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Monday, December 1

師走。朝食、目玉焼き、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。夏目漱石の小説の読み返しを、今月の課題とする。蔵書から岩波文庫の『吾輩は猫である』を手にとる。

昼食、弁当。夕食、鶏肉と小葱と玉子を添えた温かいうどん、蜜柑。ラジオ番組を二本聴取。沢木耕太郎の「Sound Travelogue~沢木耕太郎、日本を旅する~」(FMヨコハマ)と村上春樹の「村上RADIO」(TOKYO FM)に耳を傾ける。

岩波書店のPR誌『図書』(12月号)を読む。新刊案内を瞥見すると、スーザン・ソンタグの『隠喩としての病・エイズとその隠喩』が岩波文庫として刊行されるとのこと。ジャック・デリダの『他者の単一言語使用』が岩波文庫に入ったときも妙な感触をもったが、スーザン・ソンタグが岩波文庫の一群のなかにいるのも、若干の居心地の悪さを感じてしまう。1980年前後以降の思想的成果を「古典」と呼ぶのには、まだ躊躇いがあるのかもしれない。

Tuesday, December 2

朝食、目玉焼き、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。夏目漱石『吾輩は猫である』(岩波文庫)を読む。小説のなかにでてきた「潸然」という言葉の意味を『大辞林』(三省堂)で調べてみたところ、用例として挙げられているのは『吾輩は猫である』の該当箇所。

昼食、弁当。夕食、白米、菠薐草と玉葱の味噌汁、鰹のたたき、蜜柑、「一保堂茶舗」の大福茶。

読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)のつづき。「ベストオブクラシック」(NHKFM)を聴く。イ・ヒョクのピアノリサイタル。

Wednesday, December 3

朝食、目玉焼き、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。夏目漱石『坊っちゃん』(新潮文庫)を読む。

昼食、弁当。夕食、蛸と菠薐草の炒飯、若布と玉子の中華風スープ、蜜柑、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。

読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)のつづき。「ベストオブクラシック」(NHKFM)を聴く。ダヴィッド・フレイのピアノリサイタル。

Thursday, December 4

朝食、目玉焼き、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。夏目漱石『草枕』(新潮文庫)を読む。

昼食、弁当。冷たい風が吹き、本格的な冬の寒さ。五反田の「ブックファースト」で、辻邦生『竪琴を忘れた場所 辻邦生短篇選集 Lumiere』(堀江敏幸/編、中央公論新社)を買う。

夕食、鶏肉と小葱と玉子を添えた温かいうどん、「キリン」のラガーゼロ。読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)のつづき。「ベストオブクラシック」(NHKFM)を聴く。鈴木愛美のピアノ・リサイタル。

Friday, December 5

朝食、目玉焼き、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。洗濯と掃除。

読書。夏目漱石『倫敦塔・幻影の盾』(新潮文庫)を読む。昨日読んだ『草枕』も新潮文庫で、奥付をそれぞれ確認すると、両者に10年程の時間差はあるとはいえ、『草枕』も『倫敦塔・幻影の盾』も印刷されたのは平成時代である。しかし、同類の商品とは思えないほど文字の大きさが異なる。途中で挟まれた「改版」が、前者は平成17年、後者は昭和43年であることからくる差だと考えられるが、『草枕』の文字は余りに大きすぎ、『倫敦塔・幻影の盾』の文字は余りに小さすぎる。

