
Thursday, January 1
元日。午前4時45分起床。植物の水やりと部屋の掃除。頭痛は恢復せず年を越す。白湯を飲みながら「日本経済新聞」の朝刊を読む。午前6時からNHKFMの「古楽の楽しみ」を聴く。
御節(紅白生酢、田作り、玉子焼き、鶉の卵、莢豌豆、蒲鉾、鮭の昆布巻き、黒豆、白豆、椎茸の煮物、蓮根と金時人参の煮物、結び蒟蒻、柚子釜いくら、海老)、雑煮(鶏肉、芹、長葱、鳴門、餅)。「箔座」と「鈴木鉱泉」によるコラボ商品「金箔コトブキサイダー」を飲む。昨年後半からアルコールの摂取を止めたので、飲酒による体調不良の心配はなくなったが、過食も具合が悪くなる要因なので、箸を付けたのは四分の一程度。ラジオ。ジョージ・カックルと渡辺麻耶の「Midnight Lazy New Year Special」(InterFM)を聴く。
「一保堂茶舗」の大福茶を飲みながら、大晦日に届いた『図書』1月号(岩波書店)を読む。初詣との大義名分で散歩。澄んだ深い青空に富士山の姿が映える。最寄りの神社を参拝。一昨年は「ロト6」の当選を祈願するも空振りに終わり、昨年は「ロト7」に切り替えるも不調だったため、今年は「ロト6」と「ロト7」のどちらでも構わないので当選するように願掛けする。
自宅に戻って読書と喫茶。昨年の暮れに青山の「スパイラル」で購入した、「1988 CAFE SHOZO」の珈琲とジンジャークッキー。辻邦生『鳥たちの横切る空 辻邦生短篇選集 Ombre』(堀江敏幸/編、中央公論新社)、長﨑健吾『柳田國男 計画する先祖たちの神話』(講談社)を読む。読書の途中で御節を摘む。
落日の頃より、自宅にて映画鑑賞。今年3月をもってサービスが終了してしまう「ザ・シネマメンバーズ」から、『恋恋風塵』(侯孝賢/監督、1987年、台湾)を見る。
夕食は、御節と雑煮の残り、蜜柑、「キリン」のラガーゼロ。NHKFMでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「ニューイヤーコンサート」を聴く。指揮はヤニック・ネゼ=セガン。読書。谷崎潤一郎『刺青・秘密』(新潮文庫)を読む。今月は谷崎潤一郎を集中的に読み返す予定。頭痛は和らぐ。
Friday, January 2
「ニューイヤーコンサート」のアンコールで「美しく青きドナウ」や「ラデツキー行進曲」が演奏される前に就寝してしまったので、本日の早朝「聴き逃し配信」の機能を使ってウィーン・フィルの奏でる音楽に、改めて耳を傾ける。朝食の支度。目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。普段の献立に戻る。岸田繁の「THE UNIVERSE」(J-WAVE)を聴く。
読書。読み止しの益田肇『人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか』(岩波書店)を最後まで。菓子とお茶。「ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE」のサブレグラッセと「一保堂茶舗」の紅茶を用意する。
グレン・グールドの奏でるバッハを部屋に流す。読書。江國香織『ブーズたち鳥たちわたしたち』(角川春樹事務所)を読む。
著しく人間関係の希薄な暮らしをしており、久闊を叙することも皆無なので、年末年始における唯一の行事である非直系親族宅訪問をおこなう。陽が落ちて、街が暗くなってから帰宅。ユザーンによる特番「モノミユザーン」(NHKFM)を聴く。ゲストはタモリ。
東京地方で初雪を観測。読書。江國香織『ブーズたち鳥たちわたしたち』(角川春樹事務所)を最後まで。谷崎潤一郎『痴人の愛』(新潮文庫)を途中まで。
Saturday, January 3
晴れ。洗濯。朝食、目玉焼き、豚肉の塩胡椒炒めとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。Chocolat & Akito「EVERYDAY STORY」(α-STATION FM KYOTO)と常盤響「ニューレコード」(LOVE FM)を聴く。
カフェラテを飲みながら蔵書の写真集と画集を眺める。Sylvie Aubenas & Xavier Demange『ELEGANCE The Seeberger Brothers and the Birth of Fashion Photography』(Chronicle Books)、Stefan Bollman『WOMEN Who Read Are Dangerous』(Merrell)。
