして、その前日に「ジュンク堂書店 池袋本店」でヴァルター・ベンヤミン『一九〇〇年ごろのベルリンの幼年時代 翻訳と解説』(田邉恵子/訳、春風社)を購入したのは、なにやら「本が本を呼んでいる」気がしてくる。しかし『ベルリン散歩』を読んで、ベンヤミンより先に読み返したいと思ったのは、谷口吉郎『雪あかり日記/せせらぎ日記』(中公文庫)で、『ベルリン散歩』はナチスが猖獗を極める直前までの都市の覚書だとすれば、谷口吉郎の記録はそれ以後のベルリン観察記。
郵便受けに、岩波書店のPR誌『図書』が届く。
Tuesday, February 3
微熱から恢復。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。谷崎潤一郎『少将滋幹の母』(新潮文庫)を読む。昼食、弁当。本日は節分だが、豆も恵方巻きも口にせず、夕食は豚肉と白菜と菜の花のお酢炒め。恵方巻きをめぐる食品廃棄の問題を伝える報道を目にしたが、豆まきも地面に豆をぶん投げる行為であることを思うと、節分は食料品を雑に扱う行事である。
東京大学出版会からPR誌『UP』と一緒に図書目録が届く。読書。谷崎潤一郎『鍵』(中公文庫)を読む。
Wednesday, February 4
洗濯と掃除。朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。和田光弘『植民地から建国へ 19世紀初頭まで シリーズ アメリカ合衆国史①』(岩波新書)を再訪。昼食、弁当。「les mille feuilles de liberté」で啓翁桜を買う。夕食、鶏肉と白菜と玉子を添えた温かい饂飩。読書。貴堂嘉之『南北戦争の時代 19世紀 シリーズ アメリカ合衆国史②』(岩波新書)を途中まで。
Thursday, February 5
朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
空気の乾燥する冬晴れがつづく。読書。貴堂嘉之『南北戦争の時代 19世紀 シリーズ アメリカ合衆国史②』(岩波新書)を読む。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、鶏肉と菜の花と白菜の八方だし炒め。読書。中野耕太郎『20世紀アメリカの夢 世紀転換期から1970年代 シリーズ アメリカ合衆国史③』(岩波新書)を読む。
Friday, February 6
洗濯。朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。古矢旬『グローバル時代のアメリカ 冷戦時代から21世紀 シリーズ アメリカ合衆国史④』(岩波新書)を読む。昼食、弁当。会社帰りに図書館で本を借り、スーパーマーケットで食料品を少し買ってから、帰途に就く。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、鮪の刺身と大根のつま、白菜の蒸籠蒸し。
Saturday, February 7
朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
珈琲と本。午前の読書。「みすず書房」の謝恩企画を利用して購入した、ウェンディ・ムーア『サフラジェットの病院 第一次大戦下、女性の地位向上のための戦い』(勝田さよ/訳、みすず書房)を読む。
昼食、お汁粉。曇天模様から、天気予報どおりに雪がちらつく。午後も読書。ハン・ガン『別れを告げない』(斎藤真理子/訳、白水社)を読む。
お八つ。「HOLLÄNDISCHE KAKAO-STUBE」のバウムクーヘン、「TEAPOND」の紅茶。夕方も読書。ヴァルター・ベンヤミン『一九〇〇年ごろのベルリンの幼年時代 翻訳と解説』(田邉恵子/訳、春風社)を読む。
ベンヤミンは「迷宮」をさまよい続ける。「迷う」ための技術を教えた人物が、文筆家のフランツ・ヘツセルだ。1920年代に知己を得たヘッセルとベンヤミンはプルースト『失われた時を求めて』(抄)を共訳している。大都市の速度に逆らうかのようにゆったりと歩を進め、古き良きベルリンの痕跡への注意深く温かなまなざしを持つヘッセルは、ベンヤミンの都市観察やぶらぶら歩きの方法に深く影響を与えている。
夕食、ブロッコリーとキャロットラペとレモンを添えた豚肉と玉葱の洋風炒飯。
ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」(NHKFM)を聴きながら、15年あまりの歳月で溜め込んだ展覧会のチラシなどの「紙もの」を処分するため、整理整頓。先日の「アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち」(東京オペラシティ アートギャラリー)を鑑賞するなかで、過去どこかでアルフレド・ジャーの作品をまとめて見たはずと思っていたところ、2014年に「ヘルシンキ現代美術館」でのことだと判明する。
Sunday, February 8
うっすらと雪が積もる。朝食、目玉焼き、厚切りハムのグリルと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
雪の舞う道程を歩いて、午前8時半頃に衆議院議員総選挙の投票所に赴く。喧しい消費税減税は愚策の極みだと思っているので、ほとんど惰性としての投票行為。近所のスーパーマーケットで食料品を調達する。思いの外、雪の降る勢いが強まる。
昼食、鱈子と白菜のパスタ。映画鑑賞。『第七の封印』(イングマール・ベルイマン/監督、1956年、スウェーデン)を見る。
雑誌と本をまとめて処分する。正確な数字を記録してはいないが、少なくとも100冊以上はゴミ置き場まで運んだと思う。窓の外では雪が舞い、気温は1度に届かない日中だったが、片付けで終始身体を動かし続けていたので、寒いどころかむしろ暑い。
夕食、白米、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、鰤と大根の煮物、貝の磯和え。