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Monday, October 6

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。五百旗頭真『米国の日本占領政策 戦後日本の設計図』(中央公論新社)を読む。中央公論新社の「中公学芸ライブラリー」と銘打った復刊で、上下巻合わせて税別8000円は流石においそれと買う気にはなれず、図書館で借りる。図書館の予約サイトで確認すると、おもしろそうな内容なのに、誰も予約していない。

ベルチャ弦楽四重奏団の演奏で、ブラームスを聴く。読書。橋川文三『日本浪曼派批判序説』(講談社文芸文庫)を再読する。

昼食、弁当。夕食、鶏肉と玉子と大根おろしと小葱を添えた温かいうどん、大根の漬物。

山口晃『すゞしろ日記』(羽鳥書店)の4巻目が7月に刊行済みだと知ったのは最近のことで、連載元である『UP』(東京大学出版会)でまったく言及がないものだから、こちらのレーダーに引っかからずにいたのだが、10月号の『UP』にてようやく宣伝している。

読書。読みさしの片岡義男『珈琲が呼ぶ』(光文社文庫)を最後まで。若山曜子『作りおきできる フレンチデリ』(河出書房新社)のレシピを読み返す。

Tuesday, October 7

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。五百旗頭真『米国の日本占領政策 戦後日本の設計図』(中央公論新社)の上巻のつづき。

ベルチャ弦楽四重奏団の演奏で、ベートーヴェンを聴く。通勤の読書は、文庫本を携帯。自宅の書架から『保田與重郎文芸論集』(川村二郎/編、講談社文芸文庫)を抜きとって繙読。昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、豚肉とピーマンと茄子のお酢炒め、大根の漬物。

Wednesday, October 8

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。五百旗頭真『米国の日本占領政策 戦後日本の設計図』(中央公論新社)の上巻から下巻へ。

穏やかに晴れる。束の間の秋日和。本日もベルチャ弦楽四重奏団の演奏で、ベートーヴェンを聴く。昼食、弁当。夕食、鶏肉と玉子と大根おろしと小葱を添えた温かいうどん。

読書。柄谷行人『日本精神分析』(講談社学術文庫)を再訪。柄谷行人による、芥川龍之介の短編小説『神神の微笑』を論じた批評文が好きで、偶に読み返す。しかし、フロイトを根拠に論が進む段になると、どこまで本気にしてよいのかよくわからなくなる。

Thursday, October 9

厚い雲が覆う、凄然たる空模様。肌寒い。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。坂口安吾『堕落論』(新潮文庫)を読む。文庫解説は柄谷行人で、題目は「坂口安吾とフロイト」。フロイトの話をしている。

昼食、弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、鶏肉とほうれん草の炒め物。

読書。五百旗頭真『米国の日本占領政策 戦後日本の設計図』(中央公論新社)の下巻を最後まで。楠綾子の解説「アメリカがアメリカだったとき」が、情報の凝縮された内容で、勉強になる。

Friday, October 10

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。坂口安吾『安吾探偵事件帖 事件と探偵小説』(中公文庫)を読む。フロイトの話をしている。

私は精神病者であったゲーテやニイチェやドストエフスキーの作品ばかり読んだり引用したりしているのが、おかしいと思うのである。一番平凡人を書いた人、健全な平凡人の平凡でまた異常な所業を書いた人、チェホフをなぜ精読しないのだろう。本当の人間を書いた人はチェホフであろう。人間の平凡さをこれぐらい平易に描破した人はないが、見方を変えれば、あらゆる平凡人がみんなキチガイで異常性格だと彼は語っているようなものだ。チェホフは古今最高の人間通であろう。環境をきりはなして人間はあり得ないものだ。精神病医の場合は一見特に環境をきりはなして病人を見てはいけないように思われるが、彼らは環境ぬきに、病気だけを見ているのが普通だ。なぜなら病人や病気のタイプは環境ぬきでも分るものだ。人間が分らなくとも病気は治せるものである。精神病のお医者ではフロイドだけは人間を知っていたね。(「フシギな女」)

昼食、弁当。夕食、鶏肉と玉子と小葱を添えた温かいうどん。

ドナルド・トランプの欲望には謎な部分がいろいろとあるが、ノーベル平和賞を欲しがっている様子なのは理解に苦しむ。少しでも斜に構えた眼差しをもつ人物であれば、あんな賞欲しいか? と嘲笑するような代物だと思うのだが、「素直な」トランプは本気でノーベル平和賞を欲しがっているようである。 

Saturday, October 11

朝食、目玉焼き、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

終日小雨模様。外出。山手線で大崎駅下車。雨なのに駅前でイベントをやっていて人が多い。「モスバーガー」で昼食。黒アヒージョベーコンバーガー、ポテト、ジンジャーエール。6年ぶりくらいに「モスバーガー」を訪れたが、ファストフードを食べると胃が凭れてしまう身体になってしまったので、つぎに食べるのも6年後くらいでよい。

山手線の原宿駅経由で千代田線に乗って、乃木坂駅で下車。「国立新美術館」に赴く。「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」を見る。日本における現代美術の近過去を振り返る。ブルガリの展覧会を同時にやっているので美術館は混んでおり、館内のカフェで休憩を目論むも、長蛇の列なので諦める。「ピラミデビル」まで歩いて、「フィオナ・タン Lost Time」(WAKO WORKS OF ART)を見る。

移動中の読書は、中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(講談社学術文庫)。

夕食、白米、玉葱と若布の味噌汁、鰹のたたき、大根のつま、煎茶。

Sunday, October 12

穏やかに晴れる。朝食、茹で卵、ソーセージとマスタード、サニーレタスと胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、イングリッシュマフィンとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

みなとみらい線の元町・中華街駅で下車。午前10時に「ホテルニューグランド」を訪れて、本館1階の「ザ・カフェ」にて、珈琲を飲みながら本を読む。片岡義男『僕は珈琲』(光文社文庫)。片岡義男の相貌について、これまで密かに感じていた印象を、本人がみずから語っていた。

写真の僕はチンピラの要素が濃厚だ、と言うよりも、チンピラそのものではないか。

午前11時に「神奈川近代文学館」に向かい、文学館併設の飲食店「鮨喫茶 すすす」で午餐。「安吾の郷愁のり弁」と焙じ茶。昼食後、企画展「没後70年 坂口安吾展 あちらこちら命がけ」を見学する。会場出口に並んでいた関連本から、坂口安吾『桜の森の満開の下・白痴』(岩波文庫)と坂口三千代『クラクラ日記』(ちくま文庫)を買う。

東横線で渋谷駅まで。田園都市線に乗り換えて三軒茶屋駅で下車。書店「twililight」を訪れる。『わたしのみすず書房』(独立書店ネットワーク)と行司千絵『装いの翼 おしゃれと表現と』(岩波書店)を買う。

夕食、辛子明太子と小葱を添えたお茶漬け。ダイアン・キートンの訃報を知る。