外出。日比谷線で恵比寿駅下車。昨日今日と展覧会が観覧無料の「東京都写真美術館」を、開館時刻の午前10時丁度に訪れる。鑑賞前に美術館併設のカフェ「フロムトップ」で早めの昼食。野菜のカレーとルーロー飯の合掛、サラダ、日本茶。「作家の現在 これまでとこれから」を鑑賞する。出品作家は、石内都、志賀理江子、金村修、藤岡亜弥、川田喜久治。
「サッポロホールディングス」から「KKR」への不動産事業売却が決まった昨年末の報道を想起しながら、「恵比寿ガーデンプレイス」の商業施設に立ち寄る。「TODAY’S SPECIAL」で調味料を購入。山手線で高田馬場駅まで赴き、東西線に乗り換えて竹橋駅で下車。
「東京国立近代美術館」を訪問。本日の「日本経済新聞」の朝刊に、「政府は国立の美術館や博物館について、収入に占める公費の依存度を引き下げるために数値目標の設定を求める」との記事が掲載されていたが、「東京国立近代美術館」は入場料収入に比して公費収益に頼りまくりである数値上の事実が見て取れる。昨年の夏に開催された展覧会「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」の宣伝が控えめであったのは「予算がなかったから」との寂しい理由なのも頷ける。こちらは素封家ではないので多額の寄付はできないが、美術館に足を運ぶことでささやかながら好事家としての役割を果たす。企画展の「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」を見学。毛利眞美の絵画が印象に残る。ミュージアムショップに立ち寄り、展覧会の関連本を二冊買う。中嶋泉『アンチ・アクション 日本戦後絵画と女性の画家』(ちくま学芸文庫)と高見澤たか子『ふたりの画家、ひとつの家 毛利眞美の生涯』(堂本右美/編、東京書籍)。
東西線で日本橋駅まで。日本橋界隈に土地勘がないので、「日本橋三越本店」に向かうはずが、間違えて「日本橋高島屋本店」に入店してしまう。建物の外を歩けば「箱根駅伝」の沿道の混雑に巻き込まれる。「日本橋三越本店」の5階にある「柴田慶信商店」で、日々の弁当用に大館曲げわっぱを新調する。三越前駅から銀座線で渋谷駅まで。渋谷駅から東横線で田園調布駅まで。「Precce」で食料品を買う。
帰宅。菓子とお茶。「ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE」のサブレグラッセと「FRANÇAIS」のミルフィユと「一保堂茶舗」の紅茶。読書。新潮文庫の谷崎潤一郎を二冊。『痴人の愛』と『春琴抄』を読む。
常備菜づくり。夕食、鶏肉もも肉とキャベツのトマトソース煮込み、オリーブオイルと醤油を添えたアボカドとトマト、バゲット、「L’ARTISAN DU THÉ」のスパークリング飲料。YouTubeに公開されている「作家の現在 これまでとこれから」(東京都写真美術館)の作家インタビュー動画を視聴する。
Sunday, January 4
「国際法」といえば「違反」である。国際法とは違反するためにあるのではないかと誤解したくなる。アメリカ軍がベネズエラの首都を攻撃し、マドゥロ大統領を拘束との報道。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
図書館で本の返却と貸出。「スターバックス」でカプチーノを飲んで休憩。読書。江原慶『資本主義はなぜ限界なのか 脱成長の経済学』(ちくま新書)を読む。食料品の調達のために、普段は午前9時に開店する「東急ストア」に向かうと、年明け初日は午後10時スタートのようで出鼻を挫かれる。
昼食、七草粥、林檎、「一保堂茶舗」の大福茶。読書。高見澤たか子『ふたりの画家、ひとつの家 毛利眞美の生涯』(堂本右美/編、東京書籍)を読む。「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」(東京国立近代美術館)を見るまで、毛利眞美という画家の存在をよく知らなかったのだが、本書を紐解くと、画家の人生のなかに見知った固有名が数多登場する。とても興味深く読む。
喫茶。「ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE」のサブレグラッセと「1988 CAFE SHOZO」の豆で淹れた珈琲。堀込高樹「NEW MUSIC, NEW LIFE」(α-STATION FM KYOTO)を聴く。アイロンがけ。
夕食、玉子と小葱と鳴門と蒲鉾を添えた温かい蕎麦、鬢長鮪の藁焼き、「蕎麦の実 よしむら」の蕎麦茶。