本日は午前在宅勤務で、午後は半休を取得。昼食、ソーセージと菠薐草のトマトソースのパスタ、サンペレグリノ。

街を歩く。新宿と渋谷で買い物。副都心線の新宿三丁目駅で下車し、「紀伊國屋書店 新宿本店」を訪れる。予約した本を受け取る頼まれごとのため、5階のレジに向かう。軽い気持ちで引き受けた対象のその書籍、ジェーン・バーキン『ジェーン・バーキン日記』(小柳帝/監訳、河出書房新社)は結構な重量の代物で、持ち帰りを選択したものの郵送にしたほうが賢明だったかもしれないと少し後悔する。2階の外国文学のフロアで、ローベルト・ムージル『特性のない男 ウルリッヒとアガーテ』(白坂彩乃、大川勇/訳、松籟社)を買う。抄訳版の新訳。このタイミングを逃すと、ムージルの『特性のない男』に目をとおす機会は永久に来ない予感がするので、購入しておく。ジェーン・バーキンの重い本に加えて、700ページを超える小説を買ってしまった。1階の雑誌フロアで、「写真家が選んだ、最高の旅先」特集の『GENIC』1月号(ミツバチワークス)を購入。平日だが、新宿の街は賑わっている。「NEWoMan新宿」の「AKOMEYA TOKYO」にて、「room’s」のスリッパを買う。山手線で渋谷に向かう前に、「ルミネ新宿」の「TODAY’S SPECIAL」に立ち寄り、「LISARCH」のヘアオイルを買う。

渋谷駅下車。「渋谷スクランブルスクエア」に向かって、「紀ノ国屋」でお茶を買って、「治一郎」でロールケーキを買って、「青山フラワーマーケット」でヒペリカムと薔薇を買う。「渋谷ヒカリエ」に移動し、「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」でシュトーレンを買う。すべての買い物を終えて、帰途に就く。移動中はイヤホンで「ベストオブクラシック」(NHKFM)を聴く。NOVOカルテットによる、ベートーヴェンとショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲。

夕食、白米、菠薐草と玉葱の味噌汁、海鮮丼(目鉢鮪の刺身、玉子、大根のつま、海藻)、林檎、「キリン」のラガーゼロ、「一保堂茶舗」の大福茶。澤部渡の「NICE POP RADIO」(α-STATION FM KYOTO)を聴く。

Saturday, December 6

朝食、半熟卵、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、「治一郎」のロールケーキ、珈琲。洗濯と掃除。『UP』12月号(東京大学出版会)を読む。

ヴィキングル・オラフソンの新譜をSpotifyで聴く。食料品の調達のために、近所のスーパーマーケットまで歩く。自宅に戻って、読書。斎藤真理子『「なむ」の来歴』(イースト・プレス)を読む。

昼食、鱈子と白菜のガーリックパスタ、「治一郎」のロールケーキ、珈琲。読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)を読む。500頁程の本であれば、もはや長いとは思わなくなる程に感覚は麻痺しつつあるが、700頁を超える小説は流石に長い。途中で「村上開新堂」の焼菓子と「一保堂茶舗」の大福茶でお茶の時間。

終日、部屋のスピーカーからはラジオ番組が流れる。Chocolat&Akito「EVERYDAY STORY」(α-STATION FM KYOTO)、常盤響「ニューレコード」(LOVE FM)、ピーター・バラカン「ウィークエンドサンシャイン」(NHKFM)、ゴンチチ「世界の快適音楽セレクション」(NHKFM)、奥田佳道「音楽の泉」(NHKFM)、沖野修也「Tokyo Crossover Radio」(InterFM)、松浦俊夫「TOKYO MOON」(InterFM)、佐藤オオキ・クリス智子「CREADIO」(J-WAVE)。

夕食、白米、明太子、白菜と菠薐草と絹ごし豆腐の味噌汁、焼き魚(真鯵の開き)、大根と柚子の漬物、「キリン」のラガーゼロ。読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)を最後まで。

Sunday, December 7

冬晴れがつづく。朝食、半熟卵、サニーレタスと紫玉葱とミニトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、「治一郎」のロールケーキ、オレンジジュース、珈琲。

近所のスーパーマーケットで買い物を済ませてから、映画鑑賞。『あなたの顔の前に』(ホン・サンス/監督、2021年、韓国)を見る。昼食、「新宿中村屋」のビーフハヤシ、蜜柑、サンペレグリノ。

「LOB COFFEE HOUSE」の豆で淹れた珈琲と「治一郎」のロールケーキ。読書。『GENIC』1月号(ミツバチワークス)を読む。益田肇『人びとの社会戦争 日本はなぜ戦争への道を歩んだのか』(岩波書店)を少し。

夕食、蒸した真鱈と長葱と白胡麻を添えた温かい蕎麦、小葱を添えた「松露」の玉子焼き、刻み海苔と生姜を添えた冷奴、蜜柑、「蕎麦の実 よしむら」の蕎麦茶。